田村ゆかり*Sweet Milky Way*08/12@仙台市青年文化センター | 羊飼いの戯言

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 先週の大宮公演 に引き続き、仙台で行われた『田村ゆかり 2007 Summer *Sweet Milky Way*』に参加。東京を15時前のハヤタ君はやてに乗り仙台入り。仙台に上陸するのは2003年にZepp Sendaiで行われた『やまとなでしこ』のツアー以来ですから、実に4年ぶりになります。
 はやて
 同所は仙台駅前にあるのでアクセスが良いのですが、今回の箱は仙台市青年文化センター といって仙台駅から地下鉄に乗り換えて15分ほど離れた場所にある小さなホール。定数自体が600弱しかなく、いくら地方公演とはいえ「設定の読み間違いも甚だしい」と泣き言の一つも言いたくなります。…おかげでチケット確保に苦労しました。
 仙台市青年文化センター
 会場着は17時でしたが、箱が小さかったため入場列はすんなり。物販は大宮で売り切れていた黒Tシャツだけ補完しました。限定Tシャツは紫色で独眼竜政宗が「むふ(はぁと)」、「毒」(幼い頃に疱瘡を患って眼になったことと、小田原参陣直前に実母にを盛られたのを掛けているのかな)と言っている絵柄なのですが、左目に眼帯をし着物を右前にしている点は全部左右反対な気がします(実際には右目を失明し、男性の着物の合わせは左が前)。


 さて会場は600席弱。ステージの幅はそれなりにあってセットも全部入り切っていましたが、何しろ客席に奥行きがなく非常に距離が近い会場でした。カメラはおそらく資料用の固定のみ。
 17:30、17:45、17:55と普通の女性の声で場内アナウンスがありましたが、最後の回は「サイリウムを振り上げるなどの行為は大変危険で…」といった下りを含み、若干客席がざわめいておりました。開演はほぼ定刻通りの18:00。きちんと前奏があって一曲目へ突入します。


01.Princess Rose
 『baby rose』やラストの『blooming for you』などの掛声もかなり発声している人が多くなってます。ツアーを通して客席がガンガン成長していくのも醍醐味。
02.My life is great!
 『Super Special Day』に差し替えがあるかと思いましたがそのままでした。古参だけでなく若い人も多いでしょうに口上の浸透率は高いですねぇ。あと一瞬ハウリングが起こった気がします。
03.虹色バルーン
 ここまでは大宮と同じくヘッドセットで登場ですが、3曲目が終了するとハンドマイクに持ち替え。

(MC1)
 「こんにちわ~、田村ゆかり、じゅ~さん歳です!」いきなり溜めてサバを読む。「ということでやって参りました、仙台…青年…シアター? シアターホール? やって参りました仙台ということで、元気ですか? それは良かった。みんな血気盛んなところ申し訳ないのですが座ってもらっていいですか」、「ハーイ」 会場の名前を覚えていないですが、大きさは気に入った様子。
 「ちっちゃいね、ここ、良いね。みんな『俺の本領発揮』みたいな。『200人から400人くらいの場所は俺に任せておけ』みたいな。そんな誰でも大好きなお客さん(通称:DD)と共に…(エー)、こういうアットホームな所、言い方が悪かった。ちっちゃいじゃなくてアットホームな所だとゆかり達の声がすごく通って気持ちいいね。もちろん黙って聞きたいよって人もいると思うんだけど、それは共存し合って喧嘩にならないように。」 ファーストアルバムを出した頃などは小規模なイベントスペースでやることが多かっただけに、500-600人規模の場所はホームグラウンドという意識が強いのでしょうか。

 「聞くのが怖いんだけど、東北地方の人?」20-30%位で「意外と居る。前にお渡し会で童話迷宮? Princess Rose? 童話迷宮のお渡し会で来たですよ、仙台。その時に来てくれたという猛者は? その時に仙台は良いところだな~って。牛タンがあるから。牛タンが美味しいなって思って。ここに居るみんなが牛(ぎゅう)だったら良かったのに」よほど牛タンが気に入ったのか、この話題は後々も続きます。

