先週、また急な出張が入りまして・・・

明日ぐらいには帰れそうです。


中国、ITソースコード強制開示強行へ…国際問題化の懸念

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090424-OYT1T00053.htm

(読売)


驚く・・ってことはない話ですが

世間の期待する”競争力””牽引力”というのは何なのでしょう^^


色々世間は騒がしい様ですが

借り物PCなので失礼します。

生存マーク・・で。


(BoBさんみたいに颯爽と・・・できないのがおっさんです)



中国は経済の底力を元に

強気の姿勢を保っている・・・・

と世間では思われているようですが


■中共は党由来資本の分裂に怯える


既定路線ですが


中国の為替操作国指定見送り 米財務省

http://sankei.jp.msn.com/world/america/090416/amr0904160859004-n1.htm

(産経)


これは米国のへたれというより、米国の「にやり^^」でしょうか。


http://www.treas.gov/press/releases/tg90.htm

~~

/ Even so, Treasury remains of the view that the renminbi is undervalued. 

Given China's large and rapid increase in its current account surplus, these steps should be just a beginning to a series of policy steps to rebalance the Chinese economy so that economic growth is more dependent on domestic demand, particularly private consumption. 


米中というのは、表面で対立、裏で結託しているようで

根本的なところで中国は米国・海外資本に侵食されています。


中国・・というより、中共は、市場経済を受け入れた時点で

国際資本の内部侵食と体制維持のバランスと言うジレンマを抱えることになりました。


中国経済は元来中共由来の資本を経済の主導者として発展したわけですが

その共産党資本自体が、市場経済のルールに従って外資の侵食にあうわけです。



財務長官リリースが中国の内需・個人消費を揶揄的に拾っているのは

牽制・・・というか再確認でしょう。


中国国内の数億人の雇用を支えているのは、

米国をはじめとする国際資本から生み出された労働需要です。


しかも、その内の2000万人近くは

台湾資本の事業から派生した労働需要であると言われています。



つまり、

中国経済の成長を支えている内需面においても

その多くの部分は国際資本由来の雇用に支えられているわけです。



言い換えれば、

中国における”内需”というのは、米国からみての人質でもあるわけで

それはまた、中国からみても米国に対する”人質”でもありますが。


といっても資本は流動的であり、海外流出という危険を常に孕んでいます。


それは、中共施策が、経済を通じて常に外資に揺さぶられることを意味します。


ところが、そんな構図の蚊帳の外なのが

我が国の対中進出資本であるわけでして

市場経済のルールでもって支えられていると勘違いしている・・・かもしれない。



何が言いたいのかと言うと

米中外交というのは


中国経済を支える国際資本と、

中共由来資本と

軍部由来資本の動向が

メインテーマであって

我が国の報道なんかで見える米中関係などというものは


外面の体裁でしかないということです。







我が国が、中国と何か外交でもって成果を得るということが

実に空虚な幻想であると言うこと・・・でしょうか。



中国は人民元安定を維持する政策を継続する=外務省報道官

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-37533320090416

(ロイター)



中国政府は16日、米財務省が中国を為替操作国に認定するのを見送ったことを受け、人民元の安定を維持する政策を続ける考えを示した。

~~

「われわれは引き続き、人民元相場形成メカニズムの改革を進める。われわれの目標は、人民元を妥当で均衡の取れた水準で安定させることだ。これは中国ばかりでなく、世界経済の利益になる」と述べた。



ものは言いようですが^^

為替操作は外資流出の防波堤、

しいては、中共分裂回避のための命綱・・というわけです。


元々中国というのは安価な労働力と言う輸出商品しかなかったわけで

国際需要を満たす価値のソフトは資本とセットが基本です。


ただでくれてやるのは我が国の一部資本ぐらいです^^


結局、中国の経済成長というのは

中国のものではなくて、

勿論中共のものでもなくて

国際資本の得た果実なんですねぇ^^


でもそれに支えられないと体制維持できないというのも

哀れと言うかなんと言うか。


中共のジレンマストレスは

SWFで海外資産を買いあさるぐらいでは解消できないかもしれません。




関連




中国の空母造船工場、上海に完成 5万トン級建造可能

http://www.asahi.com/international/update/0416/TKY200904160268.html

(朝日)



きち@石根-張りぼてでも脅威は脅威

画像は関係ありません^^

今朝は、ひょっとして kingcurtis  さんとニアミス?


