致しました♪
公演からしばらく時間が経ってしまい、申し訳ありませ
ん(＞人＜;)
IL DEVUにとって、産みの親であり心の故郷、まさにタイ
トルにあります『魂の歌』を奏でるに相応しいホールでの
コンサートでした。
今回はそれぞれが想い想いに魂を感じ、魂を込めて演奏す
べき曲を前半にソロで演奏し、アンサンブルに於いては、
日本の合唱界を代表する二人の作曲家、木下牧子さんと信
長貴富さんの作品を中心にプログラムを組ませて頂きました。
木下牧子さんには、ア・カペラの名曲『鷗』をDEVU用に伴
奏付きでアレンジして貰い、詩；やなせたかしさんの名曲集
『１０のメルヘン』を二日間掛けて全曲歌い、信長さん作品
は名曲『夕焼け』や信長さんが編曲された小田和正さんや財
津和夫さんなどによる昭和歌謡の名曲を演奏致しました。
それに加え、今回のタイトルの『魂の歌』に相応しい曲とし
て復興や鎮魂の意味を込め、日本じゅうで歌い継がれる名曲
『花は咲く』をDEVUで度々お世話になっている新進気鋭の
女性作曲家、森田花央里さんにお願いし、DEVU版として初
披露させて頂きました。
今回はほぼ初披露の曲でのコンサートとなり、今後のDEVU
のレパートリーとして、いずれの作品も歌い継いで行きたい
と思える手応えを感じるコンサートとなりました。
以下、余り今回も写真が無いのですが、白寿ホールさんの
写真をお借りして、演奏中の写真も含め、ご紹介させて下さ
い♪
【河原さんソロ】
魂の歌にふさわしく、厳かなシューベルトの曲でスタート。
まるで楽譜が十字架のように見えます。
【山下さんソロ】
『憩え我が魂』というリヒャルト・シュトラウスの名曲、
まさに今回のタイトルそのままの曲を、美しく品格ある
声と音楽で集中力ある素晴らしい演奏でした。
【大槻ソロ】
曲目の内容ではなく、作曲家自身の活動に魂の歌を感じ
てのリストの名曲、ペトラルカのソネットを演奏させて
頂きました。リストは、作曲家が習作的に行う、他の作
曲家の模倣を生涯かけて行いました。作曲家としてだけ
でなくピアノのヴィルトゥオーゾとして歴史に名を残す
程だったリストは、当時才能あっても有名では無かった
作曲家による作品をピアノ用に編曲し自身が弾くことに
より世の中に伝える活動をしていました。このヒューマ
ンで温もり溢れた活動に、魂を感じての選曲。
【青山さんのソロ】
オペラはもう、ベルカントからワーグナーまで何でもご
ざれの青山さんですが、実は一番得意とするのが宗教曲
のソロ。彼の持ち前の品格ある声と表現が宗教曲ではと
てつもなく崇高な音楽へ導いてくれます。預言者エリア
の名曲、素晴らしい演奏でした。
【望月さんのソロ】
テノールなら誰もが歌いたいと思う、ヴェルディ作曲の超
難曲を朗々と自身の歌にしてしまう、望月さんの凄さ。
改めて今回も同じくテノールとして尊敬し敬服致しました。
あ、ブログ書いてるのは毎度、つっくんこと大槻です（笑）
【アンサンブルステージ前の山下さんＭＣ】
なかなか本番中にこうした写真無かったので、とても嬉しい
です(o^^o)リーダーの山下さんが話してる所ですね♪
みんなリラックスして耳を傾けています(^ ^)
【アンサンブル中の一枚】
弦楽四重奏のように、毎度譜面台を立てての演奏スタイル。
暗譜しろよ！と思う方ももしかしたらいらっしゃるかもし
れませんが、楽譜を見ることにより、周りの音を聞いたり
バランスを感じたり、アンサンブルをする上ではとても大
事なスタイル。伴奏パートも視覚的に確認できますし、オ
ーケストラのそれととても似ていると思います。
【アンコールを終えて】
タイトルに相応しくDEVUを代表する名曲『いのちの歌』
をアンコールに演奏し、カーテンコール。
お客様の温かく熱い反応に演奏し続けたメンバーの心が
癒される瞬間です(^ ^)
白寿ホールさんには、結成から６年、毎年必ず声を掛けて
下さり、DEVUにとってはどこのホールよりもまさに魂が
篭っている唯一無二のホール。
来年もhakujuでのコンサートを予定してます。毎回早い段
階から完売の人気コンサートですが、皆様どうぞお楽しみ
に♪
【今後のDEVU】
オーケストラ・アンサンブル・金沢さんとのコラボ企画。
初日はクローズド、非公開でのコンサート。
こちらは彦根で一般公開の同じＯＥＫさんとのコンサート。
そしてDEVU発祥の場所、長野の松本ハーモニーホールで
の三回目のコンサート。チラシからもDEVUのことを愛し
て下さってるのが良く分かります（笑）
以上、今後ともIL DEVUをどうぞ宜しくお願い致します！！