舞台写真その5~お城で危機一髪~
みなさま、おはようございます
ついに…雪かきするほどの雪が降りましたね!
現在もしんしんと降り続けています
早めに家を出て、安全運転で行きたいと思います
そして、お年玉年賀はがきの当選番号が発表されましたね。 → ★
みなさまはもうチェックされましたか?
いつか1等が当たってみたいです
* * * * * * *
さてさて、舞台写真の続きをご紹介して行きますね。
(ネタバレ注意!)
の続きです。
舞台写真その5
お城の侍から、お姫さまの病を治すようにと命じられた「ばばさま」。
なぜか胸騒ぎを覚えつつ、いつものように「おこん」を背負い、
お城へやって来ました。
あんまり立派すぎて足がふるえていると
「腰元」が着物を持ってやって来ました。
「そのような汚いチャンチャンコでお姫さまの前に出るとはおそれ多い。
これに着替えなされ」
チャンチャンコを脱ぐように言われた「ばばさま」。
ここで脱げば、背中の「おこん」が丸見えになってしまいます!
「ばばさま」と「おこん」、大ピンチです
…
…
…
「イタコは地べたの神様のおつかいじゃ。
泥や汗のしみついたきものでなくちゃ神通力は宿らねえだ。」
「着げえるくらいなら、おら帰らせてもらうだ」
「ああ、待ちなされ。」
「特別にその汚いなりのままで許すことにします」
なんとかピンチを乗り切りました。
「ああ、やれやれ、危ないとこじゃった」
「危ないとこじゃった」
安心して思わず「おこん」も声に出してしまいました
「なにか?」
「いやいや…」
油断禁物です。
奥の間では、「お姫さま」が死んだように眠っており
その周りでは「殿様」「お医者」「腰元」が座っています。
こんなに人がいては、うっかり背中の「おこん」を
見破られてしまうかもしれません。
…
…
…
だで、みな隣の部屋さ行っとってけろや」
「さようか、ききめがなくては困るな」という「殿様」に対し、
「この私という医者がありながら…」と不満を訴える「医者」。
「おまえがおっても治らぬから呼んだのじゃ」
「おいで」
「殿様」達、隣の部屋で聞き耳を立てています。
「では、始めるべえか…エヘン」
「なんむう なんむう そわかァ すわかァ
びらまんだらァ、」
「デン…」
「姫さま」が身動きしました!
さらにじょうるりを唱えると
「ウ…ウーン!」
寝返りを打ち、さらにはひょこっと起き上がりました!
「あらァ、おもしろいおばあさん!ハハハ…」
すっかり病気が治った「お姫さま」は大笑い。
「姫!」「やや、治ったァ!」
「あっぱれ、じょうるり日本一!」
扇子をパラリと開き、誉めたたえる「殿様」。
「者共このばばさまにほうびをとらせい!」
あの胸騒ぎは気のせいじゃったんか。
あーあ、おらの占いはまた外れたつうわけか」
ホッとする「ばばさま」なのでした。
舞台写真その6へ続きます。
次回がいよいよ最終回です。
(くまはち)