今年はアタリ年のようで、2回の短時間釣行で結構な数のアオリを釣る事ができた。
鰯雲と入道雲がコラボする不思議な空は、まるで二つの階層から構成されているよう
陽が沈むのも早くなり、気温も過ごしやすく
少しばかりヒンヤリとする秋の空気へと移り変わりを告げる。
私は、この季節が好きだ。
秋はターゲットが増えるばかりでなく、ほどなくしてメバルの接岸を暗示させるものだから。
風もなく、甘い空気が乾と湿が交互に繰り返される季節のうちの
潤うタイミングを表す。
月明かりは、さざ波に反射し
とある条件の境をくっきりと教えてくれた。
潮左から右へと勢いを増し、エギのチョイス
どのようなシャクリ方、流し方をするかのヒントとなる。
潮上に投げ、素早く底を取り、多めに出るスラッグを細かく回収してスタンダードな2段シャクリでイカを集め
周囲のイカがエギの周りに着くであろう頃合いを見計らい、ダウンに流し込む
気の早いイカはここで抱いてきた。
もう少し、狙い通りに釣らせて欲しいのだが・・・
あせっちゃイヤン・・・
流石に、何ハイか抜くと反応が悪くなるのだが、そこからが知恵比べ。
ダウンに流し込み、ラインのテンションを張り気味にして幅の広いダートで追わせる。
と、抵抗の違いから急に「ごく、ゆっくり」と沈むエギに秋のフレッシュな個体はたまらず抱きつく。
あっと言う間にこんな感じ・・・
もう止めなきゃ・・・
10ハイに届いたくらいで強制終了です。
今年はアタリ年のようで、反応が良すぎて
贅沢な話ではあるが、もう少しストイックな釣り方がしたいなあ・・・