毒猫飼えば 人の中まで -2ページ目

キミトノミライ





キミと過ごす毎日が

欲しくて 手を伸ばすよ

まだまだ 足りないね

僕の力も 僕の気持ちも

何もかもが

キミと繋いでく明日が

欲しくて 心をこぼすよ

まだまだ 届かないね

僕の手も 僕の未来も

何もかもが

キミとなら 生きていけるって思った

キミとなら 繋げていけるって思った

ただ真っ黒な未来に

一つの 針の先ほどの光

それが それがキミだった

足りないね

僕の力も 僕の気持ちも

届かないね

僕の手も 僕の未来も

キミはこんなに近くに居るのに

キミとなら 描いていけると思った

キミとなら 歩いていけるって思った

ただ真っ赤な僕の未来に

一つの 宝石のような光

それが それがキミで

僕は 僕はしがみつく様に願うよ

キミの居る毎日を

キミの居る未来を

こんなにも近くに居るのに

こんなにも触れられる距離に居るのに

僕らの未来は

キミとの未来は

こんなに遠い





存在意義




存在意義を ください

ここに 居続けるための

縛りのようなモノでもいい

存在意義を ください

ここで 笑い続けるための

決まり事のようなモノでもいい

僕が僕であるために

この手を取ってくれた人の手を振り払って

それでも僕がここに居なければならない

僕をここに 存在させなければならないワケを






鳴。




誰かと話したって

誰かと泣いたって

傷が無くなるワケじゃない

誰かと繋いだって

誰かと笑ったって

孤独が埋まるワケじゃない

だから 僕は

誰かと描いたって

誰かと紡いだって

誰かと寄り添ったって

誰かと愛し合ったって

僕の中の鎖が切れるワケじゃない

だから 僕は

叫ぶように笑った

震えるに愛した

傷つけ合うだけの未来に

赤いインクを落としながら

笑うように吐いた

抜き去るように生きた

嘘を並べ合うだけの未来に

黒いインクを流しながら

誰かと背中をくっつけたって

誰かと心を入れ替えたって

誰かと未来を交換したって

誰かと命の残りを譲り合ったって

僕の中のさみしさも

僕の中のいたさも

僕の中のおもいでも

僕の中のぼくも

僕の中のきみも

僕の中のとげも

無くなるワケじゃない 無くなるワケじゃない

無くなるワケじゃない 無くなるワケじゃない

無くなるワケじゃないのに 僕は・・・・・