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佐藤竹善、オリジナルとしては3作目となるアルバムを発表。前作「Okra」から約2年。相変わらず、ハイセンスな音を届けてくれる佐藤竹善であります。
先に発表されたシングル「FOUR WORLDS」「Hey!!／届いたらいいな」に収録されている5曲、そして新曲5曲という組み合わせの計10曲。うーん、正直物足りなさを感じるよな。
しかし、1曲1曲のクオリティは高いし、何はともあれ、相変わらず参加ミュージシャンが豪華で類まれなる反応を示してくれる。おなじみ塩谷哲や田中義人はじめ、山木秀夫、下野人司、西脇辰弥などなど、佐藤竹善のコラボをじっくりと聞かせてくれます。
そして、やっぱり注目なのは小田和正とのユニット「PLUS ONE」が再登場しているところでしょう。小田節炸裂でじっくりと聞かせてくれました。また、ギターで参加している浅野“ブッチャー”祥之へ捧げられたアルバムでもあります。
1曲1曲が青く、そして蒼く、さらに藍いアルバム。聞けば聞くほどに味わい深さの出る、インディゴブルーな1枚です。