 足もとのモニターを見て「今頃カンペが。『仙台市青年文化センターシアターホール』。やって参りました~」と言いかけますが、表示が消されたのか「あ、消さないで。やって参りました『仙台市青年文化センターシアターホール』。…長い、覚えられない。三行以上の台詞が来るとドキドキするのと一緒。」
 「牛タン食べた人? 萩の月食べた人? 笹かま食べた人? ずんだもち食べた人? どうでもいいですね」この辺の持ち上げておいてスカす手管は絶妙。

 「実は昨日から前乗りをしていて、その時の素敵な思い出を皆にお話ししたいなって思ったんだけど『そろそろ次へ行ってください』って指示が。今日はまだまだ長いよ。三曲しか終わってないんで。お伝え出来たらいいなって思うから、皆覚えておいてね、ゆかりが次に話すこと。仙台のことだよって」 MCの内容にこだわるとは余程の気に入りぶり。
 「Sweet Milky Way、まだまだ続くよ」と締めて再び歌へ。耳や手に白いフワフワをつけNECO & NEKOを従えます。

04.Butterfly Kiss
05.天使のお仕事
06.新曲?
 大宮での経験を踏まえてAメロのコール(FuFuFu~!)や、警報→PPPHに関しては積極的にリードしてみましたが、2番からはすぐに順応できる客席のレベルの高さが頼もしいです。


 『Spiritual Garden』を編曲したBGMとダンサーさんの踊りでつなぐ間お着替えタイム。『ベルサイユ』みたいな長いドレスで登場しますが、芯が入っていて裾がフレアに広がっている点や階段を降りる時にわずかに地面を掃く辺りが見どころです。
07.Sensitive Venus
 90度ずつ回る仕草が美しい。
08.YOURS EVER
 この辺も大宮と変わらず。

(MC2)
 「(衣装)凄いでしょ。先刻裾のところ踏んじゃって『うわわわ』ってなったの気づいた? 嫌だなぁ、そういう時は気づいても『気づかなかったよ』って言うんだよ」、「ハーイ」、「じゃ、座って下さい」、「ハーイ」、もう完全にこの流れが出来上がってます。
 「ゴージャスな衣装でシンプルな感じの曲を歌ってみました。さっきの続きの話をしようか。あらすじはいいよね? まさか居ないよね、今入ってきた人。新幹線が止まった、とか」再び仙台トークに。
 「前の日に来ることを前乗りって言うんだけど、仙台について何か喋りたい、知りたいと思ったんだけど何も知らないから勉強したいっていうのは建前で、本当は牛タンが食べたかったんだけど。」
 「仙台について色々勉強したよ、まずMAXやまびこ。電光掲示板につばさって書いてあって、どれに乗ればいいんだろ、でも同じ時間だし…って思ったら連結。あれはデフォルトなの? 分離する電車に乗ってきたんだけど、ウチのマネージャーの津田さん電車大好き」ここからは津田さんの鉄オタぶりがひたすら暴露されていく話。

 「すっごい好きなの。今日の朝メールが入ってて『朝、電車に乗ってきたいんで先に出てます』 空港線? それに乗りたいって集合時間の二時間前に出て乗って戻ってきたの。新幹線の途中の駅で『分離するところ見なくていいの?』って聞いたら見に行った。カメラを持って来てたのに何故かカメラを持って行かなくって。『撮らなくていいのかな』って思ってて、戻ってきてどうだったか聞いたら『ウーン、今は電動なんですね~』としょんぼりしてた。」 撮り鉄というより乗り鉄なんですかね。
 「電車好きな人どれくらいいるの? 結構いるんだね? 見た見た? 分離するところ? あれ見たことある? 夜、新幹線を道路で運ぶヤツ」 ここからは仙台すら脱線して珍しく鉄道トークに。
 「ごめんね、少数派の人が楽しむだけの場。サイリウムの電池とか換えっこしてて。作った工場から長いトラックみたいなので一両ずつ運ぶの。曲がり角を曲がれないじゃん。人が『マガール』みたいなのを置いて曲がるの。皆撮りたいから、津田さんみたいな人はカメラを持って待ち構えてて、『運転手さんちょっと待って下さい。(写真を撮って)行ってらっしゃい』みたいな。…アレ、まったくもって興味がない? ゆかりも電車に興味ないんだけど津田さんがあんまり話すから『700系乗りたいな』とか、さっぱり分らないけどちょっと格好いい。」

