「耳年齢チェック」
最近このアプリが流行ってるみたいですね。
これは高周波の音を聞いて聞こえるか聞こえないかを試すアプリなんですけど、これが英語学習のヒントになるんです。
英語の周波数が日本語のそれと違うのはこのブログでも書きました。↓クリックで表示
「早ければ早いほど良い」
で、検証してみました。
私が英語を話している時の周波数の分布↓
だいたい10000ヘルツくらいに山があります。
そして、15000ヘルツ~20000ヘルツにおおきな波があるのがわかります。
そしてこれが↓、今しゃべった英語の日本語訳を話している時の分布。
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/242.gif)
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
1000~2500ヘルツくらいに山がきます。
英語では、15000ヘルツ~20000ヘルツくらいに音が存在します。
そしてこの15000ヘルツ~20000ヘルツという周波数は、30歳以上でほぼ聞こえません。
声の高い低いではありません、試しに太~い声や高~い声で話してみましたが周波数の分布は同じでした。
高周波の音はモスキート音と呼ばれ、聞こえる人にとっては不快な音です。
日本語をしゃべっていても15000ヘルツ以上の高周波はあります。
ただ英語にくらべて圧倒的に少ないのです。
高周波の音は英語の s, p, k に見られるように、無声音に発生します。
母音でなく、無声音の子音で終わることが頻繁にある英語では最初のような周波数の分布が大いに発生します。
3歳までに聞こえていた、この世のすべての周波数の音声は成長にしたがって、だんだんと聞こえなくなります。
今日木曜日のレッスンは3歳児クラス~大人クラスまであるので、それぞれの生徒で試してみました。
小学生まではほとんどの生徒が17000ヘルツを聞き分けましたが、年齢が上がるにつれ、やはり15000ヘルツを聞き分ける生徒は減っていきました。
ちなみに私は12000ヘルツまでは聞き分けれましたが、どうやっても14000ヘルツが聞こえませんでした。
それと驚くことに個人差がありました。
小学生でも、すでに15000ヘルツ以上が聞き取れない生徒もいました。
このあたり、少しでも高周波の音をキャッチできるあいだに高周波の英語に触れた方がよさそうです。
そして、聞こえないのがめちゃくちゃ悔しい様子の生徒と・・・私でした
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/189.gif)