日韓文化相違 | Doronpaの独り言

Doronpaの独り言

日本第一党党首 / 行動する保守運動代表
桜井誠の公式ブログです。
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呉善花女史といえば、その著書『スカートの風 』以降、日本に住む韓国人として日韓関係について鋭く切り込まれてきた論客として名高い方です。その呉女史の『濃縮パック コリアンカルチャー 』を最近読ませていただき、なるほど日本と韓国の違いの有様について考えさせられています。留学生として来日してから現在まで、日韓のカルチャーギャップに悩みながらも懸命に日本に馴染もうと努力する姿が読みやすく描かれています。
ちなみに、先の呉女史の代表作のタイトルである「スカートの風」という言葉は韓国語では「チマパラム」と言い、決して日本語から受けるような「さわやか」なイメージではなく、「
家を守らずに外で遊びや浮気にうつつを抜かしている」という女性への非難の言葉として受け取られるそうです。

同書にも書かれていましたが、特に
日韓の違いを象徴的に表しているのが美意識の違いではないでしょうか。韓国には伝統的に「完全な美」を追及する傾向が強く、日本のようにちょっとズレたもの、左右非対称や歪んだ対象物にも「美」を見出すことが殆どないようです。
シンメトリー(左右対称)に美を見出すのは中華の伝統から来ているのだと思いますが、韓国ではさらにより完成された美を追求する傾向が強まり、例えば現在韓国で当たり前のように行われている整形手術などもそうした「完全な美」の追及が当たり前の韓国では普通のことであり、また器も日本の年代物の茶器のように「薄汚れた」ものより真鍮製・ステンレス製のようなピカピカ光る真っ直ぐ綺麗な物が何より美しいと思うようです。「
多少ズレたものや歪んだものでも馴染めば味わいがあるじゃないか」というような感覚は生まれないようです。

そしてもう一つ同書を読んでいて気づかされたのが韓国語についてです。韓国語は基本的に文法が日本と同じですので非常に覚えやすい言語ではあるのですが、
「言葉の変形」が日本語と違うという点が、日本人にとってかの国の人を「きつい人」「身勝手な人」と思わせている要因の一つではないか考えられるのです。つまり、韓国語では動詞を受身形にする事は余りないそうで、「れる・られる」という受身への言葉の変化がないため、例えば先述の「考えられる」という言葉は韓国語では「考える」と表します。一語一語だけ見れば何の事は無いのですが、言葉として文脈としてみていくと、日本語には確かに受身形が多用されており、そのため、常に能動的な言葉で話す韓国人を日本人が「きつい人」「身勝手な人」と感じてしまうのではないでしょうか。
もしかすると、能動的な言葉だけで話していることが理由となって、韓国人は性格的に歪んでいる部分があるのかも知れません。日本語の受身形は相手を思いやる日本型の村社会の中で発達してきたものだと個人的には考えています。

同書は、こうした余り日本では知られない韓国の姿を垣間見せてくれる非常に興味深い内容となっています。
機会があれば是非ご一読下さい。



研究会名称変更のお知らせ

フォーラムなどを主催して参りました『日韓歴史問題研究会 』は、2月1日より『
東亜細亜問題研究会』へ名称を変更します。これまで日韓の問題に主眼をおいて活動をしてまいりましたが、より積極的に東アジア全般の情勢について問題提起を為すべく名称変更することになりました。東亜細亜問題研究会として最初の活動となりますが、2月22日(水)発売予定の『マンガ嫌韓流2 』 (著者:山野車輪、出版:晋遊舎、定価:1,000円)と同時発売となります『マンガ嫌韓流 公式ガイドブック 』 (出版:晋遊舎、定価:600円)の製作に一部携わることになりました。
『マンガ嫌韓流2』と併せまして何卒宜しくお願い致します。
この他にも現在企画中の活動予定もございますが、こちらは詳細が決まり次第皆様に逐次お知らせして参りたいと思います。なお、東亜細亜問題研究会代表はこのまま桜井誠(Doronpa)が務めてまいります。これまでと変わらぬ皆様からのご支持ご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。


ネットラジオに関するお知らせ

既に本サイトにてお知らせの通り、現在ネットラジオを本サイト 版と公式サイト版 の2つに分けております。どちらも同一ファイルですが、片方のサーバーが落ちた場合も対応できるように分けさせて頂きました。録音時間の関係上、1回の収録でため録りが2本までしか出来ません。現在1ヶ月に1度のペースで収録しております。放送は基本的に
第一週と第三週の土曜日にアップする形をとっております。今後もこのペースを守りながら、収録が多く出来た月は放送回数を増やさせるようにして参りたいと思います。

2006年1月8日に行われました『フォーラム日韓百年の考察』の第一部ネットラジオ公開収録分(ゲスト:西村幸祐氏、中岡龍馬氏 インタビュアー:クールオレンジ女史)につきましては現在編集中です。近々にネットラジオ公開収録分として放送する予定ですので、今しばらくお待ち下さい。

なお、ネットラジオでは番組収録参加希望者募集を随時行っております。ネットラジオは研究会の会合などの集まりを利用して番組を収録しておりますが、ご希望の方には日時などを合わせた上で別日に収録の形を取ることも可能です。収録場所は都内になりますので、東京もしくは近辺在住か上京可能な方でネットラジオの収録に参加を希望の方はメール にてまずはご連絡下さい。

その他、ネットラジオでは皆様からのテーマを受け付けております。こんなテーマで収録してほしいという希望がありましたら、掲示板のサイト関連の感想・要望・苦情などメール などでその旨お伝え下さい。なお、第三十七回収録番組のテーマはリクエストから頂戴しました。宜しくお願いします。


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反日妄言撃退マニュアル (Doronpa著/晋遊舎刊/定価800円)

(晋遊舎特設サイトはこちら から)

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下記インターネットブックサービスサイトにてお願いします。

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