十二夜 | 映画を観よう

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十二夜
ビデオメーカー
十二夜
The Twelfth Night

イギリス 1996年

イモジェン・スタッブス、トビー・スティーブンス、ヘレナ・ボナム・カーター、スティーヴ・マッキントッシュ、ナイジェル・ホーソン、ベン・キングスレー、リチャード・E・グラント



【ストーリー】

メサリーン国の役者である双子の兄妹セバスチャン(スティーヴン・マッキントッシュ)とヴァイオラ(イモジェン・スタッブス)は、嵐の夜に遭難して生き別れになる。それぞれに助けられていたが、お互いの生死すらわからないままだった。

ヴァイオラは、故国と敵対するイリリアに漂着し、魅力的な伯爵令嬢オリヴィア(ヘレナ・ボナム=カーター)と知り合う。自分と同じく兄を亡くしたばかりという彼女に魅かれ、近くで働きたいと思ったが、ひょんなことから男装して小姓セザリオと名乗り、オーシーノ侯爵(トビー・スティーヴンス)の元で住み込むことに・・。ヴァイオラは侯爵を愛するようになるが、オーシーノはオリヴィアに恋をし、あろうことかヴァイオラを恋の使者に立ててしまう。ところが、オリヴィアはセザリオ=ヴァイオラに恋をする。

一方、町ではアントニオ(ニコラス・ファレル)に救われていたセバスチャンが妹の身を案じていた。妹とうりふたつの彼をオリヴィアはセザリオと勘違いして求婚する。突然だが、美しいオリヴィアに心を奪われたセバスチャン。そこへオーシーノがヴァイオラが来訪して・・・。



シェイクスピア原作の「十二夜」

双子の兄妹と、オリヴィア、オーシーノの恋がドタバタと絡み合う物語で、今で言うラブコメですね♪


こういう勘違いやちょっとしたタイミングですれ違う恋愛のドタバタ劇がシェイクスピアらしいです。

あの有名な悲恋「ロミオとジュリエット」もちょっとしたタイミングのズレで悲しい結末を迎えたけれど、この作品はハッピーエンドです♪


自分のところに居る小姓にドキッとしたりするオーシーノ侯爵

セザリオが女性とわかった時のホッとした顔が笑えます


男に扮しているため、愛する人に思いを伝えられない・・

オリヴィアの気持ちを代弁(?)するヴァイオラが健気!

でも、こういうのって男装とか関係なく、ありがちですよね

好きな人に別の女の子への想いを相談されたり。。。って


オリヴィア役のヘレナ・ボナム・カーター

存在感あります!



でも!!

この作品をさらにコメディチックにしているのが伯爵家の内紛

可哀想だけど、執事が騙されるシーンはかなり笑えます・・

笑っちゃいけないんだろうなぁ~と思いつつも

展開が予想できて、またその通りになるから

ついつい笑っちゃいます・・・ちょっと切ないですけどね



ベン・キングスレーが語りで登場しているのですが

なぜか、エンディングの歌を妙に覚えているのです・・・