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来た来た、ポルノの夏がやってきた。今回はフォルクローレのようなエスニック要素を出して、情熱的に攻めてきます。かき鳴るギターにアコーディオン、合いの手の手拍子といい、もうとことんキャッチーに攻めてきます。作曲と編曲を担当したのは本間昭光。さすがだね。
ハルイチの歌詞も、ちょっとストーリーがかっこいい。
M-2「別れ話をしよう」
ミディアムテンポのナンバーで、切ない別れをテーマにした曲。淡々としたビートが、さらに切なさを演出。「東京」の「Bar」で「別れ話」というシチュエーションも、よく曲に表れているね。突いてきます。イントロが、なんだかICE「NIGHT FLIGHT」に似ていると感じた。
M-3「狼」
メイントラックの「アゲハ蝶」に匹敵する曲は、大ヒットナンバー「サウダージ」に通じるような、ラテンナンバー。ポルノが熱を帯びて、さらにたたみ掛けてくる。さすがは本間昭光。ポルノをいかに料理するかを熟知しています。情熱的に攻めてきては、危険な匂いのする狼に惹かれてしまう物語。