$映★画太郎の MOVIE CRADLE


アン・リー監督、スラージ・シャルマ主演の『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』。IMAX3Dで鑑賞。

原作はヤン・マーテルの「パイの物語」。

※第85回アカデミー賞で監督賞、撮影賞、視覚効果賞、作曲賞と4部門を受賞。



インドの連邦直轄領ポンディシェリ出身のピシン・パテル(イルファーン・カーン)は、父親の友人の紹介で知り合ったカナダ人の小説家ヤン・マーテル(レイフ・スポール)にかつて自分が体験した旅のことを語りだす。1978年、パイの家族はインドで動物園を営んでいた父親の仕事の都合で、動物たちを乗せて船でカナダにむかうことになった。しかし嵐が船をおそう。


予告篇でもみられる海上での幻想的な映像に興味をそそられました。

これはIMAXで観ないと、と思って通常よりも高い料金を払って入場。

上映開始ギリギリに入って、なんとか着席。

休日ということもあってほぼ満席。

「3D眼鏡をおかけください」というアナウンスがあったのでかけると、『オズ はじまりの戦い』の予告篇のあとにさっそくはじまった。


インド人らしき夫婦が幼い娘が入院している小児科にやってくる。

病いが重いらしい娘の前で涙する夫婦の前に、ベネディクト・カンバーバッチ(TVドラマ「シャーロック」の人)があらわれる。

画面には「2046年」とかなんとかいうテロップが。

未来の高層ビルが建ちならぶ風景。

…ん?

そして誰かが原住民みたいのに追われている。

ちょっと待てよ、なんだこれは。

『ライフ・オブ・パイ』ってSFなの?

戸惑っていると、宇宙服みたいなのを着た、おかっぱ頭に耳がとんがった見覚えのある人が登場。

宇宙船も出てきた。

そして白人や黒人、アジア人のクルーたちのなかにはサイモン・ペグの顔も。

おいおい、これ『スター・トレック』じゃねーかよ!!

てっきり予告篇だとばかり思ってたけどなかなか終わらないし、予告というよりもどう見ても本篇。

3Dだし。

どういうことだこれは。

2009年の『スター・トレック』の続篇『スター・トレック イントゥ・ダークネス』はまだ公開されてないはずだが…。

もしかしてこれは特別試写会かなんかだろうか。

でも受付のにいちゃんは「『ライフ・オブ・パイ』ですね」っていってたし。

スクリーンを間違えた?

ということは、別の人がこの席をさがしてるかも。

しかしここはIMAX専用シアターのはず。確認して入ったつもりだが。

しかもちょうどおなじ時間にはじまるなんて、こんな偶然があるだろうか。

まぁ、こんなハプニングは話のネタになるから、この席に誰もこないならこのまま観ててもいっか(ってゆーか、いまから移動しても間に合わん)。

だけどトラと海の上でいっしょに旅をする少年の映画を観るつもりできたので、なかなか頭が切り替わらない。

いきなり「宇宙大作戦」見せられても。

それに3D効果も『パイ』のようなホンモノの3Dじゃなくて後付けっぽいし、俺は2200円出してこれからふつうの3D映画観るわけか。

それにしてもほかの人たち、こんなに大勢『スタトレ』を観にきたんだろうか。

…と、頭んなかグルグルしながらなんとか集中しようとしたそのとき、映画は急にダイジェストのようになってスクリーンに「COMING SOON」の文字が。

やっぱり予告篇じゃねーかよ、驚かすんじゃない!J・J・エイブラムス(いや、別に監督の彼のせいじゃないが)!!!

かなり長かったです(※冒頭約10分が上映されたらしい)。勘弁してくれほんとに。まぎらわしい。客席でひとりものすごくうろたえてしまったではないか。


そんなわけで、無事お目当ての映画がはじまって一安心。

以下、ネタバレあり。



タイトルロールで動物園の動物たちが映しだされるが、3Dのその映像でさっそくワクワクしてきてずっと観ていたいような気持ちになった。

映画の前半では、主人公のパイことピシンの生い立ちが描かれる。

もともとフランス領だったポンディシェリの風景はまるでフランスのように美しく、このあたりの描写はまるで外国の絵本を見ているようで惹きこまれる。

主人公の本名“ピシン”もフランス風の美しい名前だが、インド人の同級生たちから「立ちションベンみたいな名前」とからかわれる。

そのため、「円周率π」にかけて“パイ”と名乗るようになる。

パイは数学が得意で、その通称にふさわしく円周率を暗唱したりするようになる。

父親が動物園で飼っていたベンガルトラの“リチャード・パーカー”にどこか惹かれるパイだったが、リチャード・パーカーは獰猛な獣であり、彼と容易にふれあうことはかなわなかった。


