クレーマーの醜さは、顔の醜悪を越えて「リンダ・ブレアのグロテスク」 | 流浪の民の囁き

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映画を通した過去・現在・未来について、なぐり書き

訴訟大国のアメリカでは、常識的には考えられない訴訟も数多く、そこには思惑絡み

のそれも存在して、真贋が曖昧なものまでもとクレーマーにとっては住み良いお国柄

なのだろう。


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米ロサンゼルス郡地裁は1日、購入したホンダのハイブリッド車の燃費が広告よりも悪

いため、予想外のガソリン代の出費を強いられたと主張する女性の訴えを認め、同社

に9867ドル(約75万円)の賠償を命じた。
ガソリン価格上昇や環境意識の高まりから米国のドライバーの間でも燃費への関心は

高まっている。



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女性は同様の不満を持つ人々に訴えを起こすよう呼び掛けており、メーカー各社が競

って燃費の良さをアピールする環境対策車の販売戦略に影響を与える可能性もある。
この女性はホンダのシビックの2006年モデルを購入。
ホンダは燃費を1リットル当たり約21キロと宣伝していたが、バッテリーが劣化するに

従って13キロ以下にしかならないと主張。1万ドルの支払いを求めていた。
ホンダ側は法律の規定通りに計測した燃費を表示したと反論していた。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120202/amr12020211070006-n1.htm


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米国でスターバックスで、客として訪れた韓国人のカップに「細い目」の印が描かれて

いたことが分かり、韓国で物議をかもしている。
米国では今年1月にも、ピザ店で類似の問題が発生しており、韓国では米国で相次ぐ

韓国人侮辱問題に懸念を示す声が上がっている。
10日、アトランタの現地韓国系メディアが報じたところによると、アトランタに在住する

韓国人A氏は1月21日夜、アトランタ北部にあるショッピングモール内のスターバック

スを訪れたところ、渡された飲料カップに「つり上がった細い目」の印が描かれいるこ

とに気がついた。海外のスターバックスでは、注文を受けた飲み物を間違って提供し

ないよう、レジで名前を聞いてカップに記入するが、A氏のカップに名前は書かれて

いなかった。
A氏は店員とマネージャーに強く抗議し、「細い目」の印を描いたことを謝罪するよう

要求。しかし、マネージャーはあまり誠実な対応を見せず、怒りが収まらないA氏は

スターバックス本社に抗議の電話をかけた。
だが、本社も「よろしければスターバックスの商品券を差し上げます」と対応するだけ

で謝罪をしなかったことから、A氏は「細い目」の印の写真を自身のフェイスブックに

掲載した。A氏は現地の韓国系メディアのインタビューに答えており、「普段利用して

いるスターバックスで、このようなことをされ衝撃を受けた」とし、「韓国に多くの店舗

を持つスターバックスが、人種差別の落書きを描いたことは遺憾だ」と述べた。
現地の韓国社会はスターバックスを相手に法的対応を検討する構えを見せており、

波紋はさらに広がりそうな気配だ。
ソース:韓フルタイム
http://n.m.livedoor.com/f/c/6271369

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上の車の燃費問題は、ハイブリットのバッテリー寿命のそれが肝だが六年製となれ

ば、中古の車となって当然に燃費もとなるのだが、そこらは斟酌されずだから、乗る

方もそこらは承知のはずだが、そして訴えたのがロスとなれば、この訴訟にもトヨタ

同様の邪まな性格の人が想像出来て、なんとも・・・。

そして下の記事に至っては「顔の特徴」を自覚した者が、その身体的特徴を「差別」

と叫ぶのだから、こちらなんて「区別」の範疇だろうにと思うものだが、自覚出来た特

徴にコンプレックスを持つとなると、あのダラスの揉め事が再び沸き起って、マイノリ

ティーの人々は迷惑な話となりそうだが、ここでも問題を大きくして顰蹙を買ってしま

うか・・・。

なんとも顔の美醜でなく、内なる性格の醜さが人格を歪める典型的クレーマーと思

える報道に、どんどんこんなのが増える社会というのも、生き抜くのは容易ではない

と感じてしまう。


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で、美醜という規範でくくると、「グロテスク」という単語もそこに入り込み、顔の美醜

も心の美醜もひっくるめて、コンプレックスを持つものは反応するものだが、その

題名に興味を抱き見て見れは、ありゃまこりゃまだったのが、「リンダ・ブレアのグロ

テスク」という映画である。


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http://www.youtube.com/watch?v=c5_fFfaFLZU

