冷めた日本 | ふじなまさきなまの「俺は強い」

ふじなまさきなまの「俺は強い」

偉そうに「俺は強い」と威張っているように見えるかもしれませんが、弱いから、強くなりたいからこう言ってるのです。「そうなりたい」と願う「アファメーション」です。

今朝の めざましテレビ で話題に取り上げられていた記事。


日本、韓国、中国、米国の高校生の意識調査。

現在大事にしていること  という質問で、


成績が良くなること
と答えた生徒。
日本だけダントツに低い。33.2%

希望の大学に入ること

も、最下位。29.3%

いい大学に入れるように頑張りたいか

にも、25.8% で最下位。


これをもって、めざましでは

「日本の高校生は意欲が低い。」

と、言い、


記事によれば、国家の品格を書いた数学者の藤原氏は、

「一言で言えば、日本の子どもはバカだということではないか。」

だと!


お前こそバカだ!


我が家では、今朝も家族全員一緒にTVを見ており、娘は

「やべやべ、今日のテストヤベ!」

と言いつつ、御髪を整え、パンをかじっていた。


俺曰く

「なんで、大学に行こうと思わない若者を、

意欲が低いって言うのだろう?」


いわゆる進学校に教員として籍を置く身でこんなことを言ってはいけないのかもしれないが、本心である


娘も今のところ、大学に行きたいとは言っていない。

でも、


「ヤベヤベ、昨日グラマーの教科書学校に置いてきちまったから、なにもできなかった。今から学校行ってやる!偉いだろ!」

なんて言ってる。


偉いよ!


ああ見えて(って、娘を知らん人はわからないでしょうが、知ってる人はわかるでしょ?)、

いろいろ将来のことちゃんと考えてるみたいですよ。


ある意味で、

「とりあえず大学には行って...。」などと、

目的もなく考えている奴よりもよっぽど良いと思う。

記事では、受験戦争や学歴至上主義の反省から始まった ゆとり教育 の問題を指摘しているが、

企業も学歴に偏らない採用基準の多様化を進めたと言うけど、

結局、勉強以外の評価基準を示せないから、

「だったら俺はいいよ」って奴らが出てきたんだろう。

その反対に勉強ばっかできる奴らはオタク化したり、

他人とのコミュニケーションが下手くそだったり、

ファッションも生き様もダサダサ!


格好悪い優秀と言われる大人を見ても誰も憧れない。


子どもに意欲をもたせたいなら、大人が格好良くあるべきだよ。
その姿に憧れて努力するようになる。


塾帰りに夜遅く、よれよれスーツの酔っぱらいおやじを毎日眺めていたら、

何のために塾なんて行くんだろうって、みんな思うでしょ。


ああなるためか?って。


現状なら、男の子はみんなホストを目指すかもよ!

女の子は幸田クミ?


そうはなれないと早々と諦める ダサダサ君 達が、勉強するだけ。


おかしいね。絶対!


でもね、あの調査をどこでどれだけやったのか知らないけど、


高校生達はね、そんなにバカじゃないよ!藤原君!

文部科学省所管の教育研究機関のお偉いさん達。


高校生はきっと、あなた方の分析結果を見て笑ってますよ!



あんな調査に真面目に答えるのは、

いい大学に入れるように頑張りたいか

にyesと答えた25.8%だけですよ。

あるいは、その半分はギャグで選んだかも。


TFの生徒ならそのくらいの遊び心は持ってるね。^^


高校生よ、頑張れ!

君らはバカじゃない!


君らをバカだといっている年寄りどもを、蹴散らしてやりなさい。

勉強しかできなくて、大学のネームバリューで会社にしがみつき、

定年後には奥さんにも捨てられる。

そんな大人は見本ではないよ!


高校時代に「とりあえず勉強して大学に入って!」

などと考えている小さな人間にはなるなよ!


幸い、

TFにはそうでもないキャラの大物になりそうな奴らが一杯いるから楽しみだ!


きっと本気で君たちが思い描く将来像の方が、

大人が考えるものより良いにきまっている。

現状では難しいかもしれないけれど、

かっこいい大人を見つけて理想像を上手く描きなさい!


そこに到達するために、

勉強や大学が必要だと思えばそこに向かって努力すればいい。

必要がなければ、そこに向かう必要はない。




でもね、


間違いなく、


向かう先がどこなのかを


探す努力はしなさい!


それは勉強ではないかもしれない。


遊びの中に有るかもしれない。


でも、それを見つけようとする目と心だけは持っていなさいよ!


そしてイメージしなさい。



そうしないと、


くだらない受験勉強の渦に巻き込まれて、


流れて行く先は、


うだつの上がらないオヤジだからね。