民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は15日午後、東京第5検察審査会から「起訴相当」と議決された小沢氏に対して、3回目となる任意聴取を始めた。

 1月に2回に渡って行なわれた聴取と同様、検事から黙秘権を告げられて「被疑者」として事情聴取を受ける「被疑者聴取」となるもよう。ただ、小沢氏は虚偽記載への関与を全面否認するとみられる。

 特捜部は2月4日、陸山会が平成16年10月に東京都世田谷区の土地を購入した際、土地代金の原資4億円を収入として政治資金収支報告書に記載しなかったなどとして、元会計事務担当で衆院議員の石川知裕被告(36)ら元秘書3人を起訴。小沢氏については「公判で共犯として有罪判決を得るだけの証拠はない」と不起訴処分にした。

 だが、小沢氏を告発した団体から審査申し立てを受けた検審が「起訴相当」と議決したのを受け、特捜部は今月12日、改めて小沢氏と元秘書3人に聴取を要請していた。

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