MONCLER 2013-14 F+W EX @ Tokyo !!! | ダイコ★ブログ

MONCLER 2013-14 F+W EX @ Tokyo !!!


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 続いてはMONCLER(モンクレール)のプレゼンテーションにお邪魔しました。まだ夏も到来してませんが、その先の秋冬のコレクションですね。いつも、最初はピンと来ないのが正直な所ですが、素敵なアイテムを見ていると、すっかりその気になってしまうのが、モンクレールの素晴らしい所、今回も充実したアイテムが揃いましたよ。

 モンクレールでは全てのコレクションを通して、よりファッショナブルなアイテムの提案が増えて話題を呼んでいます。ダウンジャケットをメインにしたコレクションは、実際にハードな自然環境で耐えうるクオリティでなければ死に至る事もあります。そんな厳しい制約の中でも、より新しいチャレンジを繰り返している事が、このメゾンを人気にしてる重要な理由でもあります。

 まずはレディースコレクションからご紹介しましょう。タウンユースのニーズに合わせて、よりファッショナブルに進化し続けてるこのメゾンのムードを、一番色濃く表現するのがレディースコレクションかもしれませんね。

 こちらはなんとも可愛らしい、オールホワイトのルックです。今季一押しのアイテムは、極薄のシルクオーガンジーのベールでボディを包み、古くから伝えられているFIL COUPEという伝統的なカッティング方法を用いた、太めの糸のメリノウールのジャカードのコンビのジャケットです。クリスマスデートでも主役になれそうなリュクスでエレガントなアイテムですね。

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 え?ダウンジャケットにビジュー?とついつい思ってしまう方々もいらっしゃるでしょうが、こんなにエレガントなアイテムに進化してしまうと、注目しない訳にはいきません。

 クラシカルなカーディガンジャケットのように、エレガントにシェイプしたボディには、ウエストの部分にジップ付きのポケットをデザインし、機能性もきちんとフォローします。大きめのボーダーのキルティングでフォーマルなムードを表現し、ライニングのように、前立て、裾にビジューのエンブロイダリーが施されます。うん、実にバランスの良いアイテムですね。

 ダウンジャケットのボワボワした着膨れした感じがなく、インナーはキャミソール1枚でも耐えうるしっかりした防寒機能と、重い毛皮を着なくても冬のパーティーにお出かけ出来そうですね。

 他にもスタッズ、チェーン等のモチーフ使いや、リアルファーとコンビで作られたアイテム、フラワープリントのアイテム等、ワードローブに取入れても他のアイテムと相性の良い、タウンユースでファッショナブルなコレクションが充実していましたよ。

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 続いては、今季から新しくスタートしたメインコレクションの中の一つのライン、MONCLER M(モンクレール エム)です。以前、sacaiの阿部さんがデザインを手がけたモンクレール Sに続くコレクションで、デザイナーはメアリー・カトランズ(Mary Katrantzou)です。ギリシア出身で現在はロンドンでコレクションを発表していますが、大胆なグラフィカルなプリントが人気で、好感度なファショニスタ達が集まる、Harvey NicholsやBarneys New York、10 corso como等で展開しています。2010 S+Sでは、TOP SHOPとコラボレーションして話題になりましたね。

 そんな、世界中の女子達に絶大な支持を受けているエッジィなデザイナーが発表したコレクションは、まるでドレスのようなラグジュアリーな作品が揃いました。こちらのスカートのボリュームが面白いドレスは、30mもの用尺を使い、ヘムに芯を入れ独特のフォルムを生み出しています。ウエストはドローストリングでシルエットを調整出来て、個性的なデザインですね。日本ではネイビー単色の展開になります。

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 こちらも、メアリー・カトランズらしい、オリエンタルなプリントが素敵なジャケットです。キルティングが施されたボディ部分と、襟からショルダー、スリーブにあしらわれたのは鮮やかなネイビーのラパンのファーです。

 会場でエディーターの方が着用されてましたが、ほんと華やかでドレッシーなコートでしたね。残念ながら日本未発売です。海外に行かれた際はブティックの覗いてみて下さいね。

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 はい、先日リポートさせて頂きました、MONCLER GAMME ROUGE(モンクレール ガム・ルージュ)のご紹介です。モンクレールのレディーウエア部門では一番ラグジュアリーなラインで、ジャンバティスタ・バリがクリエイティブディレクターを務めます。今シーズンは雪山にハスキー犬を連れたエスキモー達や、猛吹雪の中のレスキュー達、フィナーレにはシロクマの着ぐるみまで登場させた、楽しいコレクションを発表しましたね。

 こちらは今回登場した面白いテクニックのアイテムです。デジタル加工でファーのモチーフをプリントしたパターンと、実際のファーをパッチワークして仕立てたジャケットです。大きなブロックで大胆に切り替えたものから、かなり細かくカッティングを施した物迄、面白い効果を狙っていて、軽くし仕上がっていたのが印象的でした。

