今日3月3日は、ひな祭り。
五節句の2番目となる上巳の節句です。
うちは女の子がいないから何もしないの・・・という方にも
実は、もともとの由来は女の子だけのものではなかったんです。
というわけで、本来は今日ですが、我が家も昨日お膳を作って春を寿ぎました。
大人ふたりなので、あまりかわいらしい演出はしてませんが・・・
こんなお稲荷さんを作ってみました。
<飾り稲荷3種>
<材料 2人分>
すし飯・・・2合分
稲荷揚げ・・・12分
写真上から
(A)
ひじきの煮物・・・大さじ1
いんげん・・・2本
(B)
カニ肉・・・大さじ3
卵・・・1個
菜の花・・・穂先4個
(C)
高菜の漬物・・・大さじ1
白ごま・・・小さじ1
海老・・・4尾
梅干し(はちみつ漬け)・・・大1個
<作り方>
1.すし飯は3等分して、1つにひじきの煮物、1つにやかなの漬物と白ごまを混ぜる。
このように4等分しておくと詰めやすいです。
2.稲荷揚げは、詰めやすいように中を開いておく。
3.②に①を詰め、稲荷揚げの縁を外側に折り返す。
4.それぞれに具をトッピングする。
(A)茹でたいんげんを斜め切りにして飾る。
(B)カニは甘酢に漬け、卵は炒り卵にして、茹でた菜の花を飾る。
(C)海老は殻を取って茹で、梅干しは種を除いて4等分しのせる。
どれも他のお料理の使い回しで簡単!
お子さまから大人まで、パーティにもおススメ・・・
3月3日が桃の節句といわれるようになったわけ・・・
(1)
今から約1700年前の古代中国では、季節の変わり目に邪気が入りやすいと考えられていて(節分も同じ)、この日に人々が水辺に集まって穢れを流し、無病息災を願う厄払いの行事が行われていた。
(2)
その習慣が遣唐使(奈良時代頃)によって日本に伝えられ、平安時代には「上巳の祓い」として宮中行事となり、草木や紙な土で人形(ひとがた)を作り、それに穢れを移して川や海に流すようになった。
(3)
平安時代の貴族の女の子の間で、ひいなという人形を使った「ひいなあそび」が流行して、
「大きなものを小さくする、小さくてかわいらしいもの」という意味の「雛」になり、それが現在のおままごとの始まり。そして、室町時代頃から、今のような豪華なお雛様が作られるようになった。
(4)上巳の節句が五節句に加わったには徳川時代からで、男の子の端午の節句に対して、女の子の雛祭り、桃の花が咲く時期なので桃の節句といわれるようになった。
というわけで、最初から上巳の節句=ひな祭りではなかったんですね。
桃・白・緑は・・・
桃=桃の花が咲く時期と重なるほか、邪気を払う力があると考えられていた。
白=雪・純潔
緑=よもぎの芽吹き・生命力
という意味が込められているそうです。
いづれにしてもお子さまの健やかな成長と無病息災を願うことには変わりありませんね。
五節句については こちらを参考にしてくださいね。
では、今日もおいしい一日をお過ごしくださいね(*^_^*)
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