■本質を見抜けないのは東京新聞
不敬の語はあえて使わぬ・・・
週間「金曜日」及び他言無用の品性下劣。社民党も同類
http://ameblo.jp/disclo/entry-10020849369.html
の問題ですが
主催者「週間金曜日」が言い訳し、演技者「他言無用」が謝罪したのは先週のこと。
しかしこの経緯に不満たらたらな東京新聞がまたしても事件の本質を逸らす。
以前「朝日NHK事件」の時、↓の様に自紙を自賛。
本質を見抜けないジャーナリズムの幼稚さ
(By 東京(中日)新聞編集局編集委員 飯室勝彦氏)
http://www.janjan.jp/media/0612/0612160567/1.php
↑
なるほど。
しかし今回↓は事の本質というより批判の本質がわかっていない。
右翼抗議 皇室劇中止の舞台裏・タブーに挑戦 下品さで自滅
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061219/mng_____tokuho__000.shtml
(東京)
「こちら特報部」の「週刊誌を読む」欄でも既報の通り、皇室をテーマにした寸劇が週刊誌に
非難され、その後、関係者らが右翼の攻撃にさらされている。劇団は謝罪文を発表、公演中止
に追い込まれた。気になるのは、この週刊誌の広告に記された「不敬」の二文字だ。
寸劇の内容が不穏当であれ、この二文字には「問答無用」の暗い
時代を想起させる重みがある。
事件の関係者らに聞いた。
「ご皇室を敬愛される国民各位に多大な御不快の念をお与えしました。今後、ご皇室を寸劇
でパロディーにしない由、堅く御約束申し上げます」
風刺コント集団「他言無用」がホームページに掲載した文面だ。“全面降伏”した劇団関係者
は「『反論権のない方に対しやるのはおかしい』という抗議に、その通りだと
納得した。私たちは右でも左でもない。お客さんに笑ってもらう立場です」と言葉少なだ。
今回の寸劇「さる高貴なご一家」は先月十九日、東京・日比谷公会堂で「週刊金曜日」主催
の「ちょっと待った! 教育基本法改悪 共謀罪 憲法改悪 緊急市民集会」の一幕で演じら
れた。観客は約二千人。
週刊金曜日などによると、皇后陛下にふんしたコントのメンバーが登場。観客にマイクを向け
たりしながら、園遊会の場面のパロディーを演じた。その後、サルの人形を悠仁(ひさひと)親王
に見立てて話しかけ「男の子ができたら、あなたに目はないのよ」と、人形を放り出すように付き
人に渡した。(←注*実際は放り投げた)
この後、作家の矢崎泰久氏たちが舞台に上がり、コントのメンバーと掛け合いに。天皇陛下
の前立腺がんにも触れ、矢崎氏は「あちらの生活も支障をきたしますね」と応じた。
(↑注*実際はあっちは立つの?)
客席で見ていた月刊「創」編集長の篠田博之氏は「サルの人形やシモネタはちょっとハラハラ
したが、みんな笑っていた」と話す。(←注*実際は引いていた)他方、客の一人だ
った主婦は「もっと教育基本法の話をすると思っていたので、エーッという感じ。あまり面白くな
かった」と言う。
この模様を「週刊新潮」十二月七日号が「『陛下のガン』も笑いのネタにした『皇室中傷』芝居」
と報じて、事態は急展開する。特に広告では「『不敬で下劣』なイベント」と表現。
これと同時に出演者の一人である永六輔さんの所属事務所などへの右翼の抗議が始まり「週
刊金曜日」などには街宣車が約二十台も押し寄せた。劇団「他言無用」は九、十五日に予定して
いた公演を中止した。
一連の抗議を受け、「週刊金曜日」も十三日「人権およびプライバシー上、一部の表現に行き
過ぎや不適切な言動があったことで、誤解や不快の念を生じさせてしまいました」とする見解を
抗議先に渡した。
北村肇編集長によると、抗議は「天皇制について議論するのはよいが、ぬいぐるみに擬すのは
児童虐待」「天皇のご病気の話は人権侵害」といった内容。同編集長は「(見解は)『他言無用』
がまずかったと表明したことを前提に考えた。天皇制の問題は慎重にやるが、ああいう内容はマ
イナスだった」と説明する。
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■週刊誌挑発、踊らされ…