国際会議場にお客さんを迎えに行った後にリーガへ。

どうりでいつもと空気が違ったはずだ^^


関係ないですが


【スクープ】北朝鮮、後継者は3男の正雲氏に

http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/index3.html?now=20090415203813

(ANN)


さすが北の○○・・・・・・・で?



■中国発展の担保・・・とか


どなたかが「経済阿Q」と上手いこと言ってましたが

X-dayで阿Qになるのは果たして・・・・


マツダ、1─3月期の中国販売が過去最高

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37509820090415


中国需要拡大で液晶・半導体など生産・受注底入れ

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37512020090415

(ロイター)


「中国需要に期待」はいいけど、こじつけ感も・・

JPロイター風の味付けでしょうか。



中国というのは、その内部統一性を保持するために

「不断発展」つまり、永久に発展する事を担保にしてしまったが故に

無理やりにでも経済を発展させ(外面だけでも)続けなければならいという

拷問のような国家運営を強いられているわけです。


これが計画経済破棄の代償であるのですが

そうでもしなければ、党内分裂は避けられなかったし

そもそも国家運営が破綻寸前であったから、選択の余地はなかったでしょう。


で米の金主になろうが

その源泉が米国経済である以上、

我が国と事情は似たり寄ったり。


国家分裂の危機を内包している分

中国の方が綱渡りなのかもしれません。


米中は唇歯輔車の関係のようで

その実、中国は真綿で何かを締め付けられつつあるようにも。




ピリングさんの今週のコラムを覚書ってみた

http://blog.goo.ne.jp/kitaryunosuke/e/df64d7af2404fbc9f157b37775afdac8

(今日の覚書、集めてみました さん)



”不断発展”というのは、勇ましいようでいて

実は恐ろしい標語でありまして

待ち受けるのはネズミ講の末路のようなものでしかありません。

でもそれを掲げ続けなければ、

また、それを実現し続けなければ党も含めて内部分裂です。


それ以上に、外国資本の受け入れは

中共資産の国際化と背中合わせであり

共産主義はもはや名目にさえならない恐れが常につきまとう。


結局、

人権問題にしろ、経済問題にしろ、

内部分裂を常に意識しながら対応しなければいけない状況・・・

これが中国の変な外面の原因であります。


で、所謂南京虐殺にしても

チベット、台湾問題にしても

一度遡上に上がった以上、絶対に引っ込めることが出来ない。


引っ込めた時点で、内部崩壊のスイッチがはいっちゃいます。


だから、矛盾があっても拳を絶対に降ろさない。


そして・・・

最近、中共御用メディアを通じて

我が国に秋波を送ったかと思うと



中国 愛国主義教育を強化

http://www3.nhk.or.jp/news/k10015399211000.html #

(NHK)


~~


「愛国の情熱をかき立て、民族精神を奮い立たせることは、社会を進歩させるための原動力だ」と述べ、1949年の中華人民共和国の建国から60年となることし10月の記念日に向けて愛国主義教育を一段と徹底するよう、全国の教育担当の責任者らに指示しました。

~~

ことし、建国60年の節目を迎えた中国では、日中戦争中に日本軍が多くの市民を殺害したり暴行や略奪を行ったりしたとされる「南京事件」や、去年発生した四川大地震の大規模な救援の様子をテーマにした映画の上映なども予定されており、全国で愛国教育を盛り上げることで、共産党に対する求心力を高めようとしています。


