県北、県南は結構出かけてますが、今市、その先の日光はなかなか足が向かない事もあって、PR不足だなと思い今市にやってきた
今市といえば蕎麦でしょう。だいぶ前から今市の蕎麦は有名で、新そばの季節になると、日光市全面バックアップのもと、日光そばまつりが開催され大変な盛況にあります。元々は2002年から始まった、今市そばまつりが合併を経てスケールアップ。昨年は行けませんでしたが、一昨年は私も行きまして凄いなと思いました。そんなこともあり週末は蕎麦好きさんが押し寄せるそんなアツイスポット。
ということでお蕎麦屋さんにやってきました。
笹のそばさんです。今市手打そば会に所属する由緒正しい老舗手打そば店。
ワンちゃんがお出迎え。この子とても愛嬌があって可愛い
ポストの札を見ると家族一覧にお名前がありました。
ごん太くんだそうです
お店の中はテーブル2卓、小上がり2卓のこじんまりした作りですが、外観同様味があっていいですね。とても温かみを感じて情緒に浸れます。
素晴らしい!
メニューを見ると、そばメニューと同じくらいラーメンのラインナップ。
公式情報によると、ラーメンも手打ち。しかも青竹踏み。これは気になりますね~。
蕎麦屋のセットもの王道といえば、盛りそば+カツ丼です。蕎麦も大好きですが、味に関してはちんぷんかんぷんの
ここは素直にラーメン+カレーで行きましょう
奥を覗くとおばちゃんたちが忙しそうにやってます。
出前の注文が多いようで、店主はひっきりなしに行ったり来たり。
しばらくして注文を取りに来たお母さんにそれをお願いして待ちます。
先に帰られた先客3組6名さんは、カレー2ラーメン2、カツ丼2ラーメン2、味噌ラーメン1、バターラーメン1
って誰も蕎麦を注文してないw
がメイン
ほどなくして私のラーメン+カレーがやってきた。
どちらも、どこかほっとするような懐かしいビジュアル。どちらも湯気もうもうで熱熱でございます。
量的にはどちらも程いいサイズなので、標準的な食生活の方ならこのW注文でも、う~ん。おなかいっぱい満足~という感じでしょうか。
先ずはラーメンから~。
スープを一口飲んで、お~~~美味しい!
和風なラーメンを勝手にイメージしてましたが、鶏がとても良く出た美味しいラーメンスープ。
ほのかな甘さをもつ油分の少ないスッキリとした鶏スープは、どことなく白河を連想します。
麺は太さが比較的揃った、緩い縮れをもった平たい麺。
佐野系というより、県央から県北(非白河)の老舗手打ラーメン店でたまに見かける、かすっとした歯切れの軽い柔らかいタイプ。
麺の味わいはするっと入ってきて口内を優しくなでる気持ち良さがあります。
決して歯ごたえを楽しむ物ではなく、のど越し、口当たりを楽しむ柔らかめの美学がある麺です。
栃木の手打麺に慣れてない方はインスタント系を連想されるかもしれませんが、優しいスープと相まって私には大変にツボ。
看板の蕎麦を押しのけリピーターが多いのがわかりますね。毎日でも食べたい!
どこまでも体に沁みていくようなとても美味しい一杯でした。
さて、ラーメンの相棒にセレクトした蕎麦屋のカレーを。
ライスの盛りが昭和を感じます。洋食やでたまに見かける、ただ、皿にに平たくもったライスはとても貧相ですが、こういう盛り方はお店の雰囲気に合っていて素晴らしいです。
ラーメンを食べ終えてもなお湯気がモクモクのカレーをパクリ。
ぉ?これは蕎麦屋さんの和風カレーじゃない!
食堂のポークカレーです。
懐かしい味ですね。しかもけっこうスパイシーで力強い。
シンプルだがわかりやすくてしっくりくる。そんな味わいでラーメンの相棒には最適
まだ早い時間からなのか、お肉も結構入ってます
いや~。なんなんだろうこの満足感。
口に運ぶたびに笑顔が出ちゃうそんなカレー。
どちらもぺろりと平らげどーんと寝そべってみる。
ああ。幸せだな~~~
大満足でお会計を済まし外に出ると、ごん太くんがお見送り。
君はお店の雰囲気をよく知ってるんだね。
立派なマスコット犬だよ。
流石、家族の一員。
来てよかった。本当によかった。心の底からそう思った。
笹のそばさんは好きな人にはたまらないお店だと思います。
絶対のお勧めです。十個ぐらりあげたい。
観光ついでにでも覗いてみてくださいね。
ごちそう様でした~
店舗情報 笹のそば
住所 栃木県日光市瀬尾246
営業時間 11:30~14:30
定休日 月曜日