■大阪に見る政党選択の複雑さ


本題のまえに、

フテキセツさんから


[民主党]その動画は小沢代表の許可を得たんですか? 

得てないでしょう!

http://ikketushugi.info/blog/archives/2655

(フテキセツさん)


長尾敬さんかぁ。

大阪14区といえば

ティグレの故上田卓三氏の子分が自民鉄板で居座っています。


小沢さんの許可というより

対谷畑でいうなら、長尾さんでいくしかない・・という事でしょう。

つまり、民主執行部は、議席獲得できるなら

党方針とずれていてもいいと考えている^^


そもそも民主支持母体の一つである解放同盟ですが

こと14区に関しては、

自民谷畑さんが解同大阪の幹部として仕切っているわけで

解同ながら、清和会、靖国参拝追認という・・・

まぁ非常にややこしい選挙区であります。


だから、対抗馬としては、中途半端な”保守風”ではいけないわけです。

で真性保守の長尾さん抜擢なわけですが・・


問題は、長尾さんが議席獲得された場合、

党執行部の矯正がどこまで及ぶかです。


その際はどうか頑張って耐えていただきたい。


日本会議大阪中河内支部幹事・大阪ブルーリボンの会・・・


前原さんのように、似非保守ではないのですが

どうして、民主という党を選ぶのか・・・


14区って最も顕著にねじれた選挙区の一つです。


ところで、大阪といえば、西成労働者問題がありますが

この釜が崎問題も背景がややこしい。


同和問題と同じく

闘争現場を温存し続けたい勢力がありまして

真の問題に目をそむけて、政治目的に利用するわけです。




西成暴動 1990年

http://www.youtube.com/watch?v=JmgMEYqoUhI





確かに、きっかけは

日雇い日当のピンハネ、つまり日雇い斡旋差配の暴力団から

西成署警察官が賄賂を貰っていた・・

というわけですが

それだけだと良くわからない。


なぜ、いきなり警察に矛先が向いたのか?

もちろん、日頃冷遇されていたと警察に敵意を持つのもわかりますが

そこには非常に鬱積したピンハネへのジレンマがありまして

鬱憤の捌け口が警察に行かざるを得ない背景がありました。


労働者扇動に新左翼系労働団体が絡んでいるのですが

それ以外にも、今も残る口入屋の問題があります。



竹島

http://ameblo.jp/disclo/entry-10074863604.html


エントリーで紹介しようと思っていたのですが

西成労働者でありながら、竹島に本籍を移されて

憂国の一矢を報いて韓国に抗議された

八田正美さん

という、西成労働者(当時)がおられます。


この方、実は元自衛官であります。


この方が、当事者として冷静に西成、あいりん問題を分析されています。


竹島に本籍を移したわけ

(動向:八田正美さん)



早朝五時、西成区労働センターのシャッターは開かれる。労働者達が群れ集まるそこには多数の人買がやってくる。この人買いどもが韓国朝鮮人なのである

~~

この目的は勿論賃金の不当ピンハネである。寄り場の人々はその人買い韓国朝鮮人を絶対者として迎え入れるのである。

~~

西成釜ヶ崎では、人夫出し業者の韓国・朝鮮人に対して、賃上げなどの日当、食費等の問題でも左翼は絶対に人種問題は持ち出さない。しかし寄り場の闘争とは階級闘争ではなく、人種間闘争である。極左を含む左翼たちは、寄り場での長年の共産主義的階級闘争において勝利したことはない。

~~

労働者たちは、社会主義に従えば、永遠にその人種的矛盾と自らの血を流し続けなくてはならない。これでは本来の目的である階級闘争は成立し得ないと考える。この矛盾の中から、韓国朝鮮人の「寄せ場」支配から逃れることは出来ない。職を失う事は生きて行けないことを意味するからだ。


絶対者としての韓国朝鮮人を支援する社会主義者、これは一体どういうことなのか。矛盾を露呈することなく矛盾を抱合し、社会の改革を求めるなどどだい無理なのである。社会主義者はその矛盾を理解しつつ、外面に於いて階級闘争という魔術をもって支配者として君臨することを目的としているのではないか。

~~

韓国朝鮮人の不法行為を、日本の産業構造の問題であると責任転嫁し、その不法を許容しているのが社会主義、文化人たちである。その論理の為に、日本人労働者、力弱き者、年老いた者が路上に横たわらなければならないという現実がある


