日本株とPM2.5の話題 （この2つが繋がるという話ではありません）

少々前のエントリーで、「円安を阻む当座預金残高ターゲット 」というものを書いていた。そしてその後、円安というかドル高は進行した。

しかし、現時点においてもこの考えに変更は無い、あくまで昨晩に見られたような、バーナンキならびに他連銀総裁たちの拡大解釈されたアナウンスによって米金利が上昇するのであれば、為替レートはその都度、反応する事になる。問題は、それが継続するか否か。そこが重要だ。

冒頭のエントリーの中で、「無制限緩和でのマネタリーベース目標政策には、円安を阻む側面がある事を、日銀高官自身が知る必要がある。」と明言させて頂いたが、ドル円103円現時点においても、その考え自体に変更はない。　この間言ったように、「日本市場は外国市場の果実」、現在のドル円上昇は、日本の政策とは無関係、という事です。しかし、日本要因であれ米側要因であれ、日本企業の業績根拠としては脆弱なものではなくなっているので、日本株としては（この間も言ったように）底堅いでしょう。下落はあったとしても急落リスクは、現時点で考えにくい。

話はそれるが、福岡市はここ数日PM2.5 が基準値を超えているらしく、自分も先日、外回りというかオフィス外にいる事が多かった。タクシー運転手の方に言われて気付いたのだが、景色はボンヤリとしており、そういえばここ数日間、せき込んでいる。

一番ショックだったのは、出勤前に自宅のベランダ窓を開けていたのだが、帰ってきたら、PCが黄砂に覆われていた事。クルマに関しては黄砂に警戒し、自宅ではガレージ、職場では地下駐車場を契約しているのでそうでもないのだが、PCが黄砂に包まれているところを見れば、大気汚染の深刻さを実感せざるを得なかった。当然、置いていた場所はベランダ付近で場所が悪かったのだが、目に見える形でこんなに降り掛かるのかと。　マスクなどする性質ではないが、した方が良いのかも知れない。しないけど。

ちなみに、番犬としてミニドーベルマン（ピーシャー）を飼っているのだが、彼も最近はスターウォーズのグリーヴァス将軍のように咳込んでいたりする。　普段、目に見えないものって怖いという話なのだが、相場の根拠も実質的にはそうだったりするわけです。