事の始まりは、10月21日に韓国食品医薬品安全庁から発表された情報でした。韓国で流通する中国産キムチに寄生虫が検出された(正確には回虫卵)というニュースが、大々的に流れ、これに反発した中国側の政治的圧力でキムチ寄生虫騒動が、外交問題に発展していました。そして、同庁から3日に発表された情報では、国産白菜キムチ502製品を調べた結果16製品から寄生虫(回虫卵)が見つかったというものでした。
これだけなら、中韓だけの不衛生状況と傍観するものですが、さらに、昨年日本向けに輸出された光州広域市にあるネコヒャン食品のキムチ43トンにも寄生虫が存在したことが発表され、波紋は日本にも及んでいます。
本サイトの掲示文などでも取り上げていますが、特に韓国の寄生虫問題は今に始まったことではありません。(中央日報などでは、寄生虫の卵が見つかったのは今回が初めてと報じていますが)平成12年9月29日に開かれた『東京都立衛生研究所主催 第18回衛研セミナー』の中で、微生物部細菌第二研究科 村田以和夫先生の講演「有機農産物の思わぬ落とし穴 -寄生虫症の復活を心配して-」のなかで、次のように語られています。
「このほか、輸入のキムチから感染したと思われる回虫症が同一の飲食店で2例続けて発生し、そこで提供された韓国直送のキムチから回虫卵を検出できた例やブタの有鈎条虫卵に汚染されたキムチを食べて脳内に有鈎嚢虫が発見された報告もあります。しかし、その後食品環境指導センターと衛生研究所で行った調査では、我が国で市販されているビン詰めの輸入キムチや国内産のキムチからは全く寄生虫卵は検出されていません。」
すでに日本では5年も前から韓国産キムチの汚染状況が報告されており、決して今回が初めてという事ではないのです。
そもそもこの問題には色々と布石があるのですが、今年に入って韓国で中国からの輸入キムチが輸出キムチを上回るという自称キムチ宗主国の面目丸潰れ(韓国人にとって)の状況が明らかになり、例によって例の如く日本人には理解できないキムチへの情熱とプライドを持った愚かな韓国人たちによる「国産復帰運動」も起こっていたようです。そのような状況で、「中国産キムチに寄生虫が!」というセンセーショナルなニュースが飛び交ったのですから、国産キムチ派の韓国人は大喜びでこのニュースを煽動しまくっていったのです。そして、今度はその韓国自身のキムチからも同様に寄生虫が・・・というのですから笑い話にもなりません。
基本的に中華文化圏(中国・韓国・北朝鮮)には伝統的に衛生概念というのが存在しませんでした。朝鮮での衛生概念の欠如振りは、本サイト『朝鮮人を救った日本の近代医療制度
』をご覧下さい。
こうした歴史的衛生概念の欠如は、彼らの言うところの「日帝36年」の間に、日本が一度は衛生概念を浸透させたのですが、併合統治が終了すると再び韓国では忘れ去られ、それまで日本が押さえ込んだ半島での赤痢やコレラといった伝染病が再発するなど、現在に至る不衛生状況が続いています。
こうしたニュースから改めて、日本が併合統治で半島を治めることがいかに難しかったかということと、その半島で朝鮮人たちに衛生概念を教え、併合統治期間中に伝染病を制圧し人口を二倍に増やしたその功績に思いを致すものです。
最近、安ければ何でもいいという風潮が日本でも蔓延し、平気で中国や韓国産の食品を口にする人が増えていますが、結果としてみればそれは自分自身だけでなく国家にとっても医療費の増大という、何倍ものマイナスが待っているということを認識しなければなりません。もちろん、食料輸入国家の日本で選別するのは難しいとは思いますが、少なくとも中国産や韓国産の食品を出来るだけ口に入れないように、日々気をつける事はしたいものです。
<フォーラム日韓百年の考察>
2006年1月8日(日)都営新宿線瑞江駅徒歩2分 東部フレンドホール 1Fホール にて『フォーラム日韓百年の考察』を開催致します。
詳しい告知はこちら
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また11月1日より、日韓歴史問題研究会の公式サイト
がオープンしました。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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