DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

DJ tamaのCDラック ~6000枚の中からchoice!

溜まりに溜まった約6000枚ものCDを中心に、1枚1枚紹介していこうと思います。ひとまずは、がんばって1日に1枚のペースで書けたらいいなぁ。

 

 

 

天方直実、フルアルバムとしては「Re: -アノトキイマヲミツメテタ-」から約3年半ぶりのリリース。全10曲、じっくりと彼女の世界を聞かせてくれます。


全曲作曲も手がけていて、もはやシンガーソングライターとして、しっかりと力を見せつける。そこに彼女の持ち味でもある芯のあるヴォーカルで心を掴んで来るんだ。


前半はノリの良いナンバーでどっしりと、後半はバラードを中心に、じっくりと。松崎しげるをゲストヴォーカルに迎えたナンバーにはびっくり、驚いた。
歌詞は正直、もう1つ何かが欲しいところ。それでも、まだまだ可能性を秘めている力を感じることができる作品です。

 

 

 

氷室京介の通算ソロ3作目となるオリジナルアルバム。自分自身をさらに高めるため「Higher Self」。今作はバンド、SP≒EEDを迎えて、これぞロックな音をぶつけてきます。


アッパーチューン、バラードチューンを迫力ある音とともにダイレクトに。時に悩ましいヴォーカルを聞かせてくれる氷室京介です。超絶キャッチーまでは行かなくても、曲の世界を表して、よりじっくりと味わう作品かな。先行ナンバー「CRIME OF LOVE」もそんな雰囲気を伝えてきます。


ゆえに、「JEALOUSYを眠らせて」はリミックスバージョン、「LOVER'S DAY」も別バージョンにて収録。ボーナストラック的な立ち位置ながら、よりバンドらしいサウンドで魅了してきます。ただ、「JEALOUSYを眠らせて」は賛否両論。オリジナルと、どっちも聞き捨てならないけれどもね。

 

 

 

mobyの新プロジェクトが発動。「Moby & The Void Pacific Choir」名義による初のアルバムは、これまでのアンビエント路線とは正反対な位置で展開。


エレクトロなパンクをベースに、レイブやロックなど、これまた攻撃的な音をぶつけてくる。過去の「Animal Rights」的なテイストを感じさせるね。


とにかく攻めてくる。音しかり、mobyのヴォーカルしかり、メッセージしかり。mobyの湧き上がる「怒り」がダイレクトにぶつかってくるんだな。



これほどまでに激しい展開になったのも、いろいろなことがあったのでしょう。ただただ、この音に耳を傾けては、mobyの音を汲み取る。これらのシステムは破綻していると。

 

 

 

 

 

 

重たくもビートが軽やかで、無機的に放たれるこのトラック。妖しくもスガシカオらしさ満載の1曲。ジャカジャカとギターも加わったり、キーボードの音も加わって、まろやかに仕上げてくるかと思いきや、濃さがますます出てくる。「サナギ」からの「クロアゲハチョウ」になって、愛されたい。


主人公の思いが色濃く出ています。それでいて、キャッチーさもしっかりと届けてくる。



M-2「ホームにて」
爽やかA.O.R.なテイストで、まったりと聞かせてくれるミディアムチューン。心地よい軽やかさを添えて、スガシカオが歌い上げる。なんかこう、スーッと浸透してくるようなテイストだね。おしゃれナンバー。


M-3「サナギ ~theme from xxxHOLiC the movie~ GOTA REMIX」
オリジナルバージョン、アレンジバージョンに続いて、リミックスチューンの登場。屋敷豪太によるリミックスは、無機的なビートのテンポをメインに、淡々と聞かせてくれる始まり。しかし、サビでは一気に大人なムードを出しまくるサウンドで、うっとりなんだな。

 

 

 

 

 

 

NHK「みんなのうた」より。鳥の囀りが心地よさを届けてくれる始まり。その後はかき鳴るギターの音が軽快に響き渡る。しかし、サビではシンセサウンドをどっぷりと付け足して、なかなかかっこいいミディアムトラックを聞かせてくれる。最近では伊藤ゴローのアレンジばかりの曲を聞かせてくれた原田知世。


今回のアレンジが、斬新に聞こえてしまう。Cメロでの早口にも驚きだね。



M-2「コトバドリ (Shin Sakiura Remix)」
ギターの音の瑞々しさに吸い込まれそうな1曲。ゆったりテンポでR&Bな雰囲気も加えつつ、大人な世界へと連れていってくれるリミックス。


M-3「コトバドリ (Yohji Igarashi Remix)」
デジタルサウンドに包まれるものの、どこかしらレゲエ/ダブ/ラヴァーズロックなテイストを感じさせるリミックス。時に濃いビートをたたみかけてくると、トラップビートで遊びまくり。こういう原田知世の世界も悪くないかも。

