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July 21, 2016 08:40:17

「儚い円安進行」 ‐ ヘリマネ・財政金融協調を利用した下地のリーク-

テーマ:日本銀行

参院選後、安倍政権は経済対策と称して10兆円レベルの財政上積みを画策していたが、「20兆円」という数字が21日午前深夜に、毎日新聞から出てきた。


これによってドル円レートは107円台、その理由はここのところ、財政・金融といったミックスポリシー議論(世間ではある意味ヘリマネ)が盛んとなっていて、そのトレンドワードに乗じたリークを垂れ流してきた。市場の反応をうかがう姑息な手段だ。


たしかに、今までも財政の面で、たとえば10兆といわれれば、結果としてそれ以上の支出が行われてきたので驚きはないが、月末の日銀会合で金融政策の手段が残されていない事から、財政の金額アップを垂れ流してきたのだろう。しかも20兆円とはいっても民間事業への長期融資を含む単なる見せ金で、報道の見出しで「10兆から20兆(超)になった」という事になればいい。(という狙い) ドル円レートはそれによって107円台。


バーナンキがPIMCO講演によって来日したところを官邸が上手く(強引に?)利用し、黒田・バーナンキ、安倍・バーナンキ会談と大見得をきるようなヘッドラインが各媒体から垂れ流された。内容は大した事なかったのだろうけど、手段のなくなった月末の日銀会合前にFRB前議長と会った事をアピールする事が重要だった。自分から見るとあくびの出るような演出だったが、一部の市場関係者に警戒心を与え、それに便乗する投機筋が存在した。そして結果としてそうなった(円安)、という事になる。

 

つまり幸か不幸か、それ(演出)が功を奏し円安転換となったのだが、実際には(円安株高に誘導したい)日銀手段は残されていない。政策金利残高へのマイナス幅拡大適用も今となってはご法度だ。であるならば円安株高を目論む政府日銀はどうするか?


せっかくバーナンキがきて、財政・金融の協調政策をアピールできた。しかも財政金融のポリシーミックスの話が、なぜかヘリマネという範疇で(一部では)一くくりにされている。これを上手く利用しない手はない。要するに、手詰まりである(月末の)日銀政策を支えるべく、「今流行りの」財政支出の数字を上乗せリークし、「日本型ヘリマネ」みたいな言葉を、月末の総裁会見で言い放ち、相場のモメンタムを保つ。背水作戦の下地を練ってきた、という事になる。


これは経済対策という建前の下の円安株高政策であり、上振れしやすい商いの薄い(早朝の)時間帯に垂れ流してくる。こっちは眠いのに。「賢明な投資家」は中身をみて「これで円安(進行)」とは思わない。「バーナンキ」「財政協調」に便乗した口先介入、と察知する事だろう。


政府日銀は永久国債(ヘリマネ)なんて無理だと分かってるんだから、今回のように数字のインパクトや斬新な言葉でもっていくのではなく、違った方向に力を注いだ方がいい。政府日銀は不要な混乱を市場に与え続け、日本市場はカジノ状態、投資家はサーカスのような政策にヘトヘト、疲弊している。逆効果という事に気付かないのだろうか。










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July 19, 2016 07:30:42

7月第4週【ドル円レート・日経平均概況】

テーマ:お知らせ

7月19日のERC号外レポ 【ドル円相場のデマ半分、本当半分 ‐目先のドル円・日経225を想定‐ 】 は午前6時台に発行しており、数値に言及しています。


内容的には、8月突入時までの相場の動きを、今マーケットで囁かれている複数の主要因から総合的に考え、数字の動きを可能性という点から分析したものです。


マーケットが今年の上半期のように単純ではない節目に陥ったのは(少なくともERCでは)、その良し悪しを差し引いて、英EU離脱の問題が未だ絡んでいるからです。もう少し時間が経てば見極められる可能性あり、来週には利上げ無き7月会合がありますね。日銀会合もある。


NY株は上昇継続してますが、「相場急展開」というのはいつ何時生じてもおかしくないのが相場の常であり、市場参加者は益に走らず、メディア媒体の偏った論調に乗せられる事なく、一進一退呼吸を整えながら、一方方向へのポジション拡大は控えた方が良いように思える。NY株は上昇しているが、日経に至っては根拠が強い、とは到底いえない。


ドル円は106円を超えているが、アジア‐ロンドン、日本時間のみ単発的に強く、先週もお伝えしたがNYの時間帯では動かない。日本政府が画策しているようにも見える円売り投機の動きが見られるが、これもその根拠弱し、の一側面になる。