暴力団から賄賂をもらっていた警察官に怒ったというより

就労斡旋業者が=韓国朝鮮人でそれが暴力団であるということなのです。


そして本来は怒りの矛先が

人買い(彼ら曰くですが)業者に向かうべきところ

釜ヶ崎労働者支援組織がそれを許さない。


つまり、西成労働者を支援しつつ、その根本的問題点である

韓国朝鮮人の不法ピンハネ問題に触れない・・・・

というより

「これは人種問題ではないし、待遇不満を人種問題としてはならない」と

労働者に説いて伏せているのが

支援者たる新左翼労働者組織であるというわけです。


こうなると、怒りの出口は警察に向けられるしかなかったわけです。


で以上のような経緯を踏まえて・・・


釜ヶ崎あいりん地区問題については

昨年末こういう問題がありました。


【プロホームレス】

3000人が居住実態がないのに住民登録、居住確認要求すると200人に激しく抗議

http://osakasi.iza.ne.jp/blog/entry/115843/

(大阪市問題まとめサイトさん・別館)


でその件で取り巻きのお熱が再燃。

「ええかげんにせえ!警察・検察・裁判所」

と題して、司法にイチャモンをつけておられるのですが・・・


「ええかげんにせえ!警察・検察・裁判所」

コン


パネリスト:
  朝鮮総聯大阪府本部/部落解放同盟全国連
  釜ヶ崎地域合同労組/


図柄にありますように、釜ヶ崎問題がメインです^^

でも



シンポジウム内容(リンク先割愛)


 シンポジウムでは、最初に朝鮮総聯大阪府本部・朴栄致(パク・ヨンチ)国際統一部長が報告。
 朴部長は、「これまでの歴史を繰り返してはならない」と訴え、1923年に6000人もの朝鮮人が殺された関東大震災、また1948年の阪神教育闘争に対する弾圧と、最近頻発している在日朝鮮人に対する弾圧の方法は同じであり、国策として今、恣意的差別的に朝鮮人弾圧が行われている、と発言。そして、多くの日本国民がこの風潮を無批判に受けいていることに対して強く警告を発した。

 部落解放同盟全国連合会(全国連)寝屋川支部・木邨(きむら)秀幸事務局長は、まず、この間の全国連に対する相次ぐでっちあげ弾圧について報告。この中で、自身も弾圧の被害を受けた寝屋川支部事件において、無罪判決を勝ち取ったことが報告された。
 また、政府・行政が、一部の部落解放同盟幹部による不正事件を利用して、部落解放運動や同和行政そのものを潰し、切り捨てようとしているとし、このような動きや弾圧に対して徹底して闘う、という強い決意を述べた。

 釜ヶ崎地域合同労組・稲垣浩執行委員長は、釜ヶ崎の日雇労働者の差別の実態を中心に報告。特に、釜ヶ崎にあるあいりん職安が設立されて38年間、1件の仕事の紹介業務をしないという驚くべき実態と、その結果、現在でも日雇労働者が「手配師」「人夫出し」と言われるような業者からしか仕事がもらえず、無権利・劣悪な労働環境での労働を強いられていることを報告した。
 そして、この原因が国や府や市の差別行政にあるとし、このような差別を許さず、安心して働き、生活ができる釜ヶ崎にするために多くの仲間と連帯して闘っていく、という決意が述べられた。

 最後に、遠藤比呂通弁護士がこれまで3人の報告を受けての発言を行った。
 遠藤弁護士は、在日朝鮮人、部落民、釜ヶ崎日雇労働者というのは、日本社会にとって不可欠の一部であり、彼らが誇りを持って生きることができる社会にしなければならない、と発言
 そして、もう一つの大きな問題として、不法滞在(オーバーステイ)労働者の問題を挙げた。これについて、彼らは一番保護から遠いところにあり、警察に見つかればすぐに強制送還される。私たちは彼らをどう位置付け、どう連帯できるのか、一緒に考えて欲しい、と述べた。


手配師、人夫出しって、もともと韓国朝鮮人業者でしょう?

で解放同盟は便乗。


大阪というのは

色々な矛盾に満ち溢れておりましす^^