 こちらは、フォックのデジタルプリントをショルダーや胸元、スリーブに使い、襟のフードのトリミングには、ファックスファー、ボディの部分はフォクスにレオパードのプリントが施してあります。モンクレールで一番ラグジュアリーなコレクションらしく、洗練されエレガントなアイテムでしたね。


 MONCLER GAMME ROUGE 2013-14 F+W PARIS Prêt-à-Porter COLLECTIONはこちら からどうぞ。
 MONCLER GAMME ROUGE 2013 S+S PARIS Prêt-à-Porter COLLECTIONはこちら からどうぞ。


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 続いてはメンズウエアのコレクションです。レディースウエアよりもよりアクティブなシーンを要求されるメンズウエアにおいて、厳しい気候から身を守り、最新のスタイルを築き上げるという、永遠なテーマに果敢にトライしたラインナップとなりました。

 スコティッシュ・スタイルからインスパイヤされたハンティングの要素の再解釈や、ミリタリーなスタイルにはファーの裏地を付け、機能性とデザインの融合を双方から挑戦します。カムフラージュも明るいカラーが登場し、ジャカード織りのデコレーションともマッチしています。北欧的スピリットを取入れたウールのアイテムや、スポーツアイテムの要素はより洗練されています。ダブルブレストのディテールという新たな挑戦もタウンユースには最適で、タータンチェックや厳選されたグレーのパレット、ブラックのアイテムも充実した素敵なコレクションでした。

 アクセサリーでは、レザーとスエードの違素材ミックスのスニーカーや、ネイティブ・アメリカンのスタイルを取入れたレザーのレース使いのフットウエア、ウィークエンドに対応出来る、モンクレール初となる旅行鞄も登場していましたね。

 こちらは、フライトジャケット、N-3Bをモチーフにした、コート・レングス・パーカーです。ボディにはかつてミリタリーウエアで使用されたようなコットンキャンバスをベースに、ショルダーやエルボーパッチにはグレーのメランジェのボイルド・ウール・フエルトが使われています。フードにはシープヘアのライニングとコヨーテのファーのトリミングが、どことなくクラシカルなのにカジュアルで取入れ易いアイテムになっていましたね。

 いやぁ、、、良いですねぇ~。ダウンジャケットのシャカシャカした感じが苦手な方には、ピッタリな、クラシカルで人好きのするデザインですね。

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 はい、こちらはTHOM BROWNE(トム・ブラウン)がクリエイティブ・ディレクターを務めるMONCLER GAMME BLUE(モンクレール ガム・ブルー)のコレクションからです。モンクレール ガム・ルージュがレディースで一番リュクスなコレクションならば、こちらはメンズで一番リュクスなラインになります。

 毎回MILANO MEN'S COLLECTIONで作品を発表し、今回はスコットランド、ハイランドゲームスにスポットをあてたコレクションとなっています。雪深い森の中に登場するのは、スコットランド的なキルトスタイルのモデル君達。様々なタータンチェックはキルティングが施され、ウールのメルトン素材はリップストップ等とコンビになり、ハイブリッドなマテリアルを使いながらも、クラシカルな良き時代のスコットランドの風景を見事にコンテンポラリーに表現しました。

 いやぁ、スカート男子的には溜まらないコレクションでした。。。ご案内を頂いて時から実物を見るのが楽しみでしたね。。。。。はい、こちらファーストルックで登場したジャケットです。一番イケメンモデル君が着用していました。スコットランドのフィッシャーマンのような縄目模様が施されたニットを使い、ジャケットに再解釈されたアイテムです。ピッタリとタイトで、胸の下のボタンの部分はキュッと閉まり、かなりモードな感じでしたね。

 私がカジュアルなスタイルでお邪魔しちゃったので、普通見えますが、かなり手の込んだラグジュアリーなアイテムでしたよ。是非、キルトスカートやシャツにネクタイ等フォーマルなスタイルで、全身スコティッシュなムードで楽しんで頂きたいですね。


 MONCLER GAMME BLUE 2013-14 F+W MILANO MEN'S COLLECTIONはこちら からどうぞ。



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 モンクレールを世界的にも認知されたブランドにした最初の切っ掛けが、1968年フランス、グルノーブルで開催された冬期オリンピックにて、フランス代表の公式ウエアを制作した事ではないでしょうか。ファッショナブルでタウンユースなアイテムを充実させて行く一方、テクニカルな部分でもきちんと進化を続けているのがこのブランドの素晴らしい所で、それでこそモンクレールというブランドが現在世界中で愛されている理由なのです。

 記録出すアスリート達に愛されたスタイルは、このMONCLER GRENOBLE(モンクレール グルノーブル)というコレクションで大切に継承され、メゾンの中でもよりラグジュアリーで機能的なスピリットは大切に受け継がれています。実際、ヨーロッパのリュクスな貴族達はこういうウエアを着て、ウィンタースポーツを楽しみます。

