絵本は読まずに絵本で遊ばせる | e-子育て.comのスタッフブログ~子育て、教育のヒントをお届け~

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長年小学生に学習指導した経験を皆さんにお伝えしたくて、小学生の勉強の悩みや家庭学習、集中力・やる気スイッチの入れ方等書いています。
ブログの内容を実践して子ども2人が東大卒業しました。

後藤眞智子さんの↓の本の中で絵本の読み聞かせをするのではなく絵本で遊んでいたというくだりがあります。
なぜか3兄弟全員が東大合格! 「勉強しろ」と絶対言わない子育て/後藤 眞智子
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羊も、そこは「ハハン!」と膝を打ったのでした。

子羊も第一子は一生懸命働きかけて本を読ませていましたが、下の子羊たちは生まれた時から絵本に囲まれて育ちました。

街の小さな書店の絵本コーナーくらいの蔵書がありましたから。

そのために最初は絵本が読むというよりも「なめる」「めくる」「たたく」「ほうりなげる」おもちゃでした。

絵が書いてあるけれども薄っぺらくて、あまり良い音もしない反応が面白くない玩具だったにちがいありません。

でも心理学のプライミング効果ではないけれど、親しんだものは好きになる法則がはたらいて、次第に本の中身に興味を示し、読んでやれば最初のページへめくり戻し、何度も同じ本を読まされるように。

最初から「読んでやろう」と意気込むのではなくて、環境として本に囲まれる状況をつくれば、子どもというものは興味を示すようになるのだと思います。

この「環境」ということばはこの本によく登場するキーワードですね。

後藤さんは「読み聞かせをしなくちゃ」と焦ることはないですよと、おっしゃっているのではないでしょうか。(羊)
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