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  さて・・・・馬頭観音(ヴィシュヌ)の事をお話してきました。


実はこのヴィシュヌとは三神一体という三人の神様で構成されてているユニットなのです。


三位一体という言葉と似ていますが、こちらでは

三神一体(トリムルティ)という風に言います。

その意味するところは。宇宙原理で

ブラフマーは創造を

ヴィシュヌ(馬頭観音)は繁栄維持

シヴァは破壊

を担当するという考え方です。そこから三神は実は宇宙原理の三つの顔であり、究極的には三神は一体のものであると説かれます。


このように三神は一心同体という事なのですが、どうやら人間の思いによって対立をしてしまっているようですね


【対立してきたヴィシュヌ派とシヴァ派】

ヒンドゥー教は、大きくヴィシュヌ派とシヴァ派に分けられてしまっているんです。

ヴィシュヌ派は唯一の神に信仰をささげる排他的な立場をとり、他派のマントラを唱えることを厳しく禁じています。


 さらに細かく分ければ教派の数は極めて多数にのぼり、それら教派間で、深刻な宗教対立が起こる危険は常にあったし、現に暴

動が有ったという歴史も有ります。

~以上~


どちらが正しいというより分析の違いだと思いますが、皆様は如何思いますか?

 以下の神話を見ても、枝分かれしただけでどちらが偉いとかではないと思いますが・・・・・

この三神の生まれ

 ヴィシュヌ系の神話では、ブラフマーはヴィシュヌのへそから生えた蓮の花から生まれたことになっています。


 彼は宇宙を創造しますが、真の創造神はヴィシュヌなのです。シヴァとの関係はもっと険悪で、どちらが本当の創造者か口論のあげく、怒ったシヴァに五つの頭のひとつを切り落とされてしまいました。このためブラフマーは四面になったと説明されます。

~以上~


いずれにせよ宗教とは人間の幸福の為に作られたと思いますので、それで争うのは本末転倒で有るとたかちほは思っています

しかし、カルト教団は危険だから排除して欲しいと思ってますが。


それではせっかくですので、上記三神のあらましについて語っていきますね。①ヴィシュヌ神(馬頭観音)


そして各地域で親しまれ、尊敬を受けていた10の神々を、己の化身として取り込むことで、その信徒数を増やしていきました。


クリシュナというインドの神様と

ブッタの化身でもある。Σ( ̄。 ̄ノ)ノ驚いた!

ヴィシュヌ神は、「温和」と「慈愛」の神。元来は太陽神で、全宇宙(天界)を三歩で歩いたといわれています。


 ヒンドゥー教でブッダは、ヴィシュヌの化身の一つとして、「神々の敵を迷わせ破壊するために、異教を説く者」として挙げられています。


 そしてブッダガヤ等の仏蹟も、ヒンドゥー教徒の巡礼地に加えられています。


②シヴァ神

荒ぶる神。破壊神といわれ、破壊・死と創造・生殖を同時につかさどるヒンドゥー教の主要神格です。


③ブラフマー

元来宇宙の根本原理とされるブラフマン(梵)

 神々の長老として尊敬され、何か事件が起きたときの相談役ではあるのですが、シヴァやヴィシュヌのような強大な力はなく、自分を中心とした独自の神話体系も持っていません。

 これは現実の強力な信仰集団を基板に持つシヴァとヴィシュヌに圧倒されて、相対的に神格が下がったためと考えられます

~以上~




さて・・・・インドの中心神様がわかったところで、難しかったのでこんどは可愛らしい物語に行きましょう(^ω^)ニコニコ


またまた、馬頭観音(ヴィシュヌ神)にまつわることですよん♪


因みにたかちほが、馬頭観音・馬頭観音・馬頭観音としつこく言っているのは非常に重要だから覚えてもらいたいからです。


この馬頭観音は、非常に面白いことに繋がってますから。


乞うご期待ですヽ(*´∀`)ノ



続きは→その12