「リンダ・ブレアのグロテスク」 八十八年未公開作


邦題には売らんがための女優の名を記するが、これが娘役なのだからちょっと違う

のではないのか。

物語はその娘が実家へ向かう途中で、ヘルス・エンジェルス風のパンク集団の要請

を断ることから始まる。

そして田舎の実家は、職業のため奇怪なお面がそこここに飾ってある一見しておか

しな不気味な家。

娘は父の仕事を知っているから驚きもしないが、友達はおっかなびっくりでその上

父は悪戯好きときていて、登場の仕方もホラー的ものとして映像もそれなりのと、

出だしはなんとなく二階の怪しい者とかを思わせぶりにして、これから起こる恐怖

の伏線みたいで、興味をそそる・・・。


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童顔ぽっちゃりの日本人の好みそうな主役は、色っぽい場面はなく、あの道中の

パンク集団の些細な出来事の恨みで惨劇の犠牲者となってしまう。

この集団、男女混合だからホラーに付き物のエロも演出して、題名のグロテスク

な格好でもいちゃつきあったりと、やりたい放題・・・。

ただこの家には秘密の部屋が存在して、それをこの集団が暴いて、捜索をする。

中には幽閉された畸形が住んでいて、集団の惨劇を覗き見していて怒りに震えて

入ってきたものを、むちゃくちゃの馬鹿力で殺しまくると、集団のお株を奪う復讐を

挙行して・・・。


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まぁ、リンダ・ブレアの色っぽい艶姿が拝めるわけではないので、こういったものを

張って、姑息にも読み進めやすくするなんてこともして・・・。

というか、この映画、あれま・これまな作品で、書いていてもそれ程特徴的な突飛性

もなく、畸形の幽閉された男の暴れぶりと集団の逃走と、中ほどからどんどんグダ

グタが酷くなっていくのである。

この畸形の男と集団とのバトルで生き残ったパンク男女に、警察で知り合う犠牲者の

兄が登場して、ここらで新展開かいなと思えば、この知り合った男女を惨劇の家に招

いて兄があの畸形男は、「おれっちの息子だ」衝撃でもない告白をして、息子と同じよ

うにしてやると手術台に縛り付ける。

そして兄は真の姿を見せ付ける。今までの顔は弟に作って貰った仮面で、現れた顔は

畸形であった・・・。と、ちぃっちゃなどんでん返しで男女は哀れ、畸形へと整形されて、

そこからは「あれま・これま」な展開で、なっ、何なんだ、この映画というオチになる。

題名のつけ方が安易過ぎる、とってもチープな作品であった・・・。


折角なので、一躍有名になったリンダ・ブレアの十代の魅力的恋愛映画を・・・。



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http://www.youtube.com/watch?v=zYVcUulIaEM

「二人だけの森」 七十七年公開作


「この恋に全米が泣いた、この恋人達に全米が共感した」とかの誇大な売り文句が

日本のポスターに踊った切ないお話。この大げさすぎる売りは、配給が東和映画だ

ったなのだろうが・・・。

ニューメキシコの田舎町の田舎娘は、買い物の帰り道で車の故障して困っていると、

そこをたまたま通った男が、家まで送ってくれるとなって車をその場に置いて、男の

車に乗せてもらう。この男とのささやかな出会いが運命の出会いとなる。

男は精神病院を脱走してきた男で、夢想的性格の実行のため森を目指していた。

森の中には丸太小屋があり、そこでの暮らしに夢を抱いていた。

と、傍目には誘拐との騒ぎをよそに、どちらも惹かれ合う男女となっていく物語。


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いもねえちゃんも衣装によっては色っぽくなるの見本みたいなドレス姿だが、それが

あだとなって捜索している警察に知られることとなり、打ち解け愛し合う関係になった

二人には悲劇が待っていた。

と、少し歪な恋愛話の相手役がマーティン・シーンの若かりし頃となるのだから、見よ

うよってはこれ、今悲観が渦巻く未成年淫行とも取られる少女と青年の関係である。

牧歌的風景を背景にした男女の悲恋とも取れるものだが、傍目には誘拐が付いてま

わり、そして青年の配慮からの始末の仕方と、それなりなのだが映画の煽り文句には

少々眉唾もんを感じる出来ではある。

ただ少女からの年齢の重ね方が、ここまでは其れなりと思えるが、以後碌な作品に

出ていないのは、豊満童顔のそれもキャラクター的に少女で終りだったのかも・・・。



   この両作品売られていないらしいく、検索にかからなかった。


                  といったところで、またのお越しを・・・。