ちょうど、この件で怒ってた時。
自分で掃除機を
ヒュンヒュンコマ切れで
かけてるが、
その音が耳に障ってたから
ウルサイ！
言ったの。
なんでかけてんの？
聞いたの。
したら、
次男がボロボロ食い物をこぼすから
それを吸ったんだ。
という。
ワタシは苛つくと、
床の汚れが目に入りやすくなる。
リビングに行ったら、
やたら髪の毛が落ちてて…
いや、
ちょい多いだろ…。
掃除機かけながら…
なんか…床にハサミ落ちてるし…
もしかして…
…ねぇ？髪の毛切った？
長男、バツが悪そうに小声で、
え？
あ、んー…
（あ、マジで切ったんだ…
でも…）
どうして…？
イライラが
瞬時に心配に切り替わった。
んー…
え、あの…
うん？
あの…寝ぐせがあるって言われた…。
ナニ？…笑われたの？
バカにされたの？
お友だちに？
いや、違う…でも、母ちゃん怒る…
怒らないよ、心配で聞いてるだけ…
…言わないでね？
…先生…。
先生には言わないでね。
先生か…
…バカにされたように感じたの？
いや、ただ言われただけ。
だけど、○○（長男）は
カッコ悪いと思った…
きゅー…
なんか締め付けられた気持ちになったよ…
次男の食べガスをキレイにしてた、
なんて嘘ついてたのも、
悲しい気持ちになった。
ケド。
なんか、
なんとなく
自分のダメなとこ
（と勘違いした自分の一部）を
「切り取って」「捨てた」。
って
切った髪の毛から
連想させられて、
そっちのがより悲しく感じた…。
そうなんだー…
あのね、寝ぐせは
切らなくても大丈夫…
ちゃんと乾かせば
寝ぐせにはならないから…
切らなくても大丈夫なんだ…
まだ、○○は何かあったら
どうすればいいか分からないことも
たくさんあるだろから…
自分だけで抱え込まないで
言って欲しいし
聞いて欲しいよ…。
うん…
長男は言ってた…。
自分でそう言ったあと、
なんか、なんか…
また苦しくて…
なんとなく…
母さんに言われてるような…
フラッシュバックしたような気持ち。
そんな気持ちになって…
涙出てきた…。
自分だけで抱え込まないで
言って欲しい。
そう言われてた…きっと
ワタシも、母から。
でも、
ワタシは言わなかったし
言えなかったけど…
心配かけたくなくて…？
手間かけさせたくなくて…？
「言う」方が
ワタシには勇気が要ったな…。
言う方が…
怖かった…かも。
長男はワタシじゃない。
長男はワタシじゃない。
だけど、どうしても投影してしまうな…。
ヤツがワタシみたいに
なっちゃわないだろうか…
ワタシみたいに
生きづらくならないで欲しい…
うん
長男はワタシと違う。
「まだ」こんな風に言ってくれるとこは
ワタシと違う…。
だけど、
ワタシも母みたいに
心配した。
自分だけで抱え込まないで
言って欲しい…。
って、思った…。
やっぱりワタシも母に言われてた。
だけど、ワタシは
なかなか言えなかった。
ワタシは言えなかったな…。
言いたかったけどな…。
ワタシも…
自分だけで抱え込まないで
言えば…良かった…？
ラクに…
もっと生きやすくなってたかな…？