このところ、お天気に恵まれなかった日曜日ですが、
今日は、大丈夫そうです。
今日で7回目の栄養講座。これからは、ビタミンシリーズです。
では、さっそく講義からいきたいと思います。
まずは、ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンA(β-カロテン)の働き
・成長・発育の促進
・皮膚や粘膜の保護・維持(新陳代謝を高める)
・視力を正常に保つ
・細菌に対する抵抗力を増進
ということなんですが、一番は成長・発育に欠かせない栄養素だということ。
β-カロテンとビタミンAの関係
β-カロテンとは、人参の(carrot)橙色から名付けられた食物に含まれる赤橙色の色素の元に
なっている栄養素で、体内で必要に応じてビタミンAに変換され、
残りは、脂肪組織に蓄えられ、抗酸化作用として働く。
β-カロテンのように体内でビタミンAとして働くものをプロビタミンAと呼んでいます。
β-カロテンと緑黄色野菜
野菜は、緑黄色野菜と淡色野菜に分けられますが、
このカロテンを可食部100g当たり、600㎍含む有色野菜に
600㎍には満たないが、食べる頻度が高く食べる量も多いトマト・ピーマンなどを追加したものを
緑黄色野菜といいます。
β-カロテンを多く含む緑黄色野菜:人参・ほうれん草・小松菜・にら・春菊・かぼちゃ
中でも人参は、β-カロテンの含有量が断トツです。
ビタミンAを多く含む食品
肉類で牛肉・豚肉・鶏肉の中では、鶏肉
野菜の中では、緑黄色野菜(人参・ほうれん草・小松菜・にら・春菊・かぼちゃ)
鶏卵では、卵黄
乳製品の中では、チーズ・バター
ビタミンAの留意点
・ビタミンAは、脂溶性ビタミンなので、油とともに取ると吸収がよくなる。
・酸化しやすいので、日光に当てず(新聞紙で包んだり)冷暗所(冷蔵庫)に保存する。
・過剰の摂取は、脳脊髄液の上昇・頭蓋内圧亢進症・皮膚の落屑・脱毛・筋肉痛などの過剰症を起こすことがあるので注意が必要。
というわけで、
今日のレシピは、ビタミンAを多く含む食品を集めてワンプレートにしてみました。
<ビタミンAのワンプレート>
<鶏むね肉のオリーブオイルソテー>
<作り方>
鶏むね肉は、火が通りやすいように包丁で切れ目をいれ、脂分が少ないのでオリーブオイルに漬けて置き、フライパンで両面を色よく焼きます。
こちらもおススメ
<人参のグラッセ>
人参は、とにかくビタミンAの含有量が断トツなので、毎日少量でも取りたいですね。
油で炒めず、茹でる時は、バターを入ればOK!
バターもビタミンAが多いので一石二鳥です。
かぼちゃもおススメなんですが、今は輸入ものだったり、国産もお高いので無理して食べなくても・・・
地産地消、旬の方が栄養価が高いので、夏になったらたくさん食べましょう。
<作り方>
人参は、4cmの長さの食べやすい大きさに切って、水200CC・砂糖大さじ1.5・バター大さじ1・塩少々で柔らかくなるまで煮る。
<小松菜のチーズソテー>
昨日は、ほうれん草より小松菜が安かったので・・・(笑)
<作り方>
1.小松菜150gは、茹でて冷水に取って4cmの長さに切る。
2.フライパンに油を熱して、小松菜を炒め、チーズを加えて絡める。
チーズを加えて、ビタミンAがUP!
<茹で卵>
卵は、白身より黄身の方が、ビタミンAの含有量が多いです。
一方、黄身はコレステロールも多いので、ご注意下さいね。
でも、一日2個くらいなら大丈夫です。
こんな感じで、ビタミンAを多く含む食品を覚えて下さいね。
これから、この他のビタミンについても
わかりやすいようにワンプレートでまとめていきたいと思います。
<ei-recipe栄養講座> こちらも参考にしてくださいね。
次回は、ビタミンBについてです。
お楽しみに・・・
では、今日もおいしい一日をお過ごしくださいね(*^_^*)
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