昨日お約束いたしましたとおり、今日はコッツウォルズの美しいマナー・ハウスでの
アフタヌーン・ティについての話題です。
昨日までの4日間は「ボートン・オン・ザ・ウォーター」という街について書きましたが、今日ご紹介いたします
このマナー・ハウスは、ボートン・オン・ザ・ウォーターからほど近いところにあるマナーハウスになります。
正面玄関です。
こちらにも日本のお客さまが多くいらっしゃいますので、
「ここ、知ってる!」
「私も宿泊しました!」
という方もいらっしゃると思います。
こちらのマナーハウスの名は「ローズ・オブ・ザ・マナー」と言います。
建物は1649年に建築され、1972年よりマナーハウス・ホテルとしてお客様を迎えています。
そのマナーハウスで、コッツウォルズでアンティーク屋さんを営まれています、
Drawerさん のオーナーのひとみさんと優雅に(なった気持ちで)アフタヌーン・ティをいただいてまいりました。
Drawerさん
のことは9月に記事にいたしました。Drawerさん
をご存じない方はしたのリンクからどうぞ。
そしてDrawerさん もアメブロを書いていらっしゃいます。コッツウォルズの
素敵なアンティークショップからのお便りは下のバナーをクリック!
さて、アフタヌーンティのお話に戻りましょう。私たちがお茶をいただいたのはこんなお部屋です。
いまは観光のシーズンではないため、広~いお部屋は私たちだけの貸切状態でしたので、
より優雅にお茶をいただくことができました。
お部屋を別の角度から‥‥。
さぁ、お茶にいたしましょう。テーブルはこんなセッティングで‥‥
最初はちょっと珍しいこんなひと品です。
「ポットに入った海老とグラナリー・トースト」
ポットにはまるで甘エビのような小エビとバターが入っています。
「えっ、アフタヌーン・ティにエビ?」
と思われるかもしれませんが、これは「グルメ・アフタヌーン」というメニューにだけついてくる前菜です。
お皿は英国はウェールズでよく採れます、スレートという石を使っています。この石はよく屋根瓦として使われます。
コッツウォルズのはちみつ色のライムストーンは、石灰を含んでいて粉っぽいですので、
さすがにお皿としては使えません。
そして続いて伝統的なアフタヌーン・ティ・セットがまいりました。
こちらがDrawerさん のひとみさんです。いつも優しくって可愛らしい人です
この日のひとみさんは、柔らかそうなニットのワンピースとポンポンなスカーフでお出ましです。
優しい装いがひとみさんのキャラクターにぴったり!と思ってしまいました。
ひとみさんはコッツウォルズの小さな村でアンティークショップをされている方で、私はアンティークが大好きですので、
一方的にひとみさんのことは知っていたのですが、交流をするようになったのはブログを通じてなんですよ。
こんな素敵なひとみさんに合わせてくれたブログに感謝です
お茶をテーブルにセットしたところはこんな感じです。
豪華でしょう~
スリー・ティアーズのスタンドをアップで。
日本の皆さまのアフタヌーンティの記事を時々拝見するのですが、日本のスイーツやサンドイッチは
小さくてお上品ですが、こちら本場のプレートには押し合いへし合い状態で乗っかっています。
上の2段のプレートには様々なスイーツが‥‥
ラズベリー・タルト、特製チーズケーキ、チョコレート・ケーキのほかバター・ショートブレッド(クッキーのようなもの)
そしていちばん下のプレートには、
「コックス・ファームのきゅうり」
「グロスター・チェダー」
「ホテル特製のスモーク・サーモン」
「コッツウォルズ・エッグ」(以前の記事にこの卵
のことを書きました)
上記4種類のこだわり素材のサンドイッチ
この方が、今回私たちをサービスして下さいました。こちらのマナーハウスのスタッフは皆さん本当にフレンドリーでした。
そしてこちらは英国のアフタヌーンの定番のスコーンです。
あつあつを召し上がれ~。
もちろんクローテッド・クリームとジャム(プリザーヴ)でいただきます。
そして仕上げは、こちら
「サイモン・ウィーバーのコッツウォルズチーズ、
チャツネとビスケットを添えて」
どのチーズも本当に美味しゅうございましたわ~
(マナーハウスモードの口調になってしまいました)
11月9日のブログ「英国のクリスマス・カタログ」 にも書きましたが、
英国ではチーズとブドウなどのフルーツをよくいっしょにいただきます。
どれもこれもとても美味しくいただけましたが、なによりのごちそうはひとみさんとのおしゃべり‥‥。
お茶の時間があっという間に過ぎてしまいました。
そして、もうひとつのごちそうは‥‥
窓から見えるコッツウォルズならではの風景でした。
こちらのお庭は8エーカー(約32,000㎡または9,800坪)もありますので、お散歩するにも十分な広さです。
何もしない贅沢さを味わいたい方におすすめのホテルです。
今回出していただきました、ケーキやサンドイッチ、チーズは、いくら食いしん坊の私でも
とてもではありませんが食べ切れませんでした。
そしてすべてお持ち帰りさせていただきました。持ち帰ったものは、ほとんど家族の胃袋の中に‥‥。
以前にも何度か書いたことがあるのですが、基本的に英国ではふつうの日本人が要求するようなリクエストには
ほとんど応えてくれます。ですので、こんな一流のマナーハウスでさえお持ち帰りができてしまうんですよ
明日は引き続きこのマナーハウスホテルの様子をお伝えいたします。それではまた明日お会いしましょう。
ブログランキングに参加しております。1日1回応援のクリックをしていただければうれしいです。