竜王戦決勝トーナメント、昨日お知らせしたように藤井四段が勝ちました。

ここで、一つの局面に絞って、子どもたちの観戦をご紹介しましょう。

 

この局面、ご覧ください。

39手目、藤井4段が飛車を3筋にスライドしたところです。

ここで、子どもたち、声を上げます。

「これ、△2七角で、飛と金にあたるよ」

「そしたら、▲3九飛で大丈夫」

「いや、それで△4九角成で、▲同飛でも、△3八金だよ」

「あっ!」

子どもの予想は、次の図です。

ここで、僕が聞いてみました。

「じゃあ、この局面から、藤井四段が勝ちそうと思う人、手を挙げて」

そしたら、なんと、1人、伊藤健介くん。

以外はみんな増田さん有利を予想。

「でも、僕達が考えつくことを藤井さんが考えないわけがない」

「うん、だから、ワナかも」

「うん、だから、増田さんも△2七角といかないかも」

 

と、こんな議論が。

 

そしてですよ。

そして、結局、この予想通りに。

 

てな感じで、観戦は進んだのであります。

 

すごいなあ、子どもたち。

この様子もテレビ放送されるかもしれないなあ

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