解決策 | ふじなまさきなまの「俺は強い」

ふじなまさきなまの「俺は強い」

偉そうに「俺は強い」と威張っているように見えるかもしれませんが、弱いから、強くなりたいからこう言ってるのです。「そうなりたい」と願う「アファメーション」です。

前回の記事 http://ameblo.jp/efujinama-vvb/entry-10023773248.html#cbox  に、

様々な意見を下さった方々ありがとうございました。

この話はもっともっといろいろな方々にいろいろな意見交換がなされた上で、決められていかなければならないでしょう。

その意味では19年度をその期間とし20年から実施とした方が良いでしょう。


と言うようなことを書くと、 「もうこれまでさんざん議論はしてきた!」 と言われそうですが、


どなたのどんな議論ですか?


それすら明示されずに、御上から上意下達では民主的な運営がなされているとは言い難いでしょう。

だから 体育会系 はダメだと言われるのです!(σ(^O^;)思いっきり体育会系!)


まず、何が問題か。

生徒一人一人にお金がかかりすぎると言うこと。

で、それは日本協会で使われ(100歩譲ってこれは全うに利用されるとしても)、

「会員」にまるでメリットがないこと。(少なくともまるで示されてません。)


協会は、現状多くの中学校・高校で部員減少が問題になっていることをご存じだろうか?

もちろんそれは 現場の指導者に大いに問題あり! なのだが、それは今回は語らないとして、

(ただし自分たちのことを棚に上げているわけではありませんよ。)

ユニフォームやシューズなども高価になっているし、経済的に恵まれた生徒ばかりがいるわけではない。

だから多くの学校が ユニフォームは学校持ち としていたりする。

それに、現状 「助っ人」 をお願いしている学校はどうするんでしょう?


「とりあえず、名前を借りて登録しておく。」

「次の大会は**部の**さんに出てもらって戦う。」


こんなチームはバレーをやるな。


なのでしょうか!?



さて、文句ばかり言っていても仕方がないから、

提案でもしてみよう。


ではどうすればいいのか?


私案を示します。


まず個人登録を、中学生・高校生・大学生・かつての実業団登録 のみにし、

小学生とママさん、クラブチームには課さない。


但し、必要であれば、全国大会に出場することになったチームのみ、その大会直前に 登録しなければならないこととする。

だって、小学生やママさん、クラブなんかは 草の根 じゃないですか。

なんでわざわざ バレー人口を減らすようなこと を考えるのですかね!?


これが条件 その1


次に、


登録は 各学校(中学・高校・大学)レベルにおいては、最低在学可能年数(中学3,高校3,大学4)の 複数年登録とし、

転校するなどがあっても、それは継続されるものとする。

ただし、各学校の途中から(2年生からとか)でも、登録は可能とする。


詳しくは、高校生の場合、

1年次から登録する場合 

 : 3年間の登録費として、例えば¥1,200.

   だから途中で退部をしてしまうともったいない。

2年や3年(まず無い)から登録する場合(追加登録)

 : 例えば¥500.

   1年生の時はまず間違いなく試合には出られない、とか、

   まだ部員として続けるかどうか怪しい、などの部員はこの方が良い。

   絶対に3年間やり続ける生徒や、すぐに試合に出る1年生などは追加より一辺の方が安く済む。

それぞれ、進級するたびに、更新料を払う。例えば¥200.


こうすれば、残り1試合しかない3年生がわざわざ4月に¥1,200.を払わずにすむから、割高感は無くなる。

というより、本当に安くしてますが。

しかし、一人¥1,200.にして、みんなが喜んで登録するとでも本当に思ってるんでしょうか?

協会の人たちはみんなお金持ちなんですね。


会員登録など、安くして人数を増やした方が絶対に収入は上がるのに。


それに、1年生の時から、バリバリやる気で入部してくるわけではないのが、普通の学校。

しもじもの学校の様子を理解していないとダメ。


うちなんかでも、

1年生の時から厳しい練習をやったり、毎週土日が練習だよ、休んじゃダメだよ!

