GOING UNDER GROUNDの記念すべき10枚目となるオリジナルアルバム。今作は、インディーズからのリリースということもあり、少々自由な感じで製作されたような印象を感じます。
前々作、前作と、ちょっと変化球も加えては実験性も感じたゴーイング。ヒダカトオルのプロデュースや、製作したものを一から作り直したりと、試行錯誤も経験して、いよいよ今作。今回も、なんだかんだで、これぞゴーイングなナンバーもあれば、4つ打ちダンス系な音も放ってくるなど、ゴーイングが今やりたいことを思う存分にやっている感じだね。
そして、シングル「カモメトゥモロー」「ならば青春の光」で共演した末光篤が作曲したナンバーを収録したり、あの浅田信一をプロデューサーに招いたりと、全くひとりぼっちを感じさせませんね。
しかしながら、ゴーイング、このアルバムをもって、丈さんが脱退というまたまた正念場を迎えることとなりました。