また、この映画での重要なモチーフでもある「神」について、パイは想いをめぐらせる。

キリスト教の神父には「神さまは万能なのに、どうして人間を作る必要があったの?」と質問する。

パイは「ヒンドゥー教」「キリスト教」「イスラム教」と宗教をわたり歩く。

キリストにあこがれたり、ヴィシュヌ神に祈ったりする。

それらすべてを信じようとするパイに父親はいう。

「すべてを信じようとするのは、なにも信じていないのとおなじだ」と。

この逆三角形の上半身をもつ父親は「理性」の大切さを息子に教える。

この父親とのやりとりは、なかなかいいな~と思った。

パイが信じている宗教では食べられない動物の肉をうまそうに食う父親。

パイの母親は高学歴の菜食主義者である。パイが幼い頃、母はインドの神々について話してくれたのだった。

父親は神の存在を否定しているが、息子がなにを信じるかは自由にさせている。

その後、成長したのちもパイは「神」について考えつづける。

大人になってからの彼は、父のように「神」について皮肉めいた言い方をしながらも「ヒンドゥー教」や「キリスト教」を信じ、ユダヤ教カバラについて大学で教えていたりと、見方によっては節操がない。

そういう態度自体が、なにか彼の信念にもとづいたもののようにも感じられる。


たまたま太鼓の代役を頼まれたパイは、そこで踊る少女アナンディと出会って恋をする。

彼女のことが気になってあとをつけていると気づかれて、踊りでやっていた両手でなにかをつつむようなポーズは「宇宙」をあらわすのか、あるいは「蓮の花びら」をあらわすのか?などとやりとりをするうちに心が通い合っているパイとアナンディ。

インドの踊りは、その所作のひとつひとつに宗教と深いつながりがあることがわかる。

アナンディの出番はわずかだが、とても綺麗な女性で見惚れてしまった。

ラジニカーントの映画でもいつも思うけど、インドの女優さんって綺麗だなぁ。

アナンディ役の女の子は新人らしいけど。

それにくらべて、ハリウッド映画に出てくるアジア系の女性ってなんで美人がすくないんだろ。

なにかといえばルー○ー・リューとか工○夕貴とか菊○凛子とかさぁ。

それはともかく、恋人になるアナンディとのエピソードや、大人になったパイがママジ(父親の親友)の紹介で小説家のヤン・マーテルと知り合ういきさつなど、原作ではもっと長かったのかもしれない。

例のごとく読んでないからわかりませんが。


アナンディとの出会いによって退屈だった学校生活が変わったパイだったが、父親が動物園をたたんで一家でカナダに移住することになる。

恋人との別れはつらかったが、「かならずもどってくる」といい残して彼は家族と、そして売却するための動物たちとともに貨物船に乗る。

「コロンブスがアメリカを目指したように」という父親に、パイは「コロンブスはインドを目指したんだ」という。

これもなにか意味ありげなやりとりではある。

で、カナダ行きの日本の船に乗ったパイたちだったが、その船のコックをなぜかジェラール・ドパルデューが演じている。

かつてリドリー・スコット監督の『1492 コロンブス』でクリストファー・コロンブスを演じていたドパルデューがいきなり出てくるのがちょっと可笑しかったが。

しかもこの人、「肉の入っていない料理を」というパイの母親の注文を無視して「イヤならてめぇで料理しろ」とほざいてパイの父親につかみかかられたりして、その後ほとんど出番もないまま嵐で行方不明になってしまう。

なんのために出てきたんだ^_^;


嵐で揺れる船のデッキで稲光に「神」の存在を感じ狂喜するパイだったが、嵐は無情にも船を転覆させ、両親や兄とともに海の底へ連れ去ってしまう。

命からがら救命ボートで脱出したパイは、シマウマやオランウータン、ハイエナ、そしてベンガルトラの“リチャード・パーカー”とともに漂流することに。

みなで協力しあって、といいたいところだが、食物連鎖の法則でやがてシマウマとオランウータンはハイエナにおそわれて命をうしない、ハイエナはリチャード・パーカーにかみ殺される。

こうしてボートの上で少年とトラの共同生活がはじまった。

このあたりの描写は動物たちの“演技”がみごとで、どこまでがホンモノでどこがCGなのか区別がつかない。

聞くところによると、リチャード・パーカーはそのほとんどがCGなんだそうだが。



このリチャード・パーカー、なかなかの名演技でした。

擬人化はいっさいされていなくて、あくまでも「リアル」な動物の生態描写が目指されている。

一方で、クラゲたちのかがやき、予告篇でもみられるクジラ出現の場面、ときにはその境界がわからないぐらいに鏡のように空を反射した海、ものすごい数のミーアキャットたちが生息する島など、パイが目撃するその光景のかずかずはどれも写実的というよりも幻想的で、3Dの威力がいかんなく発揮されている。

