しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
わかやま けん
(こぐま社)
おいしいものを「作る喜び」、「食べる喜び」、それを「誰かと体験する喜び」がいっぱいの、幸せな気持ちになれる絵本。
さらに!「おいしかったね」と話しながらお皿を洗う・・・
「片付ける喜びも」ありますよ。お忘れなく!
私は今、絵本作家ふじもとのりこさんのブログの次世代絵本コミュ「みんな 絵本で輪になあれ!」に参加させていただいています。
そちらで紹介されていた、子育て絵本アドバイザーで絵本セラピストの中尾 敦子さんの記事を拝見しました。
プチ体験企画!「子育て絵本アドバイス講座」 という記事です。
そこでとりあげられていたのが『しろくまちゃんのほっとけーき』。
私の子ども達が小さかった頃にも読んだ絵本ですが、改めて中尾さんの記事のもとに「プチ体験」してみると、それが面白かったのです!
「ぽたん どろどろ ぴちぴち ぷつぷつ やけたかな?」
自分が子どもの頃、母に付き添ってもらって自分でホットケーキを焼いた時のことを思い出しました。
思い出しながら「しろくまちゃんのホットケーキ」を見るとその時の気持ちが、よみがえってきます。
ものすごーく、ワクワクしていました。
目の前で、生地がプツプツ言ってきて、もうすぐで、自分の作ったものが食べられるんだという嬉しさ、漂ってくるいい匂い!!
「母に付き添ってもらって自分でホットケーキを焼いた」と思っていたけれど・・・
今考えてみると・・・・・
大事なところはほとんど母がやってくれていて、私は台所を汚しただけだったかもしれないな・・・・・
・・・などと、母親目線の今の私の気持ちと、
お菓子作りに興奮していた子どもの頃の私の気持ちが交錯し・・・
ああ、フライパンに向かうときにワクワクしたり、うれしくなることって、今、あるだろうか???
と、ハッと思ったのでした。
たとえ料理が毎日のルーティーンワークでも、今日からもうちょっと初心を思い出してみようかと思います。
「プチ体験企画!」で、まるで脳内にメープルシロップが湧いて出てきたようなセルフケア体験が出来ました。
中尾敦子さん、ふじもとのりこさん、ありがとうございます!
【予定】えいご・にほんご絵本の会