中共も色々舵取りが大変なようです^^


でNHKや日経が書きますのは

これは一つに我が国政府に対する”牽制”という意味もありまして

このあたりは、中共御用の片鱗であります。


中国は、国内労働力を掻き回すことで

ある程度の経済指標を調整したりしていたのですが

五輪も終わったし

あとは上海イベント需要で体面を取り繕うぐらいでしょうか。



世間では「中国経済」を過信するメッセージが溢れておりますが

はたして「経済阿Q」となりますのはどちらになるのでしょう^^








きち@石根-お金


■左巻きマーケット


天皇題材の作品外す 県立美術館「九条」展

開催前 館長ら要望/識者問題視「表現を制限」

http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-14-M_1-027-1_002.html?PSID=de689bd3a062d2cd4945abd11555bf5d

(沖縄タイムス)



 県立博物館・美術館(牧野浩隆館長)で開催中の「アトミックサンシャインの中へin沖縄 日本国平和憲法第九条下における戦後美術」(主催・文化の杜共同企業体、同館)の展示から同館などの事前の要望で、昭和天皇をモチーフにした作品が外されていることがわかった。識者からは「公権力が、表現の自由を制限することになる」と問題視する声が上がっている。

 これまで米ニューヨークや東京でも開かれた「アトミックサンシャイン」展は昭和天皇の写真をコラージュにしたアーティストの大浦信行さんの作品が含まれていた。

~~


関係者によると、2008年11月ごろから、企画したインディペンデント・キュレーター(フリー学芸員)の渡辺真也さんと同館を運営する文化の杜が交渉していた。

~~


作者の大浦さんは「日本全体が天皇表現に関してタブー視するようになったという体質そのものが大きな問題だ」と渡辺さんを通じてコメントを寄せた。

~~


あんまりこの人の話は取り上げたくないのですが

大浦さんは”政治性の無いこと”を保険にしていたのに

ほとぼりが冷めるとこうなるわけです。


天皇と9条から見る日本戦後美術~大浦信行インタビュー

http://www.cinra.net/interview/2008/08/05/215300.php

(Cinra)


コーディネーターの渡辺さんというのは

キュレーター^^だそうですが

作品に色を付けるキュレーターというのもなんだかねぁ・・


本来人物コラージュというのは、リスペクトがあって意味があるとも言え

河鍋暁斎なんかは、批判を埋め込んだ物を”風刺画”と自戒していたかと思います。

ウォーホルのマオなんかも、多少の皮肉は込めているとしても違うわけです。


で大浦作品?

自我の投影か何かわかりませんが

コマーシャリズムの一形態でありまして

大浦さんの作品?が

御真影の濫用なくして一部マニアの評価を得るような物とは思えない。


それから、


「日本全体がタブー視するようになった」


はどうでしょうか。


宮内庁が抵抗するのは当然ですし、

与党議員が問題視するのも当たり前です。


で多くの日本国民が不快な思いを抱くのを

勝手にタブー視とかに変えないでください。


そもそもみなさんがお好きな現憲法下においてさえ

「国民の象徴」として掲げられています。


例えば、国旗に骸骨を貼り付け、

タトゥー女性の裸体を貼り付けたら

そりゃ問題にもなるだろうし

うっかり展示した美術館も

指摘されればそれに気づくわけです。

で話題になった以上、街宣右翼も動かないと仕事になりません。


「ぼくが、あの作品は天皇批判を第一義にしてつくったわけではなく、

自画像をつくろうと思ったんだ」



まぁ、九条の何とかとつるんでいる時点で

説得力皆無であります。


で、

この手の手法で注目を浴びれば

その才能の如何にかかわらず

厳しい”芸術の世界”で食っていけるわけで

こうやってブログで取り上げてしまっただけでも

まんまと”この手の手法”に引っかかったというべきか・・・・・



こちら




写真展でも一部非展示
館長の判断で


 県立美術館で2月17日から開催中の「石川文洋写真展 戦争と人間」(主催・同館)でも作品の一部が「人間の尊厳や倫理にかかわる問題がある」との理由で非展示となっていることが13日、分かった。

 同写真展は報道カメラマンの石川文洋さんが、ベトナム戦争を撮影した50枚を展示。そのうち、米兵がバラバラの遺体を手にしてたたずむ作品「飛び散った体」が展示されなかった。



~~


石川さんのベトナムの写真と言えば

日教とかの強い小中校で育った人は

一度は眼にしたことがあるのではないでしょうか?