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この映画は「次世代の『アバター』」などと喧伝されているけど(ジェームズ・キャメロンが技術提供したからでもあるんだが)、たしかにこれはIMAXで観ることで最大限生かされる映像だと思います。

この映像美を観るためだけにでも劇場に足を運ぶ価値はじゅうぶんにある。


後半は、ほぼパイとリチャード・パーカーふたりだけで話がすすむ。

ちょっとトム・ハンクスがバレーボールの“ウィルソン”とともに無人島で生活する『キャスト・アウェイ』を思いだしたりした。

ただ、ウィルソンはただのバレーボールだから害はないが、リチャード・パーカーは肉食獣なので油断すると食われてしまう。

なんとか彼のために食料を調達しなければならない。しかし、その緊張感でパイは生き残ることができたのだった。

意外と苦もなく食料が手に入ってしまうのは若干都合がよすぎる気もしたけど、面白いのはパイがじょじょにリチャード・パーカーを“調教”していく様子。

パイは次第にリチャード・パーカーに同士愛のようなものを感じはじめるが、トラはあくまでトラであって、そんなに都合よく人間になついてはくれない。

パイの父親が「トラは友だちではない」といっていたように。

動物はけっして人間の都合のいいように、期待するようには行動しない。

また、この映画では主人公はしばしば「神」について語るが、だからといって教条主義的な押しつけがましさはない。

パイはおそらく「神」のおかげで助かった、と信じているのだろうが、映画が観客に答えをあたえるわけではなく、それは問いかけのような形で提示されている。

なにを信じるかはその人次第。


パイは次第に飢えて弱っていくリチャード・パーカーをなんとか救おうとするが、僕は一瞬「僕を食べて」という「アンパンマン」的な展開になっていくのかと思った。

そしたら映画が終わっちゃうけど。

いや、なんか仏教的な逸話でもあるし。

まぁ、パイは大人になっても無事にああやって生きてるんだから、そんな結末になるわけないのだが。

けっきょく、パイとリチャード・パーカーはミーアキャットが大量に生息する謎の島にたどりつく。

ここでパイの身体に乗って眠るミーアキャットたちがもう、超絶カワイイんである。

うちにもって帰りたいほどに。

二本足で立って人懐っこそうに寄ってくるミーアちゃんをリチャード・パーカーはふつうに食ってましたが。

だが、そこはどこか“涅槃(ニルヴァーナ)”をおもわせる、昼間は美しいが夜になると人間を食う島であった。


リチャード・パーカーとともに島を離れたパイは、ついにメキシコ湾に流れ着く。

浜辺にたおれこむパイの横をリチャード・パーカーは通りすぎ、一瞥もせずにそのまま森のなかに消えていった。

227日ものあいだともに過ごし生き抜いたのに、あまりにあっけない別れ。


高校時代、部室でいっときハトのヒナを飼っていました。

多分、親鳥とはぐれたかなんかしたんだと思うんだけど、部員たちで交代でエサをやって面倒をみました。

で、元気になってきたんではなそう、ということになって、広場に鳥かごをもっていって「もし逃がしても、あとからついてきたらどうしようか」なんて名残り惜しみながらかごを開けてやったら、彼はふりかえりもせず空にむかって飛び立っていったのだった。

高校生たちが考えていたような感動的な別れなどなかった。

なんかそんなことをふと思いだしたりなんかして。


でも現実はそういうものだし、だからこそ僕はこの映画の別れの描写には作り手の誠意を感じたのです。

あそこでもしリチャード・パーカーがふりかえり、パイにむかっていかにも感動的な芝居をしていたら、この映画で描かれた不思議な物語は絵空事のままで終わっていたと思う。


このまま映画は終わるのかと思ってたら、助けだされて入院しているパイのもとに日本の保険会社の人間が、沈没した船についてくわしく証言してほしい、とやってくる。

保険会社の男二人(日本人という設定らしいが、演じているのは日系人なので日本語は片言。お願いだから日本人役には日本人の俳優使ってくれ)はパイの話を信用せず、もっと説得力のある説明をもとめる。

しかたなくパイは彼らに別の話をする。

それは救命ボートで脱出した彼と彼の母親、そしてコックたち数人が仲たがいしたのちに殺しあって、最後は自分だけが生き残った、というものだった。

怪我人の両足を切断、とかいうエピソードもあったりして、なんだなんだ、今度は“人肉食”の話か?とざわざわしたけど、このふたつめの話は妙に血なまぐさくて、しかもお話としてもいまいちリアリティに欠けるので、「なんでこんな話をわざわざ入れるんだろう」と思った。