 「前に品川駅の、あ、品川という所が大都会東京にはあるんだけど、新幹線が止まるようになったでっかい駅があるんだけど、そこのファミレスで『桃のアーン』みたいなファミレスがあるんだけど(バーミヤンのことでしょうか?)、そこから電車が見えるところがあって、津田さん喜んじゃって物凄く語ってくれるんだけどさっぱり分らない」漸く鉄道トークから軌道修正。

 「MAXやまびこに乗って仙台に来たわけです。真っ先に買いたいなと思って牛タンを買いました。クール宅急便でゆかりのお家とお父さんお母さんに送ろうと思って二人前の牛タンを5セット買いました。だって仙台と言えば牛タンでしょ。牛タンを買って仙台気分を満喫したわけですよ。その次に向かった所が駅前のヨドバシカメラ。仙台と言えば駅前のヨドバシだよね。デカイよね。ヤマダ電機くらいデケェと思いながら行ってたら、ファンの女の子に遭遇して。今日来てるって言ってたけど、来てるかな?(来場してました) で、三嶋大プロデューサーがDS Liteを購入する間彼女と談笑をしていたんだけど。広いね、ヨドバシ。唯一の娯楽。」
 「あとドン・キホーテあるよね? 全然馬鹿にしてないよ。他には何があるの? Loftもあるの。良かったね~」この時の口調といい、客席の声を適度に拾いながら掌の上で転がすのがホント上手ですね~。

 「ツンデレじゃないんだよね。フザケデレ。80%位がふざけてて後の20%位はおなかすいている。ヨドバシ行って、で牛タンですよ。そこのお店でもテイクアウトとか発送できるって書いてあって結構真剣に考えたんだけど、スタッフの人は『10人前買ったんだからもう要らないだろ』って割とスルーされる。だって比べたいじゃん…。アレ、牛タンもそろそろ飽きた?」

 ここで、ちょっと話題が途切れたので「6曲目は新曲?」と振ってみましたが、わずかな反応はありつつも時間の制限などもあってかスルー。もしかしたら千秋楽の福岡で新アルバムか何かの発表が予定されており、そこから先行した新曲である可能性もありますし、明かされない謎があった方があれこれ推測して楽しむことも出来るので、神戸以降は触れないよう自重しておきます。

 「『盛り上がっているところ大変恐縮ですが、ぼちぼち次へ(ry(かっこあーるわい)』って書いてある。MCって普通、心拍数抑えたりお休みするところじゃん? ゆかりMC後の方が疲れちゃう。資料のために音声とか録ってる人が、『MCになったら10dB上がるんだよね』」 確かに歌だけではなくのMCもライブに欠かせない重要な要素であります。そして次の曲へ。

09.君をつれて
 2番の後、左手のお城みたいなセットの2Fに上がってカーテンを開けて歌い、終わると締めるという演出は同様。その後はバンドの演奏でつなぎます(お着替えタイム)。

10.星空のSpica
11.不可触な愛
12.Beautiful Amulet
 なのは曲(+1曲)ゾーン終了後、は袖に退けてダンサーさん・バンドメンバーの紹介。