 今シーズン、このブランドはニューヨークで感動的なコレクションを行いました。Gotham Hallの円屋根の天井の下には10mの高さにもなる5列の段上に揃った370人のモデル達を登場させ、このメゾン誕生のスピリットを強く感じさせる、ハイブリッドなコレクションを衝撃的に世界にアピールし、大好評を得ました。

 ニュートラルにカラーリングされたコレクションの中で、アルプスの厳しい自然の中で芽吹いたような、様々なグリーンのグラデーションがコレクションにコントラストを付けます。レディースでは防寒性にすぐれたブレーズ編みのフリースが登場し、シープスキン、ポニースキン等もテクニカルな要素に偏りがちなスタイルに、さりげなく華やかさをプラスします。メンズウエアはクラシカルなツイードやカムフラージュを刺し込んだマクロな千鳥格子等クラシカルでとにかく軽いアイテムが印象的です。

 こちら、しっかりヘルメットを被ったやる気マンマンのウエアは、右側がビストレッチ・テクニカル・ナイロンという素材を使用しています。裏地には薄膜多孔子フィルムをラミネートした素材が使われ、保温性を保ちながら、衣服内の蒸気や熱を外に放出するというハイブリッドな仕様になっています。

 左は高密度のナイロンにpied-de-poule(千鳥格子)のプリントを施した物で、ショルダー、フードはナイロン・キャンバスが使用されています。

 このブランドの大部分のアイテムに当てはまる特徴ですが、撥水性に優れた硬化プラスティックのジッパー、完璧なアンダーガード、サングラスやスキーパスを収納出来る様々な機能的なポケット等が施され、本格的にスキーやスノーボードを楽しむ方々にも満足の行くコレクションになっていましたね。

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 モンクレールのニュースとしては、また新しいプレゼンテーションが、後日代々木の東京・国立競技場で開催されましたのでお伝えしますね。今回メインコレクションの中に、MONCLER W(モンクレール ダブリュウ)というコレクションが誕生しました。

 こちらはホワイトマンテニアリングのデザイナー相沢陽介氏がデザインした新しいコレクションで、今回初お目見えという事で、会場には1958年に建設され、1964年の東京オリンピックではランドマークとなったこの場所が選ばれました。相澤さん的にはこのトラックの独特の赤の色に拘ったそうですよ。

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 相澤 陽介氏により設立されたホワイトマウンテニアリングは、メンズウエアのジャンルにおいて、デザイン、実用性、テクノロジーを追求した東京のブランドで、母国日本はもとより世界中の高感度なファショニスタ達に大人気のブランドです。そのデザインコンセプトは驚く程モンクレールと類似し、今回相思相愛のコラボレーションでコレクションがクリエイトされました。

 会場に沢山飾られていたイメージビジュアルは全てオリエンタル。メイド・イン・ジャパンのインパクトと、現在好景気に湧くアジア市場をもターゲットに考えたコンテポラリーなムードですね。
 
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 日本人らしいさりげない奥ゆかしいデザインと、細部迄気を使ったディテールは、発表されたこの時点で日本を始めとするファショニスタな男子達に絶大に支持されそうな気分がしました。

 ヨーロッパでは特別なスキーウエアとかではなく、デイリーのスタイルの延長でウィンタースポーツを楽しむ方々が多いですね。逆に日本では、白くてモコモコ過ぎるスポーツウエアのウエアや、突然ビビットなカラーのアイテム等、日常のスタイルからは違和感のある物も数知れず。。。。そんなイメージを払拭するデイリーにも通用する、ナチュラルなファショナブルなアイテムが充実していましたね。

 こちらなんかも左側のポケットの上に、小さなフラップポケットがデザインされています。マニアックなオシャレ男子にはこういうディテール、溜まんないんじゃないでしょうか。。。。

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 クラシカルなフェア アイルモチーフのジャカードも、ハイブリッドな高密度のナイロンとコーディネイトされ、とてもコンテンポラリーで、ポケットのフラップの幅やエルボーパッチのサイズまで、日本人ならではの細やかな配慮が感じられます。グレー、グリーン、カーキ等にさらにスモーキーなフィルターを掛けてシックにし、オリジナリティー溢れるキルティッグのパターン等で面白い効果を狙っていましたね。

 今年8月から世界中のフラッグショップ、一部のセレクトショップで発売が開始される予定ですので、完売続出になる事は間違いなしですので、気になった方は早めのチェックを忘れずに!!!

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 真っ赤に会場を彩っていたライトは突然、寒い冬の夜のような澄んだブルーに変わります。すると突然雪が降り出します。初夏の東京に雪の舞散る演出。。。。さすがモンクレール、ただのプレゼンテーションでは終わりませんでしたねぇ~。。。。


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