オリンピック

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今回のオリンピック 日本の方々は
色んな事で勉強になったのではないでしょうか?


一番印象に残っているのは、
ソフトボールの上野由岐子選手の言った言葉、
記者が、「素晴しい才能ですね。」と言ったのに対し
「いいえ、才能ではなく、練習です!」と、
きっぱり一言。
3試合連投で413球。
指先にまめを作り、それが潰れて血が滲み、
腕は肉離れをおこしても勝ち取った金メダル。
また、ソフトボール選手の方達には
新鮮な驚きが私にはありました。
選手の中にはスーパーでレジをしている方、
月給20万円台のお仕事に就いている方が多いと聞きました。
それに比べると野球選手は億単位の年俸。
勝って当たり前のプロの選手ばかりだったのではないでしょうか?


その昔、スカルノ大統領が
私の肖像画を描いて頂くために、
伊東深水画伯をインドネシアに招きました。
その時に言った画伯の言葉、
「私が鏑木清方先生に弟子入りした時、
私より才能のある上手な人が多勢いました。
でも私は、彼らが1日に30枚の絵を描いて練習している時、
私は100枚描き続けました。私が今あるのはそのお蔭です。」


上野選手の言った「練習」です。
この言葉は星野ジャパンにはどう響くのでしょうか?
私は星野ジャパンが北京へ向かった時から、
このチームは負けると思っていました。
私は野球の事はよく判りませんし、
またスポーツ誌を毎日見ているわけでもありません。
けれどいろんな球団から、
どんなに優れた選手を選抜していたとしても、
この選手達の顔合わせは初めてでしょう。
にも関わらず、この選手達が一丸となって
練習している姿を見ていません。
8月2日から7日頃まで強化合宿を
行なっていたという事ですが、成果がなくては……。
どんな優秀な選手達もこれまでは敵同士だったのですから。
韓国、キューバ、アメリカの選手たちは、
オリンピックに向けて猛練習をしていました。
韓国は国をあげて、
休業して練習するようにと励ましていたそうです。
星野ジャパンは、
そのようにはしていなかったのではないでしょうか?
星野監督は阪神を18年振りに優勝させ、
名声を博したのは5年前。
私も日本におりましたので、
その時の熱気と感動を覚えています。
しかし、監督はもとより実践から離れていた星野仙一氏。
韓国の野球関係者の人達は対戦初日の日に、
「日本には勝てる。」と思っていたと
理由をこう話しました。
「韓国の選手達は一丸となってボールをずっと追い続けた。
ベンチにいる人達も真剣な顔をしてボールを見続けていた。
しかし、日本の選手達はお喋りをしたり笑ったりしていた
その姿を見て、「日本には勝てる。」と思ったそうです。


星野監督は日本のTVコマーシャルにも
随分出ていらっしゃいました。
これから敗軍の将の顔をテレビで見るのは辛いですね。
選手の奥様方に、野球ボールの形をした花を贈り、
「北京でも花を咲かせます」と
細やかな気配りをして、人望もあり、
愛妻家であったことでも知られる方、
しかし、まともな練習もせずに、
オリンピックに向かうなんて、
オリンピックの何たるかも知らず、
軽くみていたのではないでしょうか?
アテネの時は特別チャーター機で選手村にも入らず、
全員が高級ホテルに宿泊、
日本から高級食材を持ち込み、
料理人まで連れて行った大名行列で銅メダル。
今回もアテネと同様に特別機で行き、
高級ホテルに宿泊。
日本大使館では特別な歓迎会をもって迎えられ、
スター扱いだったと聞いております。
昔はオリンピックと言えば、
働いている人のアマチュア大会でしたが、
今は億の年俸を得ているプロの選手が、
堂々と出場する場にいつの間にかなっています。
贅沢な選手団が惨敗とは情けないと思います。

野村克也監督が
「何故、俺にしないんだ」と仰ったそうですが、
「星野仙一監督ならお金が集まるが、

野村監督ではお金が集まらない」のだそうです。



谷亮子選手


「田村でも金」「谷でも金」「ママでも金」と
目標を掲げていた亮子さんには
勝たせてあげたかった。
きりっとした顔に悲しみの影を宿して、
私まで胸が痛みました。
あるパーティーでお会いした時から、
小さな身体に闘志を漲らせている亮子さんが大好きです。
ロンドンに居た時、男の子誕生の知らせを聞き、
ハロッズで帽子つきの可愛らしい絹のドレスをお送り致しました。
夫の谷氏が、「銅でも、僕にとっては金。」と
言った言葉に美しい夫婦愛がみられて胸がジーンとしました。
名言です!



フェンシングの太田雄貴選手


柔道の競技人口は日本で80万人、
フェンシングはたった5千人。
このマイナーで、しかしエレガントな競技に陽の目を
浴びさせたことは大きな功績で、
拍手喝采を送りたいと思います。
インタビューで、
「他のグループ競技では勝った時に抱き合う人は
沢山いるが、僕はいつも同じコーチただ一人」、 また、
「今迄は、日暮里駅で重い荷物をいくつも持って乗り換えていたが、
今回メダルを胸に日本に帰って来たときは、フェンシング協会の人が
迎えに来て家まで車で送ってくれた」と、彼は可愛いらしい方ですね。



体操の内村航平選手


すばらしかった。これからが楽しみです。

日本の水泳協会は北島康介選手を
それぞれの競技に出場させても良かったのではないでしょうか?
アメリカの選手は一人でメダルを7、8個もさらっています。
日本は各選手それぞれの競技を振り分けたりせずに
北島選手を他の種目にも出場させても
良かったのではと思います。
記録や原理から明白な結果が出た
スピード社の水着を着なかった3人の水泳選手の
実力だけの結果はどうだったのでしょうか。


中国が観客を動員して中国の観客が
アンフェアで礼儀を知らないとの
国際的非難を浴びないために、
観客数の少ない競技の所などに、その方達で埋め、
公平な声援を送り、応援を最後まで続けてくれました。
日本の観客がまったくないスタジアムで日本の選手達は
それで助けられ勇気づけられていた筈です。
それなのに、日本は「やらせ」だと
非難していましたが、何と小心で恥ずかしいことか。

可愛らしい女の子と歌の上手な女の子と、
二人いたっていいじゃないですか。
花火がCGだったと非難、なぜですか?
あのような大空に、
あの広さにわたって花火をあげれば、
普通の民間の住宅等に影響があります。
降ってくる花火の残骸による被害、
火事だって起こりかねない。
CGを使って、本物のようにあれだけ美しく
効果をあげた中国を褒め称えるべきでしょう。
あの素晴しい開会式にケチをつけるのはおかしいですね。
これこそ負け惜しみ。
ただ、50種類もの民族衣装を着た子供達が
全員漢民族だったというのは、何かやるせない。
やはりそれぞれの民族の方達の代表が着て
行進すべきだったと思います。
その方が民主的で、チベットやウイグル、
モンゴル系や満州のお子さん達がいたら
「平和と愛」をずっと世界にカラフルにアピール出来たのに残念。

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