あなたは自分の事が好きですか?



自分学で会社員がずっとやりたかった事をやり始めるブログ


日本には健全な自己愛を妨げるとても悪い言葉がありますよね。


それは「ナルシスト」。


確かに度を超えた自己愛は相手に不快感を与えてしまいます。


ただし、ナルシストという言葉は、その境界線がとても曖昧なまま使われています。


これはけっこう問題で、そのせいで私達は適度な自己愛を持つのもはばかられてしまっているような状況です。




っていうかさ、もっと楽に自分を愛したらいいじゃない(^^)




はればれ
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私が思うに、ナルシストとは、自分への関心が強すぎて、相手の存在を受け入れる事が出来ない人の事を言うのではないでしょうか(厳密にはもっと専門的な意味がありますが、便宜的にそうします)。



俺ってすごくない?かっこよくない?(o^-')b



まあ、これを人に強要したりせず、自分の中でそう思う分にはとてもいいと思います。

しかし「自分の器」を自分だけで満たしてしまい、人の存在を受け入れる事が出来ないようだと、それは自己愛ではなく自己陶酔という言葉になります。


そうではなく、自分が自分を大切な存在であると認めるように、人の存在も大切なものと認める事ができる人は健全な自己愛を持っていると言えると思います。


そしてこの健全な自己愛無くして、自分のやりたい事に気付く事は出来ないのです。




その理由はいくつかあります。



一つ目は自己愛が低いという事は、そもそも自分への関心が低く、自分の内なる声に耳を澄ませる事が出来ないからです。



二つ目は自分の欲求に価値を感じる事が出来ないから。

せっかく「これをやってみたい」という自発的欲求を感じられたとしても、「自分が思いつく位だから、もうみんなやってるよ…」とか、「そもそもたいした事じゃないよね…」のように感じてしまい、結局やり始める事が出来ないのです。



三つ目は、自分への関心が低い分、人への関心ばかり高まり、自分の事をないがしろにして人の望みばかり叶えようとする事です。


人間関係って、例えるならば、シャンパンタワーのようなもの。


シャンパンタワーとは本来、一番上のグラスが満たされ、その溢れた分が他のグラス満たしてゆき、そして満たされたグラスからまた他のグラスが満たされていく美しいパフォーマンスです。


つまり一番上のグラスたる自分が満たされていないと、他のグラスを満たすことはできません。


もし自分を満たさないまま他のグラスを満たそうとしても、それは不完全あり本来の姿ではないのです。


まずは自分を健全に愛し、認め、許し、自分で自分のグラスを満たす事が肝心です。




では具体的にどのようにしたら自己愛を取り戻す事が出来るのでしょうか。



その方法として、自分で自分を愛したり、褒めたりする「条件」を見直す事が挙げられます。





私もそうでしたが、日本人はとかく自分に対して厳しい。




自分を褒めてしまうと、成長が止まってしまう!


こんな事も出来ないで褒めるなんてできない!


こんなの普通普通!もっとすごい事やらないと!




こんな感じではないでしょうか。


しかし、これって実はすごい罠が隠されてるんです。




それは自分を褒めたり、愛したり、ひいては幸せを感じたりするのに条件をつけていては、いつまでたってもそれらをする事ができないという事です。




なぜなら、自分を褒める事が出来るのはその条件をクリアした時ならば、次に褒める時も条件をクリアしなければならないからです。


自分を愛するのもそう。


ましてや幸せを感じるのなんて、本当に多くの条件をクリアしないと幸せを感じてはダメだと設定している人が多いのではないでしょうか。




仕事で成功しなければ幸せではない!


結婚し、家族を持たなければ幸せではない!


家を持った無ければ幸せではない!


ブランド物を持たなければ幸せではない!


人よりもいい生活をしてこそ幸せである!




もう条件のオンパレードです。


そして条件をクリアしないと幸せを感じられない人は、いつまでたっても自分で条件を出し続けなければならないのです。


なぜなら条件をクリアしなければ幸せを感じられないのだから。





ちょっと話がそれましたね。


今回は自己愛の話でした。


そう、自分で自分を健全に愛するため、ほんの少しその条件を緩めてあげませんか?


なにもそれで成長が止まるわけではないし、むしろ自分が心からやりたい事に気付いて、その事で成長できた方が幸せじゃないですか。


そのためにもまずは健全な自己愛を取り戻す事。


そのために、その自らに課した自己愛を感じるための条件を緩めてあげて下さい(^^)





ちなみに私は、朝一番で「今日は最低限、これだけはやる」と、すっごくハードルの低い最低限を用意し、それをさっさとクリアすることで自分をめちゃ褒めるようにしました。


するとどんどん心が軽くなり、自然と自分で自分を褒められるようになりますよ♪


幸せを感じるための条件なんて、どんどんどんどん緩めてしまいましょう!o(〃^▽^〃)o




やりたい事を見つける専門家

「自分学」主席講師 黒瀧


自分のやりたい事に気付くための5つのステップ
>> その1 自分の縛りを解く
>> その2 自己愛を取り戻す
>> その3 自分の大好きな人の事を考える
>> その4 自他満足を成立させる
>> その5 自分の崇高なるお金の使い方を持つ