F1【無線制限】緩和 | ナレーター原寛のF1ウイニングロード

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F1について周りに好きだと言っても
「よく分からない」「なんか難しそう」という回答がよくきます。


○周走ってトップになった人が勝者


というだけの説明だとF1ファンの人に怒られそうですが(汗
でも知らない人にはとりあえずそう伝えています
↑皆小さい頃「マリオカート」とかやってましたよね?(^▽^;)

野球やサッカーといったスポーツと比べても
自分達が経験したこと無いっていうのもあるけど

一番はルールが複雑だということ、それも毎シーズン、毎シーズンで変わる上に
実はドライバー、チームも突然のルール変更には理解できない・よく分からない(なぜ変更になったのか)ルールというものもあるわけで・・・

そのうちの一つに
【レース中の無線制限】というのがあるのです。

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FIAの競技規約第27条1項
ドライバーは「支援を受けずにひとりで」マシンを操縦しなければならない。
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この規約により、レース中の無線には強い規制がある。
規制が出来たということは勿論理由もあるわけだし、必然だったのかもしれない
ただその規制が招いた問題もあった。
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2016年 F1ヨーロッパGP決勝
34周目、
ハミルトン、エネルギー回生システムの不具合でダッシュボードの黄色い警告灯が数多くついているようだ、スイッチをいろいろ切り替えている、無線制限でチームは指示を出せない

44周目、
ライコネン、エンジニアが無線で教えてくれないので怒りモード
ライコネン「イエスかノーで教えてくれ」
エンジニア「言えない」
ライコネン「・・・(スイッチを入れるが無言)」

2016年07月07日F1オーストリアGP
無線制限のため、チームはドライバーにブレーキ故障について伝えることができなかった
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レースをより良くしようとした規制がドライバーを危険に晒してしまったわけです。

批判をしているわけではないけども
僕はドライバーとチームのやりとりも含めてF1だと思っています。
戦術(ドライバーのテクニック)と戦略(チームの駆け引き)が
面白いものだと思っているので
今回の規制緩和については一個人として大賛成であります。

これによって今まで以上に駆け引きが面白くなる気がしてならない。
勿論、良いことばかりではない弊害もあるかとは思うけど・・・

F1ファンが増えて欲しい
その為にはまずは分かりやすく、面白いレース展開がなくてはならない。
それにはプレイヤー側が納得したルールがなくてはならない。

今後F1界がもっと盛り上がることを切に願います。


原寛
ボイスサンプル【情報バラエティー】
https://www.youtube.com/watch?v=lebzvudxX_M