13.Little Wish~first step~
 中央に三日月を縫い付けた青と白の涼しげな衣装ですね。相変わらず絶賛跳び曲状態なのですが、管理人は間奏の「ゆかり!」16連打だけに集中しています。


(MC3、めろーん)
 めろーんステッキを持ち出して「仙台の思い出も途中ですが、巻きで行くよ! ここに何かめろーんってなるステッキがあります。知っている人? いつもここでめろーんってやってると、『先に行ってください』って出るからちょっと巻くね! じゃあゆかりにメロメロのバンドメンバーに」とキーボード、ギター、ベースを飛ばして、ドラムへ発動。ドラムにはスポットが当たるので「何でここだけ(照明)仕込んでんのかな」と呟きつつ、「強敵」のベースへ。
 一回目は耐えるふりをしますが、二回目のめろーんでメロメロ状態に。のお遊びに付き合ってくれているわけで「いやー、皆イイ人で助かったよ」というコメントにも実感がこもりますね。
 そして客席へ向かいますが、「今日は一緒にいくよ」と全体にめろーんを数回。至極あっさり風味でしたが、「よしよし巻けたぞ。これで仙台の話が出来る」と戻ります。

 「どこまで話した? 牛タン食べに行った所まで? 牛タン食べて、仙台っぽい所行きたいじゃん、仙台城とか。うそ、夜だったし、そんなにお城とか興味無いし、ゆかりは檜山さんじゃないもん。城はスルーして、『この辺で仙台っぽい所ないですか?』って連れて行ってもらったところがSEGA。駅の近くのSEGAに連れて行かれて『タイムクライシス』をやった。『仙台にしか無いよ、ワンコインで出来るよ』って思った。『もうちょっと他に無いんですか?』って言ったら、向かいにあるNAMCO。そこでクレーンゲーム。おっきい板チョコとかカプリコ。スタッフでどうしてもカプリコが食べたい子がいて取ってあげたの。2個あって『どっちがいいですか』って聞いたら『僕が食べたかったのはストロベリー味なんですよね』ってどっちでもない。ゆかりのスタッフそんな人ばっかりなんだよね。電車に乗ったり、DSを買いに行ったり、本当に困ったもんですよ」 檜山修之さんはお城好きは有名らしいですね。因みにお城とか電車などの複雑でsymmetricalな物は、autisticな傾向のある方や男の子の興味を惹き易いのです。

 「もっと奥地まで行ったら仙台っぽいところあるだろう。でも行けども行けども暗い感じのところばかりで、何も開いてないの。タワーレコードとHMVがあったんだけど、知ってる? アーケードのところのHMV。見たことある人いる? あのHMVの字エロくね? なんであそこあんなピンク色なの。妄想が…。そこも閉まってて、何かないかなって思ったらありましたよ『31』。『31が食べたい』ってスタッフさんがいるから行ったら、『やっぱり太るから止める』。もうそんなんばっかしなの。」 皆で前乗りして結構遊びまわった様子。

 「で、ラーメン食べた。ドラゴンボールの五番目みたいな? うーふーしん? すーふーしん? 痛風? 食べましたよ、皆で半分ことかして。食べたことある人居る? あ、少なっ。何駅の近くなんだろ、『きたよばんちょう』? 来たよ番長?」
 店の名前は五福星 (うーふーしん、で正解)、駅は「北四番丁」経由での移動のようですね。帰りの地下鉄で「北四番丁」を通りがかった時に吹き出してしまいました。
 「また仙台に来た時に…、あ、でもゆかり以外で来られても嫌だな。ま、来たら行ってみて。ゆかり、とんこつラーメンしか食べられないんだけど、食べられた(オォー)。行ってみてはいかがなものか…」勧めてるんだか勧めてないんだか。
 「その後はホテルに帰って『いただきストリート』をやりました。そんな素敵な仙台の夜。ということで次の曲に行ってみたいと思います。」