かくいう私も

KGB資金で元気の良かった日教・べ兵連組の教師にあたりまして

教室で、石川さんの悲惨な写真の数々を無理やり見せられたものです。


女子生徒の中には悲鳴をあげるものもいまして

さながら


「スプラッター劇場」


と化した教室は

しばらく異様な空気に包まれました。


その後、やはり保護者会で問題になりまして

当時は教育委員会も保守系保護者会と歩調を同じくして抵抗していたものです。


戦争の悲惨さを伝えるのはいいのですが

ガキンチョが


「こんな怖いのはいやだ。だから戦争はだめだ」


というような模範解答で応じると

本気で思っているんでしょうかねぇ。


確かに無理に作文でも書かせれば、そんな感じになるのでしょうが

スプラッター劇場で子どもに埋め込んだ感情は

そんな表面的なものではないと思います。


見たことの無いような悲惨な映像というのは

本能に響くのであります^^


その時に個々の子どもの本能に

どの様に作用するかなんて

誰にも予測なんて出きるわけがない。


私はというと

真っ先に


「身の回りで使える武器はないか?」


でした^^


ついでにいうと

人間の肉体の空虚なリアリティーですよ。


一瞬ではあっても無感覚に陥る感じ。


振り返って思い出せば・・・・ですが。




あんたらは頭の中で


「九条」


に守られているからいいかもしれませんが

無垢なガキに


「千切れた肉体」


はあまりにも無茶だ。


どうしても展示したいなら

石川さんも馴染みの

ピースボートの中とかで勝手にやってください。












■脱税だろ^^課税当局動け


あたり前ですが、ジョン万次郎にしろ小澤不動産にしろ、

ポッポナイナイですからとっとと課税調査は必要です。



「小沢不動産」で2度も委員会ストップ 民主議員らのヤジで

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090413/stt0904131824003-n1.htm

(産経)



 「そんなもの関係ない」「この場でやるべき話じゃない」


 自民党の西田昌司参院議員が13日の参院決算委員会で、民主党の小沢一郎代表が資金管理団体「陸山会」を通じて計10億円以上のマンションなど不動産を購入していた問題を取り上げたところ、民主党委員のヤジが激しく、質疑が2度にわたり止まった。

~~

 西田氏が6日の同委でこの高裁判決を引用した際には、家西悟委員長(民主)自らが、西田氏が高裁判決文だと説明しているにもかかわらず「(小沢氏)個人をこういう場で言う以上は出典を明らかにしていただかないと」などど述べ、速記をやめる場面もあった。




西田さんは税理士ですからねぇ^^

突っ込み鋭い。


国策国策といいますが

捜査するのとしないのと2種類ありまして

この”しない”に関しては

どなたが圧力というか目配せをなさっていたのでしょうか?


野党にありながら”謎の自信”が漂っているわけですが

「国策国策」なんか言っていると

まるで政府と小沢さんで

検察の取り合いしているみたいじゃないですか^^




参議院決算委員会

西田昌司さんの質問


http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/reference.php?page=1&cd=3167&tx_mode=consider&sel_kaigi_code=0&dt_singi_date_s=2009-01-05&dt_singi_date_e=2009-04-13&tx_speaker=&sel_speaker_join=AND&tx_anken=&sel_anken_join=AND&absdate=2009-04-13&sel_pageline=10&dt_calendarpoint=2009-03-13&abskaigi=no



陸山会追及         : 40:15あたり~

民主の野次で審議ストップ: 54:50あたりから何度も



西田先生、団長さんとこ見てるな^^


しかし、世間では

「漢検漢検」と騒がしいですが

陸山会の方が面白いのに。