オリンパスの「飛ばし」などの粉飾に対して捜査が入ってますが
その捜査に全面的に協力するために来日した前社長（現在は取締役の一人）に
「非行」があったからと報酬の減額が通知されたそうです。
経営の不正を正そうとしたところ社長を解任し、捜査に協力しようとしたら報酬減額。
オリンパスの現・経営陣は経営の不正を正す気がないのが見て取れます。
経営を建て直したら経営陣は辞職してもいい
なんて会見していたようですが、捜査に協力することを「非行」と認定するような
内部告発つぶしを画策する人々の言葉に重みはありません。
オリンパスの上場廃止はないという観測が流れ
株価が上がっていることで強気になっているのでしょうか。
「非行」をねつ造して妨害を狙うとは一流企業のやることではありません。
どれだけ大変なことをしてしまったのかを自覚させるためにも
オリンパスは上場廃止が適切だと思います。
オリンパスの企業イメージダウンは日本の他のメーカーに対する
海外の目を厳しくしてしまうことにもなります。
韓国の家電メーカーにシェアを奪われているのは
ウォン安円高という不利な条件での価格競争に起因するだけではなく
メイドインジャパンへの信頼が揺らいでいるからではないかと思わざるを得ません。
オリンパスを上場廃止にして、他の企業はそれを他山の石として
企業の在り方、株主や社員をどう捉えるのか、
考え直す好機にしていただきたいと思います。
泥舟、オリンパスには本当に失望。