14.童話迷宮
 これより「みんな大好きゾーン」。
15.Honey Moon
 ピンクと銀のポンポンが出たら『はにむん』の合図ですね。一斉にUOが各所で点燈しますが、今回は管理人はUOは持っていきませんでした。
16.惑星のランデブー
 これも歌詞リピートのコールが結構通りました。
17.fancy baby doll
 2番で「世界一可愛いよ!」のコールに答えて「ありがとう~!」と答える。そして、この曲がうさぎ投げ曲になっていることは分かっているので、サイリウムを一旦仕舞ってキャッチング態勢を整えていたところ、一匹目がまっすぐ飛来。ダイレクトキャッチは出来なかったのですが「こぼれうさぎ」が弾んで前の座席に落ちたところを無事にゲット。まさに「リバウンドを制する者はバスケを制す」という格言()が身にしみましたが、以前Spring fever神奈川公演@神奈川県民ホールで、目の前に飛んで来ながら隣の人に持って行かれるという苦い記憶があり、正に「念願の姫の直筆サイン入りうさぎを手に入れたぞ」状態。いや~メチャメチャ嬉しくて思わずガッツポーズが出てしまいました。
 神は舞い降りた
 まさに神は舞い降りた。古式ゆかり曰く「我が家の家宝に致します~」クラスの代物です。なお、リボンにどんなメッセージが書かれていたかは秘密だ。
18.恋するラズベリー
 大宮ではあまり聞かれなかった
 まっしろノートに降り注ぐ(そっと光のシャワー)
 カッコの中に閉じ込めて(ぎゅっと閉じ込めて)
のコールの浸透率がグッと上がっていた他、歌詞を追いかけてかぶせるコールもちらほらと。
 そして「今日は楽しかった、ありがとう~。最後の曲です。」と挟んでラストへ。
19.Melody
 自然と沸き起こる手拍子が良い感じですね。ここで20:00、丁度二時間経過。


(アンコール)
 先ずは「アンコール」コールが掛かるのですが、バンドメンバーが出てきたところを見計らって「ゆかり」コールに変わって行きます。
20.Love parade
 歌詞をリピートするコールは余り聞いたことがなかったかも。
 間奏でラケットでサインボールを打ち出しますが、下からではなく上から打つのでなかなか上手く飛びません。大体10-20列位に着弾していましたが、4球目は近くの人に誤爆するという大宮と同じ事態に。バレーボールのサーブと同じで、上から打つにはコツがいるので、是非神戸以降は下から打つようにしてみて欲しいかも。

(MC4)
 「ゆかり知ってる。仙台は先週七夕だった、合ってる? だから本当は先週来たかった。だけど、今から上手いこと言うね、でも今日がゆかりと皆の七夕だよ! やっと会えたね!」と意気込んで言いつつも、流石に照れ臭かったのか「あんま上手くなかったな、反省」と照れ隠しの弁。
 「何となく夏なので浴衣を着てみました、でも脱ぎます。でもここでは脱ぎません。(エー。)当り前だよ、ばーかばーか。ちょっと待ってて」と裏へ消えます。
 この「ばーかばーか」が異常に可愛かったので「もう一回」コールが何故か起こる始末。
 キャミソールとスカート姿で再び登場し、「間違ってまためろーん持っちゃった、なんでだろ」と泡食ってますが、更に「もう一枚脱いで」という声に反応したのか、「ばーかばーか、今言ったのどこだ、ばーかばーか」と連発。気兼ねなく客席をいじれる程の上々のの仕上がり具合です。


 「皆元気だね、汗グッショリだね、凄いことになってるね、何か浴びたの? ちょっと回って回って」と一階最前列をいじりながら、「ボール二階届いた? あと二個あるんだけど、さっきリハの時やったらスレスレだったから、無理しないでね。最前の人落ちないでね。人間何やら(人間シューティングスター?)にならないでね」、と言って頑張って二階に飛ばそうとしますが、一階前の方に着弾。ラケットは投げるわ座り込むわで流石にがっくりするですが「ごめん、今二階シラーッてしてるよね。照明で二階が見えなかった。でも照明さんは勿論悪くない」と反省しきり。是非打ち方を変えましょう。


