今日は私が大事にしている話を一つご紹介します。
それは「ぬるま湯のカエル」の話。簡単な話です。
ここに、ぬるま湯に入った一匹のカエルがいるとします。
その温度は、カエルにとってとても心地よく、快適です。
しかしそのお湯は、少しずつ加熱されて行くのです。
少しずつ、少しずつ。
やがてカエルにとって、少々熱い温度になってきます。
しかしカエルは、そこから出ようとしません。
それでも構わず、加熱は続きます。
少しずつ、少しずつ。
やがてカエルにとって、十分に熱い温度になりました。
しかしカエルは、出たらいいのに出る事ができません。
それでも加熱は続きます。
少しずつ、少しずつ。
そしてカエルは、結局そこから出る事ができず、その命を終えてしまうのです。
私はこの話を目にした時、温度を「時の流れ」に置き換えて考えてみました。
10代前半までは無限に思えた時間。いわばぬるま湯です。
それが大学に入ると、少し時の流れを速く感じます。
社会人になると、また少し時の流れを速く感じます。
20代後半になると、さらに時の流れを早く感じます。
30代になると、さらにさらに時の流れを早く感じます。
そう、時の加速度が増してゆき、どんどん時が加熱されて行ってるのです。
時の流れは早い。誰しもが思う事です。
しかし、その加熱されゆく時に対し、自分の夢、思いは追いついて来ているでしょうか。
もしそこにギャップを感じているのなら、行動を起こさなくてはなりません。
カエルにとって出るチャンスはいくらでもあったはずです。
でも、出られなかった。
それは、今この瞬間こそチャンスだと気がつかなかったからです。
いつでもできるは、結局いつまでもできないのです。
私は今とても幸せです。とてもとても幸せです。
しかし、まだまだなりたい自分になれていません。
なりたい自分があるのに、時の流れに身を委ねていては、あっという間に年をとってしまいます。
加速されゆく時についていくためには、それに気がついた「今」、行動するしかないのです。
行動を起こす事こそ、時の加速度を追い抜く唯一の方法なのです。
カエルにはなりたくない。
そう思い、私は今日も行動を起こすのです。
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