儲かる駐車場ビジネス | ミトコンのブログ

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Mobile Business Creatorのミトコンです。
Mobile(スマートフォン、IPad等)を軸とした新規事業開発に従事しています。
ビジネス全般が大好きなので、新規事業開発のこと、経営全般のことを記載しています。

おはようございます。
ミトコンです。


今日はあるテレビ番組を見て印象に残ったことがありますのでブログに書きたいと思います。


【印象に残ったこと】
・儲かる駐車場ビジネス

ある駐車場経営企業のお話です。経営の工夫を箇条書きですが記載します。


<その1>

小さな駐車場を多く設置し、大きな駐車場は設置しない。
駐車場はお客様に見つけてもらわないと意味がなく、大きな駐車場であれば、
道路の関係で、すぐに駐車できない場合があったり、見逃される場合がある。
小さな駐車場を多く設置して、お客様にすぐに見つけていただく工夫を行っている。


<その2>

いつ来ても駐車できる状態にしておくことが重要である。なぜならいつも満車であれば、
客離れが起きるからである。よって、大事な事は、駐車場を設置する場所も大切であるが、
取得した土地に何台駐車できるスペースを作るかも大切である。


<その3>

駐車場を設置する適地を探す営業マンがいる。基本的には、駐車場の適地は、人気のある
店がある周辺である。


<その4>

TONICという自動精算機と本社が無線で繋がる事で、各駐車場の稼動状況が分かるシステム
を構築した。そのシステムにより、少ない稼動状況がある駐車場のテコ入れ(駐車しやすい
ように配置を代える等)を行ったり、顧客への適時対応が取れるようになった。


<その5>

市役所と契約して駐車場を運営している。夜、土日等のあまり使われていない時に、
当該駐車場を有効利用しようという考えである。


<その6>

その他、温泉と駐車場の複合施設、カーシェアリング事業等にも力を入れている。
カーシェアリング事業は、自動車台数が減る要因になってしまうかもしれないが、
そもそも駐車場ビジネスは、供給:700万台、需要:2400万台であり、供給が圧倒的に
足りていないのである。したがって、大きな影響はない。
カーシェアリング事業は、当該企業が運営している駐車場にて使用出来るのであるが、
それも、当該企業が運営している駐車場の数が多いという強みがあるから出来る事業である。
 
<その7>

カーシェアリング事業を行う事により、将来働き始めた社会人が収入を得るようになって、
自動車を購入するきっかけになるかもしれない。また自動車を購入する事によって、
当該企業の駐車場に停めてもらう事になったら尚良いという考えがある。
 


優秀な企業というのは、儲かる仕組みが整っているなと思いました。
こういう企業のビジネスモデルはこれからもどんどん勉強していきたいです。



今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。