何度も書いてますが、Androidアプリはダウンロード時に権限に気をつけないといけません。
ダウンロード後のバグ改善を目的としたアップデートの時も
不要な権限が増えていたりするので油断出来ません。
使う権限が追加されるときはアップデートを自動設定していても
「手動アップデート」にマーケット側で分類してくれるので
最初のダウンロードの時と「手動アップデート」扱いになったときだけ
特に注意をしていれば普通のアップデートの時は安心して良いのですが。
ほんの数日前、スマートフォンを買ってすぐにダウンロードした
およそ一年間お世話になったアプリ「MySettings」が
手動アップデートに分類されているのを発見しました。
この一年間に何度か自動アップデートはありましたが、
手動アップデートになったのは初めてです。
そこで新たに加わった権限を見てみると「アドレス帳の読み取り」や
「ブラウザのブックマークの自動作成」といった怪しい内容が。
個人情報を勝手に送信して広告サイトに送り、
その広告サイトにつながるブックマークを作るような機能が追加されたようです。
一年以上使ってきたアプリに裏切られた気分でした。
有料版を買えば個人情報へのアクセス権限はないようでしたが、
とりあえず使い心地の似ているアプリ「QuickSettings」に変更することにしました。
非常に残念な気持ちです。
色々なAndroidアプリオススメサイトで取り上げられる「MySettings」が
これほどひどい改悪をされるなんて思ってませんでした。
もちろん、さらなるアップデートで元に戻る可能性もありますけど。
ともかく、長く使っていても油断出来ないのがAndroidアプリです。
特に無料版にこういう裏切られ方が多いです。
アプリの製作者も製作に見合った報酬を求めるのは当然ですから
アプリを無料にする代わりにユーザーの情報を
広告主に売って収入にするのも悪いとは言えません。
必ずしも有料アプリが安全とは言えませんが
無料アプリよりは求める権限が少なかったりするので
もし、同じアプリで無料版と有料版があるなら
無料版で使い心地を試して気に入ったら有料版にすることをオススメします。
また、Androidアプリは山ほどあるので、
似たような機能の別アプリがあることも多いです。
万が一に備えて代替アプリを押さえておくことも必要かもしれません。
泥舟、さよならMySettingsこんにちはQuickSettings。