この理由について簡単に説明します。
例えば、今年の開成中学の入試結果
http://www.kaiseigakuen.jp/kaiseihp/nyusi/data_m.htm
を見ると
科目 | 国語 | 算数 | 理科 | 社会 | 合計 |
合格者平均 | 46.4 | 61.9 | 60.0 | 61.8 | 230.2 |
全体平均 | 39.3 | 49.8 | 54.8 | 58.7 | 202.5 |
満点 | 85 | 85 | 70 | 70 | 310 |
となっていて、全体平均と合格者平均の差を各科目で
比較すると、算数が一番大きくなっています。
つまり、得意な子と不得意な子の差が最もつきやすい科目が
算数ということになります。
(開成に限らず、かなり多くの中学入試でこの傾向が見られます。)
今年仮に、算数以外は全体平均の点数が取れていて、算数だけは
合格者平均の点数が取れていたとすると、今年の合格者最低点
(215点)にあと0.4点のところまで迫ることができますが、他の科目
ではこうはいきません。(算数が苦手で全体平均に届かなかったと
すると、他の3科目すべてで合格者平均位の点数を取らないと、
4科目合計では合格者最低点に届かなくなります。)
小4までの段階で算数が得意・好きな科目になっている子の場合は、
小5から応用問題にも(パズル感覚で楽しく)取り組むようにすると、
中学受験をかなり有利に進められるようになると思います。
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