サッカーでいうのであれば、守り(ヘッジ)を固めながら、攻めていく。ここでいう攻めていく、というのは、目先数日はまだ解消する必要はないという消極的攻めであり、買いポジ拡大は控えるべきで、勝ち急がない、といったスタンスが良策のように思える。上昇しているが、薄い材料に支えられている側面あり、慎重さが必要だろう。














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July 15, 2016 01:22:06

安易な円安政策によって身を亡ぼす予兆  ‐量的緩和・マイナス金利・ヘリマネ議論へエスカレート‐

テーマ:日本銀行

11日からの4日間を観ていると、東京時間の午後から、特に欧州に移る商いの薄い時間帯から円売りのモメンタムが発生している事がわかる。NYの時間帯で動かない事がそれをまた顕著にしている。


バーナンキとヘリマネ(を討議)、永久国債が、 、とか。政府とその取り巻きは円売り誘導に必死ですね。バーナンキが来日して以降、やたらと「彼がこう言っていた」といったコメントを垂れ流している。


ヘリマネなんて言っているけど今でも財政支出を日銀が間接的にファイナンスしているので、実質やっている事は同じなわけです。なんか、 、斬新な言葉を使って円安誘導するそのスタンスは相変わらず、といったところになります。




円安誘導が思わぬ事態に発展する予兆


ただ、三菱UFJ(三菱東京UFJ銀)がPD制度から(正式に)自主退場したので(7月15日付、財務省)、将来的な追随ドミノ(PD制度崩壊)を恐れ直接引き受けを仄めかし、市場の反応を確かめていたり? 政策準備残高へのマイナス金利適用はPD制度に大きな弊害をもたらす「予兆の予兆」が出ていて、仮にそうであるならば、バーナンキとの永久国債の話を、一部のメディア媒体がリークするのもうなずける。


黒田総裁がマイナス金利に一層踏み込むことを仄めかしているので、プライマリーディーラー(PB)はリスクを感じざるを得ない。これはマイナス金利の思わぬ弊害なわけであって、永久国債の話が出てくる事自体、日銀が自ら招いた種、自爆なわけです。 それをバーナンキという「識者」の考案として悪用し、責任転嫁しようとしている気が、しないでもない。 ただ、彼(黒田氏)が日銀の総裁をしている事で、行き着くところまで行ってしまうように映る。就任当初からの繰り返しになるが、とても危険だ。(三菱UFJも逃げ出した)


英国のEU離脱ドミノ、というわけではないが、PD離脱ドミノ、みたいな。 そういう中で、尚の事、国債市場の主役は完全に日銀なんだから今更ヘリマネと言われても、という感は否めない。例のごとく斬新な言葉で円売り誘導する事は主目的なわけですが、それにしても。




円安・株高に拘るあまり、「コト」は大きく


PPP(購買力平価)や米金利情勢など考えると、現在のドル円水準は十分に「秩序だった水準」(米財務省)なわけですが、105円レベルとかまだ円安ですよ。論理的には円高ではない。


「急激な相場変動は好ましくないので介入の用意」等と連呼している政府が円安方向に大きく振れた時には沈黙するというのは、ある意味おかしな話なんだけど、「急激な円安は好ましい」、と正直に言ってくれれば見ている側のスタンスも変わるというもの。


まぁ皆さんご存知のように円安に誘導しているのは、その政府なんですけどね。 円安方向に関しては「急激な変動、投機はけしからん」なんて言うわけもない、冒頭で述べたように欧州勢の入ってくる時間帯には留意が必要ってところになります。


しかしそれにしても前述のように、円安誘導に拘るあまり、安易な政策(政策金利残高へのマイナス金利適用)を実行し、大変な事態に向かっているように映る。 ゼロ金利、量的緩和から始まり(米国はここでストップ)、マイナス金利(欧州はここでストップ)、手詰まりの日本はついにヘリマネを囁きはじめた。


関係者は「囁いて終わり」とタカをくくっているかもしれないが、現在の日銀総裁の下では日本は何をしでかすか分からない。(だからこそPB制度が危うい) 結果にウトいブレーンと呼ばれるアレな人たちが、判断鈍い首相の取り巻きにいて、危険な言動を安易に繰り返す。

「現在はまだ予兆の予兆」、と言いたいところだが、それはもはや親切な言葉なのかもしれない。













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