千秋「タイガース・ゲッツ・ザ・グローリー」(阪神タイガース)
chiaki Tigers gets The glory |
【このコンテンツは批評目的による千秋氏の音楽からの引用が含まれています。音楽の著作権は著作権者に帰するものです。また、個人的耳コピのため音楽的には間違った解釈である可能性もありますが、故意に著作権者の音楽の価値を低めようとするものではありません。著作権者主体者の権利、音楽の美学を侵害した場合このページに限り、いかなる修正・削除要請にも応じますので、ご教授ください】 いよいよ決まりそう。今日は千秋の歌う「タイガース・ゲッツ・ザ・グローリー(Tigers Gets The Glory)」を弾き語ってみよう。 2003年優勝時の企画物だが、元ジェーンズ・アディクション、元レッド・ホット・チリ・ペッパーズのギター、デイヴ・ナヴァロ(Dave Navarro)やアラニス・モリセット・バンドのベース、クリス・チェイニー(Chris Chaney)、スティーヴ・ヴァイ・バンドのドラマー、クリス・フレイジャー(Chris Frazier)らが演奏をしている。 キーはEbメジャー、爽快なパンク・ロック。 【I】
イントロ。 Ⅴ7-Ⅳ-Ⅲ7-Ⅱ7 それぞれセブンスコードは弾かなくてもいい。ⅢとⅡはそれぞれ本来ならマイナーコードのはずだが、ノリでメジャー化している。理論的に説明するなら、本来はⅢm7-Ⅵm7-Ⅱm7のところがⅥのドッペルドミナント(参照 )としてⅢm7がⅢ7に、Ⅵm7は省略されて、Ⅴ7のドッペルドミナントとしてⅡm7はⅡ7に、ということになるけど、ノリ。ノリ。
Ⅰ-Ⅴ7-Ⅳ-Ⅵm7-Ⅴ7 というシンプルなコード進行。【A】を以下の歌詞で繰り返す。 戦闘準備はOK 強気な秒読み開始
キャッチーに挿入されるギターのカッティング。譜割は Eb=♪×5 Eb=♪×2 Eb=♪×1 セーハコードで、ガッ! ガッ! ガッ!と弾く。
のパターン。ⅣをⅡm7の代理、Ⅳ-Ⅰ間のⅤ7が省略されたと考えるとこれも循環コード(参照 )だ。最後の7~8小節は【I-2】と同じパターン。【B】は以下の歌詞で繰り返される。 ***
というサブドミナントマイナー→サブドミナントのヴァンプを3回繰り返した後、Ⅴ7へ。ここの千秋の声、震え上がるほど素敵。魔女チック。
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*** その後、【I-2】を演奏してから 【B】×2 *** 【C】×2 *** 【A】 *** ビデオ屋でバイトしていた時代、有線から流れてきた「ポケットビスケッツ」を初めて聴いたとき、物凄く壊れそうで儚い美しい声だと思った。素晴らしい女性ヴォーカリストがデビューしたと思ってたら実はノンタンの千秋だったので、滅茶苦茶驚いた。この曲も彼女の素晴らしい個性が発揮された名曲。いよいよだなぁ。サンテレビの特別番組(東京では別局放映だが)見ながら、飲むぞう。
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