 そして曲に行きますが、「今日盛り上げてくれたダンサーさんを、呼んで下さい。せーの!」、「ダンサーさ~ん!」 相変わらず即座に息を合わせる客席の揃い様は特筆に値します。そして次の曲へ。

21.candy smile
 結局大宮と変わらないセットリストかな。

(MC5)
 「皆、元気? では例のブツを呼び込みたいと思います。でも皆はネコとゆかりんどっちが好き? じゃあ呼ばなくてもいいか、ウソ。気分がいいから呼びましょう」とNECO & NEKO登場です。

 「おい、ネコ。くすんだ方のネコ」と弄り、じりじりと近寄ってくると「えーんえーん」と泣き真似を始めます。それを見て平謝りに謝るネコに対して「ネコ更迭しちゃおうかな、使い方合ってる? ネコの首すげ替えちゃおうかな」
 「ネコ並んで。ネコの考える一番可愛いポーズは?(といってポーズを取らせる) 次は…、中の人すっごいドキドキしてるでしょ? ネコの考える一番だらしないポーズは?(といって再びポーズを取らせる)」と遊んでみたり、「ネコ頭取って!」と言いつつ実際に着ぐるみの頭の部分に手を掛けようとすると「駄目だよ、ミヤちゃん(たぶん中の人)!」と一しきりいじり倒します。中の人の実名が出たのは初めてかも。

 「こんな可愛いネコちゃんも居ました…。次の神戸にはいないかもしれない抜け殻だけぶらーって」 この言葉でしゅんとするネコのリアクションを拾って「ピンクはやっぱピュアだね、気に入った。ヲイ、くすんだ方はどうするんだ」 不貞腐れて寝そべる灰色のネコに対して「イベンターさんも困ってるよ」とたしなめてみたり。


 「そんなネコちゃんたちと一緒に最後の歌を歌いたいと思います」で、ダンサーさんを呼び入れて、「皆、準備はいいか? 恋せよ~」、「女の子!」と客席を巻き込んでのラストコール。この掛け合いは全公演でやりそうですね。

22.恋せよ女の子

 パペットは物販にないのですが、皆さんこの一曲のためだけに持って来ています。しかしキャミ姿で、胸を突き出す振り付けは破壊力があるな…(笑)。

 最後はダンサーさん、バンドメンバー、NECO & NEKOの全員が一列になりお辞儀。は最後まで残り右手→真中→左手、1F~2Fと全体に笑顔とバイバイをして退場。「どうもありがとう~、気をつけて帰ってね!」という言葉とお約束の投げkissを残して袖に消えて行きました。終了は20:30でアンコールまで含めて二時間半と優秀なタイムキーパーが付いているようですが、仙台は帰りのはやての時間(仙台駅21:31発)が決まっていたこともあり押すわけにはいかなかったみたいです。
 最後は客席有志の掛け声で三本締めをして終了。
 

 会場が小さかったせいもあり、全体に声が通りやすくまとまった空気がバッチリ醸し出されていました。自身も先週の大宮のプレッシャーから解放されたのか、仙台という街がよっぽど気に入ったのか、後半はひたすら笑顔満面&上機嫌で、とにかく楽しんでいる雰囲気が如実に伝わってきました。管理人も、童話迷宮以降はひたすら楽しく跳べましたし、この爽快感はなかなか。
 チケットの確保しやすさという面では大きな箱にも利点はありますが、小さい箱で行われる手頃な距離感が生み出す一体感は捨て難いですね。

 
仙台牛ぎゅう弁当  牛タン
 
終了後は仙台駅で「仙台牛ぎゅう弁当」と牛たんを購入して帰途につきました。そして、今週はコミケと神戸と名古屋の連荘が待ち構えていますよ~。