【長期修繕計画について】③
さて、もう一つの設定、管理費会計の余剰金を、毎年、
いくら修繕積立金に回すことにするか? という問題。
規約上、当初から駐車場使用料は修繕積立金に回しても
良いことになっていましたが、管理見直し前は、駐車場
使用料を全額管理費会計に入れて、やっと管理費会計が
成り立つか、年によっては赤字・・・
管理見直し後も、便宜上、一旦、管理費会計に全額を入
れ、理事会裁量で臨機応変に使える修繕費等があるよう
にしています。その方が運営しやすいのでネ。
予定外の修繕工事がなければ余剰金となり、かなりの額
を修繕積立金に回せます。
ただ、毎年、管理費会計に余剰が出て、修繕積立会計に
繰り入れられるとの仮定で計算し、修繕積立金を値上げ
しなくても済むという考えは甘すぎるしリスクが大きい。
排水管破損のようなことが起きると、余裕がなくなるど
ころか、修繕積立金を取り崩すことになります。
なので、少なめに設定しました。
この条件で長期修繕計画を修正してもらいます。
大規模修繕工事が終わり、長期修繕計画の見直しを依頼
した時から言っていますが、ここで改めて、3回目の大
規模修繕工事まで見据えて、修繕積立金の値上げが必要
か再検討する、と再確認しました。
しかし、管理会社さん、このことを覚え間違いしていた
~ということが後になってわかります・・・