何てことをやれば、部員はいなくなるのが現状。


徐々にその気になって、「休みも練習したい!」とか言い出す。

そうなればこっちが、「お願い、今週は家族サービスさせて!」と言うことになる。


そうなって始めて

「試合に出るためには登録しないとダメなんだよ。」

「じゃあ、登録する!」

となるんですよ。


生徒はみんな、バレーをやるために学校に来てるんじゃないんです。

学校生活をするために来てるんです。

それを、全国大会レベルだけに目を向けているとわからなくなるんではないでしょうか。

(ま、自分は全校は目指せない都立校でしたが、バレーをやりに高校に行ってましたけど。^^;)


今の筑附の2年生なんかは毎年バレーやりに学校に来てるように見えますけど、

本当はそれはまずいんです!

学校は勉強やその他の学校生活をするために来るのであって、

その一つにバレー部があるだけなんです!


学校の部活動が何のためにあるかを忘れては行けません!


全日本の選手を輩出するためにあるんではないんです!

それは延長線上にある結果に過ぎないんです!

日本中の学校が全国大会出場を目指してバレーをやってるんではないんです!


はっきり言って、私は全国大会出場を考えてません!

東京では全国に行ける学校は限られてます!

筑波大附高はその中には入っていません。それが現実です。


さて、最後に 一番大事な 「登録するメリット」

これは 「全国大会に出場するため」 なんてのは、上記の通り、大部分の学校にとってはメリットでも何でもありません。

もしこれが 「高体連の大会に出場するため」 となったら、それこそ 暴動 が起きます!

現実にもしそんなむちゃくチャなことをしたとしても、私は登録せずに試合に参加申し込みをしますね。

審査機能ができるとは思えませんから!

そのあたりは現在行っている、サッカーやバスケに聞けばいいでしょう。


さて、では何がメリットになるか?


お金に対するメリットですから、お金に還元するのが分かりやすいでしょう。

また、そのために莫大な費用が支出されるのであれば、個人登録制にする意味は無くなります。


ということで、提案。


全日本を始めとする 有料の試合が一般よりも割引料金で見られる。


これは、いわゆる ファンクラブ などもやってたりします。


あるいは、優先的にアナウンスされて、先に席が確保できる。

ま、でもこれは今の人気からするとメリットにはなりませんね。^^;ガラガラですから。


となると割引料金。

今は入場料収入を増やすためにでしょうか、やたらと高いと思います。

にもかかわらず、役員を始め 「とある筋」 だと、最前列に 只 で入れます。

これはおかしい!


それはさておき、次の金銭的メリット。


IDカードの提示があれば、日本中どこであっても、

バレーボールグッズが割引で購入得きる。


これには各企業の協力体制が必要です。

はたして、現状のように 協会公認メーカー になるために、大金を日本協会に払わなければならない現状で、

協力が得られるかどうか....。

現状では、ボールメーカーもそれがイヤで、2社以外は撤退したらしいですから。


(今、日本協会の試合は、2社のボールしか使われていないのをご存じすか!?)


で、バレーボールグッズとは、シューズ、ユニフォーム、サポーターの類。

割引率などは、各メーカーが競ってくれれば、我々消費者は助かる。


メーカーと協会の癒着(?)は、どこでも深刻だ。

聞くと頃によると、某種目など、ルールを変えてまで、メーカーの用具が売れるようにしているとか!

壊れにくい消耗品とは言えない消耗品を利用する種目などでは、確かにそうしょっちゅう用具が売れるわけではない。

だからルール変更なのだと!

公立高校は対応できないから、そんな種目からは撤退を余儀なくされる。

やれやれ。


ということで、文句ばかりではなく提案をしてみましたが、いかがでしょうか?


なお、3年間の登録と、追加登録など、かなり事務手続きが面倒くさくなるでしょう。

当然、日本協会は 「個人登録」 を管理する専門の人を雇わざるを得ないでしょう。

人件費がかかります。

それを承知でやらなければです。

今の感じだと、面倒くさい事務処理の大部分は、「配下」か「部下」としか捉えていない 「高体連」や「中体連」の先生方にやらせるつもりなのでしょう。

それも気にくわないですね。


本気で個人登録をさせて、少しでもお金を集めたいのなら、協会自らがそのくらいの仕事をやらなければダメですね。


さあ、中体連、高体連に所属する先生方!

本気で考えましょう!


日本協会が無くてもバレーはできるんです!


下々がバレーをやっているのは、

日本協会のためでも、全日本のためにでもないのです!


しもじも は このことを 誰にも恥じることなく、堂々と言い放ちましょう!