分子整合栄養医学外来 | 精神科医:みえしん院長

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おはようございます(こんにちは)。三重心身クリニックの臼井卓士です。


三重心身クリニックではこころの病やメンタルヘルス不調に対し、お薬の処方をしたり、カウンセリングでの治療も行っていますが、分子整合栄養医学という学問に基づいた、栄養素による治療も行っております。


三重心身クリニックの分子整合栄養医学外来(保険外診療)では、うつ病や統合失調症、パニック障害などと診断された患者様に、詳細な生化学的な血液検査を行います。通常の精神科の保険診療では、症状を伺いそれに対してお薬の処方を行いますが、分子整合栄養医学外来では、脳を含めた体内の生化学反応という視点から、皆さまの体内の状況を把握し、症状だけではない診断を行い、新しい治療を提案いたします。


欧米では1960年代からナイアシンを中心とした栄養素を用いてうつや統合失調症の治療が行われるようになりました。
日本では新宿溝口クリニック院長溝口徹先生が、2003年に日本で初めて分子整合栄養医学専門クリニックを開設されるなどパイオニアと
なって、普及に努めておられます。残念ながらまだまだ一般的な治療とはいえませんしょぼん


ともあれ、ナイアシン、鉄、亜鉛、ビタミンB6・・・日本ではとかく「栄養過剰症」に敏感な方が多いですが、これらの栄養素の欠乏症は日常臨床で非常に多く遭遇いたします。


また三重心身クリニックは精神科の診察もしている関係上、他院で統合失調症やうつ病、パニック障害と診断された方も多くいらっしゃい
ます。血糖調節の異常である低血糖症のひとつである反応性低血糖症によって起こる症状は、幻聴などの統合失調症の症状を呈する事が多く、ナイアシンを中心とした治療とともに、血糖調節を正常化することによって多くの症状が改善し、薬剤の減量や中止が可能となること

も多いです。


若い女性の方に多いのは鉄欠乏亜鉛の欠乏です。これらの栄養素の不足は「動悸」「めまい」「過呼吸」「頭痛」・・・など一般に自律神経失調症やパニック障害と呼ばれる症状を呈することが多いですね。


・たくさんの薬の処方を減らしたい
・薬の副作用を軽減させたい
・根本的に体質を改善させてうつなどのメンタルヘルスの治療に取り組みたい
・体のだるさをなんとかしたい
・生活の質(QOL)を上げて元気に生活を送りたい


精神科治療で、このような心当りがございましたら一度当クリニックまでご相談下さい。
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出張の時に寄り道して撮影しましたニコニコ


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