 

 

 

 

 

 

青鼻、赤鼻、白鼻のアンサンブル、H ZETTRIOが5枚目となるオリジナルアルバムを発表。今回は、12ヶ月連続の配信シングルをまとめたアルバムとなっています。


色々なアプローチの中で、3人でしか表せない音を魅力的に表現して放ってきました。しっかりジャズをしているナンバーや、楽しく弾けるナンバー、映画主題曲のアルバムバージョンや、H ZETT NIREのベースをフィーチャーしたナンバーなどなど、とにかくこの走り抜けた1年を体現。


H ZETTRIOの魅力を詰め込んで届けてくれました。


今回も2タイプのCDを用意。タイトルトラックのライブバージョンと、シングルトラックをそれぞれの版に収録。どちらも押さえておきたいよね。

 

 

 

 

 

 

V6、実に3年ぶりとなるアルバムは、問題作のシングルに続いて、最高の問題作なアルバムとなりました。制作にはメンバーと作家が話し合った上で作り込んできたというもの。


とにかく様々なタイプの曲ができました。ダンスやEDM、バラードやグルーヴィーでファンクでポップなど、本当にいろいろと取り扱っていますよ。


歌詞やサウンドにメンバーの意見を取り入れては、V6の新たな扉を開く。やるなぁ、本当に。こういうことをやってしまうのか、という驚きが強い。

 

 

 

 

 

久しぶりにKylie Minogue始動。先陣を切ったアルバムからの先行シングルとなったこちらのナンバー、ロックなアプローチでガツガツした音を聞かせてくれます。


Manic Street Preachersのメンバーとの共作。さらに演奏も参加しているとのことで、何気に豪華な仕上がりとなっています。キャッチーというよりかは聞かせる曲かな。



M-2「Limbo」
アグレッシヴなダンスチューン。暴れるドラムビートとエッジを効かせたギターがいい味を出す。そして、Kylieのヴォーカルも攻めに転じてぶつけてくる。妖しいサウンドの中を彷徨い、そしてそこから脱するかの如く。


M-3「Some Kind of Bliss Quivver mix」
ピコピコポップで、それでいてアングラ感も漂わせるリミックス。ディープでドープな味も出しながら、Kylieのヴォーカルに魅力を感じさせる。そして、高速ビートに変身しては、魅惑のひととき。

 

 

 

 

 

 

Craig David、ベストアルバムで一区切りをつけて、新たな作品はカバー曲と新曲を組み合わせた変則盤。


カバー曲は、主にモータウンナンバーをチョイスしていて、Craig Davidもまた、面白い選曲で楽しませてくれます。Stevie Wonder、Gladys Knight & the Pips、Temptationsなど、往年のヒット曲をCraig Davidならではのアレンジ、サウンドでカバーしてきます。



オリジナルと遜色がないような丁寧なカバーになっていますね。そして、新曲が面白い。往年のヒット曲を下地に、新たな曲として作り上げるスタイル。リードトラックにもなったM-1「ONE MORE LIE」は、Four Topsのナンバー「Standing In The Shadows」を軽やか4つ打ちビートに仕上げたり、Diana Ross&Marvin Gayeのデュエットナンバー「Stop, Look, Listen」を使ってのナンバー「All Alone Tonight」も、ネオソウルな雰囲気で分厚い音に乗せて聞かせる粋なナンバー。



このリリース後は、しばらく音楽から遠ざかって、おやすみに入りました。

 

 

 

イントロ無しで始まり始まり。Mr. ChildrenがNHKのオリンピックのテーマソングを担当ということで、これまた感動を呼び起こしそうな歌詞とメロディだ。白と黒などの二択ではなく、無限の可能性があるんだよという、ベタなのにドラマティックに仕上げてしまう桜井マジック。


ロックサウンドにオーケストラも加わって、これまたドラマティック。聞く者の心を鼓舞させるかのようだ。



M-2「横断歩道を渡る人たち」
イントロからハーモニカが響き渡って、どこかしらフォークソングのような雰囲気。桜井も言葉をたくさん詰め込んで届けてくれるようだ。なんか、ヴォーカルがいつもよりしゃがれていて、それが逆に渋さを出してくるね。いろいろな人たちをうまく観察しています。



M-3「風と星とメビウスの輪 (Single Version)」
ピアノでしっとりと聴かせてくれるイントロで、ドラマティックな雰囲気を出すバラード。シンプルな言葉で、じんわりと染み渡ってくるんだな。これがミスチルマジックなんですよ。ピアノ1本で届けてくれるシングルバージョン。