連続テレビ小説「ハナちゃん」
第２話 「おら、友達に会いにきた」
大女優 鈴鹿うさ美こと うさこ
うさ美「はじめまして！ あなたたちが茶柱ピンピン娘ね？」
デラ子「いいえ、デラ潮のメモリーズです」
うさ美「あなたがカワイイ方のハナちゃんね。
やっと会えた！！写真ではみてたけど、
実物はホントにカワイイ！スタイルも抜群ね～」
デラ「そして私が・・」
うさ美「ああ、太巻きことデラ巻さんね？」
デラ子「ヘイガール！（両手を交差し脇に挟みながら）」
ハナ「・・・・」
デラ「あー、ごめんハナっち超人見知りなんだよ。
家じゃうるさいくらいに元気なんだけど」
うさ「貴方と同じね」
デラ「なにいってんの？俺はもう最近はメチャメチャ社交的だよ」
うさ「そうそう、みんなでわいわいやった方が楽しいと思って、
今日は親戚の子達も来てるのよ。
カワイイハナちゃん一目見たいって」
うさ親戚「こんばんわー！」
デラ「・・・・」
うさ「ちゃんちゃらおかしいわ」
その晩、オラ達は、遅くまでＵＮＯで盛り上がりました。
うさ「うう・・・・」
ハナ「ＵＮＯで惨敗し泣き崩れるうさ美さんでがす」
デラ「じゃあ俺風呂入るから」
うさ美「ごゆっくり～」
ハナ「デラ君とはどういう関係なんですか？」
うさ美「聞きたい？実は･･･・ハッ！」
風呂場から様子を覗くデラシネ
(写真はイメージです）
うさ「その話ははまた明日！」
デラ「Ｈｅｒｅ’ｓ ｄｅｒａｃｉｎｅ！！」
うさ「じゃあそろそろ寝ましょうか。
ハナちゃんはあっちの部屋にお布団引いてあるから」
デラ「オラは？」
うさ「あんたは廊下で寝なさい」
デラ「＼( ‘ jjj ’ )／じぇじぇじぇ！」
そういいつつも、ちゃんと俺の布団も用意してくれ、
自分はソファーで寝るうさはホンマええヤツやで。
その晩・・・
ハナ「キリキリキリキリキリキリキリキリ」
デラ「うわあああああうるせぇぇぇぇ」
ハナっちは今歯の矯正をしている関係で、
歯ぎしりが凄いんです・・・
デラ「うう・・・・うさこの寝ている方へ避難するか・・・」
うさこ「グーガー グーガー」
デラ「ぎゃあああああ！ こっちもうるせぇ！」
こうしてあまり眠れないまま、
東京の夜は更けていきます・・・。
東京：29時00分59秒
ごそごそ・・・
ごそごそ・・・
パカッ！
デラルス「おはよー！」
デラルス「こっそり付いて来ちゃったケロ！
みんなが寝静まってる間に、
うさこハウスを探索するケロ！」
デラルス「なかなか綺麗な部屋ケロ。緑もあるし・・・」
デラルス「緊張しているとか言ってた割に、
爆睡してるハナっちケロ。
夏ばっぱ並みに目を開けて寝ているケロ」
（ハナっちは目を開けて寝るので、寝顔が凄い怖いですｗ）
デラルス「さて、いよいようさこの寝顔を直撃するケ・・・」
うさ「おはようございます（真顔）」
デラ「うわっ！ びっくりした！」
うさ「人の家で朝から何してるんですか（凍り付くような目で）」
デラ「・・・みてた？」
うさ「バッグから取り出したピクルス片手に、
ぶつぶつ独り言 言いながら写真撮っているところを・・・」
デラ「やめてけろ！それ以上 いわねーでけろ！」
ハナっち「おはよー・・・」
うさ「あら、おはようハナちゃん。朝ご飯出来てるわよ」
ハナ「うさ美さんちの朝食は野菜とフルーツのスムージー、
そしてヨーグルトでした」
うさ美「体にはもちろん、ノドにも良いのよ」
デラ「なんか不味そう・・・」
ハナ「・・・」
うさ美「いいから飲みなさい！」
デラ＆ハナ「ゴクゴク・・・・・」
・・・
・・・
デラ＆ハナ「うわあああああああああ！！！！！！！」
うさ美「ほーら 良い声が出た」
うさ美「今日も暑くなりそうねー」
ベランダから景色を見る二人。
デラ「んじゃ、そろそろ出発すっぺ」
うさ美「あら、もう行っちゃうの。名残惜しいわねー。」
ハナっち「お世話になりました」
うさ「まあ、また夜に会うけどね。
そうだ、記念写真撮りましょう！」
うさことハナっちが出会って数年・・・
歴史的ショットです！
パシャリ！
さて、今日は１日、二人で東京を駆け抜けるよ！
続く。
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