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「ご一家」で「大奥様」を演じる看板役者、渡部又兵衛さんはこうみる。
「僕たちは子どもを猿にして放り投げたりするなど、人が嫌だと思うことは絶対やらない
し、民間から皇室に入って苦労した人を描いている。ワイドショーも皇族のファッションを批評する
時代。もう皇室はタブーではなく、ニュースのひとつになっている」
ただ、そんな構えでも受け取る方次第という面がある。嫌がらせやテロなどの心配について、渡部さんは「僕たちがやっていることで怒ったら右翼もおしまいと思っている」と笑った。
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<デスクメモ>
数年前には「教室で愛国心? まさか」と考えていたが、法律になった。
この国には六十年前「不敬罪」があり、天皇の行幸への敬礼の際、ズボンの前ファスナーが
開いていただけで捕まりかねなかった時代がある。そりゃ極端な例だ、と思いたい。でも「まさか」
が「ホント」になってしまうのが現在だ。(牧)。
↑
今回関係者が渋々謝罪めいたことを述べているのは「不敬」に対してではない。
取材先コメントから垣間見えるのは「自分たちの標榜する人権擁護の観点からまずかった」
という本心。つまり自分たちの支持層からの批判に対して「まずかった」と思っているのです。
これが「不敬」に対する批判だけであり、右翼からの抗議だけなら、彼らは声高に
「表現の自由に対する圧力」
として逆に大々的に政治利用するでしょう。
この陳腐な記事を書いた(牧)さんは牧○○記者?
この特別報道部デスクメモっていうのは特報部記事をまとめているつもりだとは思うが
よくカチンと来ることが書かれています。
吉 蒲 充 牧 ・・四人で回しているみたいですが
ひょっとして東京新聞社特別報道部で(牧)って
極左活動家の田原牧さん?
東京新聞・田原拓治記者は
新左翼ブント(旧共産主義者同盟)機関誌に再三登場
http://plaza.rakuten.co.jp/mizuhonet/diary/200507260001/
男だったり女だったり、口調が変わったり・・?
中東・国際専門記者臭さは消せても「ブント」臭さは残っていると思うのは
私だけでしょうか?それとも牧○○と言う人でしょうか。(特派員にはいるようですが)
どちらにしろ疾しい事があるから通称名だったり半匿名だったり。
これが極左新聞の限界でしょう。
ちなみに「他言無用」の謝罪告知は当初
私どもは天皇家を尊敬申し上げております。
天皇家にご不快をお与えしたしましたことは、
まことに申し訳ございませんでした。
今後天皇家がご不快になられるような上演をしないことを、ここにお約束申し上げます。
また、ご皇族のお子様に見立てた人形をぞんざいに扱ったつもりは毛頭ございません
でしたが、そのように受け止められる寸劇との
ご指摘を真摯に受け止めております。
という謝罪文を掲載。
それを冒頭画像のように修正↓
関係各位。
今般、日比谷公会堂にて開催されました集会におきまして、
ご皇室をパロディーとした寸劇を上演いたしまして、
ご皇室を敬愛される国民各位に、多大なる御不快の念を与えました。
今後、ご皇室を寸劇でパロディーにしない由、堅くお約束申し上げます。
至らぬ点には、御指導たまわりますよう、お願い申し上げます。
平成十八年十二月十三日
風刺コント集団 他言無用
松崎菊也
石倉直樹
すわ親治
私どもは天皇家を尊敬申し上げております。
ご皇族のお子様に見立てた人形をぞんざいに扱ったつもりは
毛頭ございませんでした
↑
この部分の割愛は「週間金曜日」の指示ですね。
在日のプロパガンダ機関紙としては
「天皇家を尊敬」とは方便でも書くなということでしょう。
またこの謝罪・翻って事件自体
あくまで表現の自由が「右翼の抗議」に屈した
という構図にしておきたいのが見え見え。
いつの間にか謝罪の対象が
ご皇室を敬愛される国民各位
になっています。もちろん日本国民であるなら総じてそうであるとしても
この集会に集まった面々の崇敬の念が厚いとは思えない。
自らが標榜する
「人権の尊重」をないがしろにした事件
だということを覆い隠したいと。