昨日とおとといの記事をお読みでない方は下のリンクからどうぞ。
ある日のコッツウォルズドライブ(1)
こちらの建物はケルムスコット村、テムズ川の近くにあります、チューダー朝様式のファームハウス
「ケルムスコット・マナー(Kelmscott Manor)」
(↑こちらでは日本語での情報が見られます)
といいます。
この名前にに聞き覚えがある、という方もいらっしゃるかもしれません。
以前の私のブログで、あるガストロノミー・パブのメニューの中に「ケルムスコット農場で
放し飼いにされたポークのリブステーキ、ポテトのグラタン、りんごのフォンダンと
カリカリベーコン添え」、というメニューをご紹介いたしました。そのケルムスコットです。
このガストロノミー・パブのお料理はとても美味しかったですよ。ご覧になる方は↓からどうぞ。
さぁ、話をケルムスコット・マナーに戻しましょう。
このケルムスコット・マナーは、地元でとれたライムストーンを使って1570年に建築され、
現在は英国政府のグレードⅠの歴史的建築物として登録されています。
そして、こちらに住んでいた有名な人物というのが、アーツ&クラフツ運動や叙事詩
「地上の楽園」を書いた「ウィリアム・モリス」です。
こちらは楽天市場で扱われていた壁紙なのですが、
このようなデザインをご覧になったことがありますでしょうか。
これをデザインしたのがウイリアム・モリスなのです。
部屋に貼るとこのような雰囲気になります。いかにも英国っぽいでしょ?
このようなデザインのグッズは、実は以前の記事の中にも登場しています。
それはどこでだと思われますか?
意外なところで、ウイリアム・モリスのデザインが使われています。
の中のギフト用ガーデニング・グッズの写真をご覧になってください。
その中に「V&A」というロゴタイプの入ったグッズがあるのがおわかりになりますでしょうか。
これが、ウイリアム・モリスのデザインになります。
やはり日本でも人気のあるモリスのこんなグッズもありました。
ウィリアム・モリスという人は、今の時代ですと三面記事に間違いなく載るような
なかなかユニークな経歴と複雑な人生をおくった人です。
明日は、この人の人生についてもう少しふれてみたいと思います。
さて、こちらはケルムスコット・マナーの入り口ですが、今のシーズンは門が閉じられています。
開館は毎年4月から9月の間の週一回だけとなっております。
現在閉館中ですが、ちょっと門の上から失礼して写真をパチリ!
あまり感じがよくわかりませんね。来年のシーズンにはちゃんとした写真をお見せいたしましょう。
申し訳ございませんが、あと7ヶ月ほどお待ちくださいませ
一応塀の外から、外観も撮ってまいりました。
ちょっと角度を変えて。
そして、ドアも‥‥。何度かブログの中に書いておりますが、
私は英国のドアや窓が大好きでよく写真を撮っております。
実は下記の記事の中にすべて、英国の窓やドアについて薀蓄を述べております。
それぞれの違いを比べて見てくださいね。
「英国」とひとことでいっても、時代やデザインによって
いろいろなものがあることがおわかりになると思います。
ケルムスコット・マナーのすぐ近所にはこんな素敵なB&Bがありました。
英国のカントリー・ライフを堪能したい方は、ウィリアム・モリスが
愛したこんな小さな村に滞在されるのもよろしいかもしれませんね。
この記事には続きがあります。実はこのケルムスコット・マナーは、
ウィリアム・モリスと妻、そしてその恋人がいっしょに暮らしていたという
奇妙な家なのです。続きをごらんになっていただける方はこちら↓からどうぞ。
下の3つのバナーを 1日1回 クリックしていただけますと英国情報が広がって、
私のブログランキングの応援にもなります。
お手数をおかけいたしますがクリックをお願いいたします!
世界中に根強いファンを持つウィリアム・モリスの生地を使ったセミオーダーカーテンをカーテンファブリックK.B.自由が丘さんが作ってくださいます。 |