- ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- アポロ13 コレクターズ・エディション
アメリカ 1995年
トム・ハンクス、ケヴィン・ベーコン、ゲイリー・シニーズ、ビル・パクストン、エド・ハリス、キャスリーン・クインラン、ローレン・ディーン、クリント・ハワード、トム・ウッド、メアリー・ケイト・シェルハート
監督:ロン・ハワード 『ダ・ヴィンチ・コード』
脚本:ウィリアム・ブロイルス・ジュニア、アル・レイナート 、ジョン・セイルズ
音楽:ジェームズ・ホーナー 『ビューティフル・マインド』
【ストーリー】
アポロ11号・12号が無事月に着陸。ベテラン宇宙飛行士のジム(トム・ハンクス)は14号に乗る予定だったが、計画自体が取りやめの気配・・・そんな中13号のクルーが病気になり、急遽ジムのチームが13号を任される。ところが着陸船操縦士ケン(ゲイリー・シニーズ)が風疹の疑いで降板させられ、ジムとフレッド(ビル・パクストン)は断腸の思いで代替要員のジャック(ケヴィン・ベーコン)を受入れる。そして70年 4月11日、いよいよアポロ13号は出発した。順調に飛行を続け、ジムたちは恒例のテレビ中継にサービス満点で出演するが、全国ネットがどれも彼らを無視しているとは知る由もなかった。ところが、中継の直後、突然爆発が起こり、酸素が流出・燃料電池の出力も低下、さらに酸素残量も少ない。だれもが生還不可能と絶望視する中、フライトディレクターのジーン(エド・ハリス)だけは絶対に彼らを生還させると決意しスタッフを集める。搭乗できずに落ち込んでいるケンの元にアポロ13号の事故が伝えられ、ケンは少ない電力内でいかに船をコントロールできるかシュミレーションに没頭する。皮肉にも、アポロの危機は全国ネットで放送され、マスコミは掌を返したように注目し始める。果たしてアポロ13号は無事に生還できるのか?
これは、何度も見ているけれど豪華キャストに加え
見事な無重力のシーンに感動してしまいます
たまたまメイキングを見たことがあるのだけれど
あの宇宙船の中の無重力状態でクルクル回ったりする
シーンを撮るために、急降下する軍の飛行機の中で
シートベルトをせずに演技をしていた
トム・ハンクスとケヴィン・ベーコンの
引きつった顔を思い出してしまいます
役者さんって本当に大変だなぁ~~と思いました
「インディペンデンス・デイ」や「アルマゲドン」
「スペース・カウボーイ」といった宇宙ものというか
そういう作品には、ある種の共通点があって
ストーリーも大幅読めてしまうのですが
それでも、この作品では
ゲイリー・シニーズやエド・ハリスなどの地上にいる
スタッフがアポロ13号を生還させようと必死に
がんばっている姿に感動させられます
また、最初は見向きもしなかったマスコミが
事故のニュースを得た瞬間から手のひらを返したように
ジムの家の前に群がってくるのだけれど
マスコミって本当にこういうときに家族の気持ちを考えない
無神経な取材をするなぁ~と思います
(これは、日本でも同じ!!)
ひとつの事故が、次々とトラブルを招いていくのは
なんだか歯車の狂った人生のようで
どんなに完璧に準備や訓練をしていても
何が起こるかわからない・・というものを感じました
ただ、そんな中
彼らを生還させたいと心から願う者と
彼らが生還すると心から信じている者と
絶対に生還するんだと強く願う者たちが
奇跡のようなドラマを生んだと思いました!
最後まであきらめない!!
それが一番大切なんだと・・・