時事徒然(書籍紹介と履修不足問題) | Doronpaの独り言

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日本第一党党首 / 行動する保守運動代表
桜井誠の公式ブログです。
時事問題や国際情勢などを記事にしています。
是非ご覧下さい!

新井 知真
コリアン・ザ・サード(在日三世)


昨日、オークラ出版より『コリアン・ザ・サード』の見本が届きました。このブログ記事が出ている頃には皆様も読まれているかと思いますが、ちょっとだけ先に読ませていただいております。まず本が左開きで横書きなのが目に付きます。以前、対談の際に訪れたオークラ出版の編集部で荒原稿を見せていただいていたのですが、ブログの臨場感をそのままだすためにあえて横書きにしたそうです。確かに横書きだと左開きのほうがしっくりきます。それぞれの文末に当時のブログ記事を読んだ新井氏の現在の心境などが書かれており、大変興味深く拝見させて頂きました。詳しい内容は同書をお手にとって読んでいただければと思います。現在は帰化されている新井氏ですが、これらの記事を書かれていた当時はまだ在日としての立場もあり、微妙な心の変化をその言葉の端端から推察することができます。
また、私ごとで恐縮ですが、同書の中で昨年の私のブログ記事「在日問題の根本 」(在日全員送還)について、新井氏とのやりとりが取り上げられたことがきっかけで最後の特別対談の相手として呼ばれております。実際は長時間の対談でしたがページの都合上、重要なやりとりをとりまとめて掲載していただいております。私が言いたかったことをご理解いただいた上でまとめていただいており、編集の方には大変感謝しております。

この対談を読まれた方々が在日問題の一端に触れ、この問題を考えてくれるなら誠に幸いです。
先述の通り、手を入れ直しているようですが、基本的にはブログ記事をそのまま掲載という形をとっており、また説明が必要な部分にはきちんと注釈が入っているので、ブログに慣れている皆様には非常に読みやすく仕上がっていると思います。在日問題を考える第一歩のような本だと思います。是非ご購読下さい。


履修不足問題

最近巷を騒がしている問題です。一部進学校(高校)を中心に本来必須科目であるはずの世界史などを履修しておらず、現時点で判明した最悪のケースでは700時間の履修不足が出ているものもあったようです。
学校を卒業するために必要な教科の学習を、大学入試では出ないからといって不正を承知で学校が必須科目から該当教科を外し、代わりに大学入試に必要な教科への時間に割り振っていたとのことです。問題が露見して以降、履修不足で学校を卒業できない生徒が出てくるとの報道で騒ぎが広がっていきました。この記事を書いている時点ですが、政府与党はこの問題を受けて50時間を限度に不足分の教科を補修などで受けることを条件に履修不足の生徒たちを救済する案をまとめているようです。

まずこの問題を考えるに、
学校という存在の希薄化を考えなければなりません。一体学校とは何なのでしょうか? 単に教科だけを教えて終わりなら、日本から全ての学校を廃止して予備校や塾だけで済ませれば良いということになります。学校は勉強だけを教える場ではないはずです。入試には関係なくても、芸術や体育やその他の教科、あるいは文化祭・体育祭など生徒が一丸となって一つの行事に取り組んだり、ミニ社会を経験させることで子供たちが社会に巣立っていく手助けをするために学校は存在するはずです。学校とは人間を作るための存在であると私は思います。大学入試が全ての目標になってしまい、本来の学校の役割が見向きされなくなっている現状こそが、教育の崩壊といわれる大きな原因の一つではないかと思うのです。大学入試に受かるなら、どんな不正も許されると思っている学校側の傲慢にして無法教育を断固として糾弾することが先決だと思います。

また、私は安易な救済にも疑問を呈します。いくら履修不足の生徒に非は無いとはいえ、
文部省の学習指導要領に従った学校の生徒たちとそれこそ最大で700時間も学習に差が出ている状態で、大学入試の試験を行うのは絶対にフェアではないからです。またこの問題が報道された当初「生徒側の希望もあって大学入試に関係ない科目を削った」旨の学校側の発言もありました。これが事実なら、生徒にまったく非が無いとは言い切れない事態であると思います。政府・与党・文部省はこうした問題を踏まえたうえで対応を決めてもらいたいと思います。
そして、根本的に大学入試が全ての目標になっている学校のあり方を問い直し、例えば欧米で施行されているような大学入試の評価を(試験の点数評価)+(学校でのボランティア、部活などの活動評価)の合算評価にするなど現行制度の大幅な見直しを行うべきだと考えます。
また、問題の発端であった世界史などの歴史について、その取り扱いをもう少し考えるべきだと思うのです。学校の教科に甲乙をつけるのはどうかと思いますが、少なくとも社会で何の役に立たない試験英語などを教えるよりは、自国を含めた世界の歴史を学ぶことの方がどれほどその人の人間形成に役立つか分かりません。
歴史は全ての学問の原泉でもあります。個人的な話ですが、私は高校時代に世界史を学びました。日本にいながら世界中の様々な歴史を学ぶことは、まるで一冊の冒険小説を読むかのようで、本当にわくわくする授業でした。文化の誕生、英雄の登場、戦争、平和、国家の駆け引き、人間の進歩……歴史を学ぶことは人間そのものを知ることであると思うのです。
特に日本の場合、教育現場でこれまでほとんど無視されてきた近代史を独立させて一つの教科として徹底的に教える必要があります。
近代における日本が何をしてきたのか? 何を目指したのか? をきちんと教えることが、日本という国家への誇りを取り戻す第一歩になるのです。

今回の騒動を通じて、教育の腐敗状況を再認識し、この問題をきっかけに日本の教育制度の抜本的改革がなされることを願わずにはいられません。



<お知らせ その1>


前々回の記事「書籍紹介&在日特権を許さないためには? 」で発表しました「在日特権を許さない市民の会」(仮称)について、準備会合を12月はじめに開くことが決まりました。日時や場所、登録方法など詳細は今後お知らせしていきたいと思います。2007年早々の発足を目指して、何卒皆様のご協力・ご参加をお願い致します。



<お知らせ その2>

11月15日(発売予定日)に東亜細亜問題研究会編纂の


「マンガでわかる中国100の悪行」(晋遊舎、900円)

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アマゾンで予約受付開始


が発売されます。研究会から七名が執筆に参加した中国告発本です。詳しくは今後、ブログなどを通じて告知して参りますので宜しくお願いいたします。




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