2019年 家族のお正月 | 和癒(わゆ)サロン En’(えん)

和癒(わゆ)サロン En’(えん)

あなたの身体の“癒快(ゆかい)”をお手伝する,広島市安佐南区大町の和癒(わゆ)サロンEn’(えん)です。
☆☆☆ 日常生活に寄り添い,
    身体の使い方の癖をひも解き,
    動きやすい身体づくりと心地良いライフスタイルをサポートします☆☆☆

和癒師えんです。

熊本の記事をアップしようとしてたら地震。
たくさんのご心配をいただき感謝しますm(__)m
当方無事です。
人的被害が出てないということにほっとしています。このまま無事にすみますように。

***

4日に北九州で用事があって、
前入りで2日に熊本に向かう。
この一年で3度目の母の外泊。

ふと、ぴろん、とショートメール。
「何時頃着くの?」
姉から。

お。知らせてなかったのでした。
父の墓参りで合流しようかーとやりとりしてると、主人からの提案。

「お兄さんにも電話せんけん」

む。

いや兄に電話するのは姉にメールするより100倍ハードル低いけど、成功率低い。
「いま熊本向かってるんだけどどやんしよるー?」
「おるぁ仕事ばい」

祝日は特にそのパターン。

でもまぁお約束のやり取りを無駄と言いつつあえてやるのも大事なコミュニケーションよねーとかけてみると

「えーばい」

お。

久しぶりに兄妹が揃うことに。
待ち合わせはお墓(笑)

兄に会いたくて会いたくてしょうがない母。
でも1年に一回も会えないから
「こんな特大のお年玉、ばぁちゃん喜ぶねー」と予想通り
「わーこんなふうに集まれるたいねー」と感激もひとしお。


頭隠すと並んでる兄と顔がそっくりすぎて笑う。
二重まぶたで目がぱっちりの兄と姉の顔が昔はよく似てて
「お前拾ったって言いよったもんなー」と兄。

そうそう。

「本当はミツオだった」

「オレたちは未来から来てて本当の兄姉じゃない」

とか、
何度豆鉄砲くらったことか、、。
思い出して笑う。



甥っ子が息子にお年玉をことづけてくれる。
かんどー(T ^ T)


兄夫婦が可愛がってるはなちゃん。
秋から病気療養中だって、、。
息が苦しそうでかわいそうで、でもそのおかげで家族旅行やめて家に居たというから、ごめんね、はなちゃんありがとう。


泊まってるホテルのロビーでくまもんが謹賀新年の正装。
母が写真を欲しかったので携帯の待ち受けにしてあげた。園のお友達に自慢すると言う(笑)

***

外泊で心配なのは、いつもと違う場所で不安になること。
特に夜中にトイレで目が覚めた時が心配なんだけど、

部屋の電気を全部消して、トイレの電気をつけてドアを開けとくと、反射的にそっちに足が向くみたいで、スムーズだった。

いまのところ徘徊はないけど、徘徊があるときは、ドア周りにテーブルや椅子を置いたりしてると回避できるって教えてもらって、

工夫次第で充分いろんなことできるって思えてからずいぶん楽しくなった。

朝目が覚めて布団の中でもそもそしながら
「おはよー」
って言えるのが嬉しい。

***

翌朝は水前寺公園。
「うわーここは水前寺公園のごたんねー」
と母。

私と主人が揃ってると、いっきに広島にワープするらしい。
「ここは熊本よ」
というと、
「広島の中に熊本の場所ば作ってあっとー」
と感動深まる。。

ま、いっかー(笑)





「ここは来たことあるよねー」
と嬉しそう。

ついつい、新しいとこにって思っちゃうけど、なんども同じとこ行くほうが母には薄い記憶が重ねられたり呼び起こされたりして安心するのかもと思う。

***

2日目、息子が合流して熊本駅でお昼ごはん。
孫の顔をしげしげと見つめながら
「色が白かねー」
「肌が綺麗かねー」
と繰り返す。

「ばあちゃんの"色が白くて肌が綺麗"は、"良か男ねー💕"ってことだよ」
と通訳すると、ハート印の瞳でうんうんとうなずいてる。



お土産売り場で義援金寄付付き黒糖ドーナツを販売してた。

***

母を園に送って、
小倉についてほどなく、揺れを感じてハッとすると地震速報。

楽しいねー
良かったねー

ってみんなで会った直後にそれはないよと身体が震えた。

園の電話が混乱してて繋がらず、ダメ元で母の携帯にかける。

メールの返信は出来ても、電話折り返しはほぼないし、もう何年も、電話だと「聞こえない」って会話が成り立たないのだけど。

かかってきて、
ちゃんと話して、
「みんなとテレビ見てたよ。なんともないから安心していいよ」
と聞けた。
くまもんの待ち受けが手伝ってくれたと勝手に脳内変換。

***

いつ何が起こっても不思議じゃない昨今、一緒に過ごした時間、あったかい気持ちは自分を支えてくれる。

そして、
私が一歩先を行く先輩から勇気をもらったように、

母や私の今が役に立つ誰かがいたらいいなぁと思う。