この映画の「オチ」としては、じつは“ふたつめの話”の方が事実で、じっさいには嵐から生き残った母親やコック、船員たちが、最初の話では動物に置き換えられている。

母親はオランウータンに、船員は脚を折ったシマウマに、意地悪なコックはハイエナに、そしてパイはトラに。

トラにつけられた“リチャード・パーカー”というのは、かつてほんとうにあった海難事故のあといっしょに漂流していたほかの乗組員たちに殺されて「食べられてしまった」少年の名前。

逆にパイが語った“リチャード・パーカー”は、傷ついたシマウマとオランウータンを手にかけたハイエナを殺す。

こうしてトラ=パイはひとり生き残ったのだった。

だからこれは、ファンタスティックな航海記が一転して、最後におそろしくて悲しい真実があきらかになる物語であった。


でもこのくだりは、僕にはむりやりな感じに思えた。病室でのパイの話だけで映像がないから少々退屈だったし。

大人になったパイの話を聴いていた小説家のマーテルも「最初の話の方がいい」という。

そりゃそうでしょうな。

もしも『羅生門』的な「藪の中」みたいな展開にしたいのなら、ふたつめの話はもっと現実的なものにすべきだったんじゃないか。

で、お話として「非現実的だが面白い方」と「いかにもありそうなリアルな方」と、どっちをえらぶ?というふうに。

あるいは小説家と保険会社の男たちの役割がカブってるから、どちらかを削るとか。

原作を読んでないので映画化に際しての変更点などくわしいことはわからないけれど、この映画が最初はM・ナイト・シャマラン、その後はジャン=ピエール・ジュネなどに監督のオファーがあったというように、これは現実か空想なのかわからない、そういうなんともいえない余韻を残す作品として企画されていたんだろう(単純にインド人やフランス人の映画監督だから、ってだけだったのかもしんないけど)。

だとしたら、エンディングはできればもうすこしなにか工夫がほしかったところ。

それと、インドといえば「数学」で、序盤で描かれた無限につづく「円周率」についてのエピソードも、インドの宗教観とからめて最後に「あぁ、そういうことだったのか」とひざを打つようなまとめ方をしてくれたら感動が深まったのになぁ、と思わなくもない。

あと、これは僕がボンヤリしてて名前を見逃したせいなんですが、最後に登場したパイの妻は恋人だったアナンディなんだっけ、それとも別人?

パイは「約束はかならず守る」といっていたんだから、あれは故郷で待ってたはずのアナンディでなければおかしいんだが(僕はおぼえていないんだけど、アナンディから贈られた赤い糸を島に結びつけてくる描写があったそうなので、それは彼女との別れをあらわしていたのかもしれない)。


それでもインド人が主人公で台湾出身のアン・リー監督が作ったこの映画は、キリスト教の国であるアメリカの監督とは違ったものの見方による「神」についての考察、そしてただ「支配し服従させる」というだけではない人と動物との関係など、通常のハリウッド映画ならば陥ってしまいがちな「信仰や奇跡の押し売り」にはなっていなくて、僕は好感をもちました。

アン・リーの映画はこれまで『グリーン・デスティニー』と『ハルク』を観たきりだけど、僕は彼の作品のなかでは一番好きですね。

それは『ブロークバック・マウンテン』や『ラスト、コーション』とか観てからいえ、って話ですが。

アニキふたりが「ウホッ」な映画にはイマイチ食指が動かなくて(;^_^A『ラスト、コーション』はエロそうだからちょっと興味あるけど。

『グリーン・デスティニー』のワイヤーアクションはいま観ても楽しいし、『ハルク』はその後作られた『インクレディブル~』のせいで(未見ですが)“黒歴史”などとホザく奴がいるけど、僕はふつうに面白かったんで(ハルクが飛び跳ねまくったり戦車ぶん投げるとことか気持ちよかったし)、アン・リーという監督さんは人間ドラマ以外でもVFXの使い方が巧いんだなぁ、って。

今回の『パイ』もじつに丁寧に作られていた。

アカデミー賞にも11部門でノミネートされている。

アメリカ在住の映画評論家の町山智浩さんによれば、その大半が技術部門によるもので俳優は主演や助演で誰もノミネートされていないので作品賞の受賞はむずかしいだろう、ということだけど(本命はベン・アフレック監督・主演の『アルゴ』とのこと)、たとえばおなじくおもに技術部門で11部門ノミネートされていた昨年の『ヒューゴの不思議な発明』にくらべると、僕はこの『ライフ・オブ・パイ』は映画としてより見ごたえがありましたよ。

すくなくとも『ヒューゴ』を観たときのような「ガッカリ感」はなかった。

だから、仮に作品賞では受賞できなくても(※けっきょく『アルゴ』が受賞)、この映画は多くの人たちに観られるといいなぁと思います。



※成人したパイ役のイルファーン・カーンさんのご冥福をお祈りいたします。20.4.29


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PK



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