接尾辞-ous | ★ECCジュニア豊中駅前教室/玉井町教室/本町3丁目教室(大阪)の合同ブログ★  「将来使える英語を学ぼう」

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こんにちは。ECCジュニア豊中駅前・本町3丁目教室講師のAnnie、玉井町教室講師のMollyです。日々のレッスンの様子や、英語の学習法について語っていきます。よろしくお願いします。

Suffix -ous

高校生クラスで質問がありました。
うしろに ousがつく単語が難しくて間違っちゃいました、と。
おそらく、形容詞にする際に間違ったり、意味をとれなかったりでしょうか。

単語には、接頭辞、語幹、接尾辞とそれぞれに意味があります。
私は高校生には、新出単語を導入する際、この語源を必ず伝えています。
この知識があればかなり単語習得が楽になります。

たとえば -ous は、その接尾辞自体に、 「~の特徴を持った」、「状態」の意味を含みます。
私は、わかりやすく、-ous がついてたら、「~がいっぱい」と思ったらいいよと伝えています。
dangerous 「危険な」・・・danger(危険)がいっぱい。
courageous 「勇敢な」・・・courage(勇気)がいっぱい。
nervous 「心配でたまらない」・・・nerve(神経)がいっぱい。
various 「さまざまな」・・・vary(変化に富ませる)がいっぱい。
ridiculous 「馬鹿げた」・・・ridicule(嘲笑する)がいっぱい。
「~がいっぱい」の感覚は -fulもありますね。 
cheerful「快活な」・・・cheer(元気)がいっぱい。
careful「注意深い」・・・care(注意)がいっぱい。

英検2級レベル、英単語5000語レベル以降から、この語源が大切になっていきます。
つまり、英単語を見ただけで、意味が推測できるようにならなければ、莫大な語彙の前に崩れ落ちそうになります。
この語源をもとにした意味の推測ができるようになると飛躍的に語彙力が伸びます。

そこでまたおすすめの本を紹介します。

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接頭辞、語幹、接尾辞の意味がわかってくると、英単語の暗記が急に楽しくなってくると思います